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動画マーケティングの一つの手法、インフルエンサーマーケティングとは?

今話題のインフルエンサーマーケティングをご存知でしょうか?

インフルエンサーマーケティングとは、商品やサービスを宣伝する際に、ターゲット層に好意的な影響を与えることのできる人物(インフルエンサー)にアプローチをするマーケティング方法です。

なぜインフルエンサーマーケティングが注目されているかというと、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、SNSや動画配信サイト、ブログなどの利用者が増加し、有名人や芸能人でなくても周囲に影響を与える人物が増えたことが大きな理由のひとつです。
Twitterやインスタグラムの利用者の増加により、一般消費者の発言力が高まってきているのです。

商品やサービスの良さを企業が広告として発信しても、その魅力はなかなか伝わりづらいものです。
一方、同じ消費者という目線から商品やサービスの魅力を体験談として発信することのできるインフルエンサーは説得力があります。

例えば、新しい商品やサービスを購入しようか迷っている時に、既にその商品を使用したことのある人の口コミや友人の評価は大変参考になるものです。
このように、インフルエンサーの動画は、商品やサービス購入時の非常に大きな判断材料になるのです。

そのため、これまでは雑誌広告などに当てていた予算を、インフルエンサーマーケティングに投下する企業が増えているのです。

自分の興味のある分野の商品やサービスを利用していたり、その分野について多くの情報を発信していたりするユーザーを参考にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
このようなユーザーは、フォロワーを〇千人、〇万人と、多くのユーザーを持っています。
インフルエンサーマーケティングでは、多くのユーザーを持っているインフルエンサーに、商品やサービスを発信してもらっているのです。

動画広告においては、テレビCMや動画配信サイトで動画視聴をする際に、動画の前後や途中で流すインストリーム広告が主流になっています。
しかし、テレビCMやインストリーム広告はあまりターゲット層を絞った広告とは言えません。

また、テレビCMは流し見をしたり、CMが終わるまでテレビ画面から離れてしまったりする方が多いのです。
インストリーム広告の場合にも、スッキプすることのできる動画広告はほとんどの視聴者が広告を見終えることなく終わってしまいます。
そのため、インフルエンサーマーケティングは、企業にとって非常に重要なマーケティング方法になってきました。

これまでSNSというと、TwitterやFacebookが主流であるとされていました。
しかし、現在ではインスタグラムがユーザー数を大幅に越えました。また、多くのユーザーのいるFacebookも、40代~50代のユーザーが多く、若者世代へのアピールは難しいと考えられています。
インスタグラムやYouTubeの利用者がTwitterやFacebookの利用者を上回っており、現在ではこちらが主流となったといっても過言ではありません。

■インフルエンサーマーケティングの種類

・Twitter

Twitterでの広告は、テキストだけでなく、動画や画像を合わせての投稿が一般的です。
Twitterには一度で発信できる文字に制限があるため、タグは比較的少ない傾向にあります。

タイムラインは流し見をしているユーザーが多い為、目に留まりやすく、短期間で認知してもらう表現が必要になってきます。
内容が広告であっても「面白い」と思わせることができれば拡散され、多くのユーザーに見てもらうことができます。
Twitterの拡散力はすごいもので、投稿によっては一度の投稿で大きな反響があるかもしれせん。

・Instagram

Instagramの場合には、主に静止画での投稿になります。
インフルエンサーに商品を身につけてもらったり、商品を使用している様子を写したりしているものを投稿してもらうことが多いです。
例えば、化粧品であれば化粧品単体を写すのではなく、口紅を塗っている姿を写したり、洋服や鞄の場合には、お洒落な背景を使用したりコーディネートと合わせて写真を撮ったりする工夫がされています。

また、Instagramで投稿をする際にはハッシュタグを多用します。
ハッシュタグをつけることで投稿がキーワードごとにカテゴリ分けされ、カテゴリを検索したユーザーが投稿を発見しやすくなるのです。
自分のフォロワーでなくても投稿を見てもらうことができるので、多くの人の目に入れることができるでしょう。

・YouTube

企業から依頼された商品を、YouTuberが動画内で紹介する動画です。
主に企業がYouTuberに商品を提供して商品を試してもらう動画です。
企業が商品を提供することから、「提供動画」と呼ばれており、「広告」という固いイメージがなくなりつつあります。

しかし、企業からお金をもらって良いレビューをしていることから、よい印象を持ってもらいづらいという欠点もあります。
一方で、「この人が勧めるならば」と好意的に見てくれるユーザーがいることも確かなことなのです。
レビューが嘘くさくなく、ユーザーからの信頼がなければ難しい方法かもしれません。

インフルエンサーマーケティングで最も注目されているのは、動画を使用した広告です。
中でも若者世代に絶大な人気を誇っているYouTubeを利用しての広告が最も多く使用されています。
インフルエンサーに選ばれる方の多くは「YouTuber」と呼ばれる方たちです。
YouTuberとは、YouTubeに動画を投稿し、再生回数によって貰える報酬や広告収入で生計を立てている方たちのことです。

では、YouTuberにはどのようなジャンルがあるのでしょうか。

■商品紹介動画

商品紹介動画は、その名の通り商品を紹介する動画です。
YouTuberの中でも群を抜いて人気を集めているトップYouTuberがやっているジャンルでもあり、非常に人気の高いジャンルになります。
紹介する商品は、食べ物やおもちゃ、家電など、安価な物から高価なものまで幅広く紹介しています。

商品紹介ということで、あまり商品やサービスのジャンルを問わず紹介してもらうことが可能なジャンルであるといえます。

配信者が顔を出している場合と出していない場合がありますが、どちらがよいということはありません。
顔を出して配信している方が一般的だという認識が強いかと思いますが、顔を出していなくても多くのユーザーから支持されている配信者は数多くいます。

商品紹介のジャンルは、トップYouTuberがやっているジャンルということもあり、競争が激しくなってきているジャンルになります。
そのため、他のとの差別化を図るためには、商品やサービスに関する知識やトーク力が優れていることが重要になってくるでしょう。

また、YouTubeは全世界のユーザーが視聴できることを頭に入れて動画を配信することも大きな戦略のひとつです。
日本の文化や商品は、海外でも人気が高いことはよく知られていると思います。動画のタイトルや動画内に英語字幕やテロップを入れることで、海外からのアクセスを集めることもできるでしょう。

■コメディ動画

コメディは、現在人気のYouTuberを多く生み出したジャンルのひとつです。
トークやコント、身体を張って笑いをとるものまで幅広いジャンルでもあります。

若い世代に人気のYouTubeですが、特にコメディは10代~20代の特に若い世代に見られている人気のジャンルになります。
再生回数も非常に回りやすいため、このジャンルで活躍しているインフルエンサーに依頼することで多くの若者に商品やサービスをアピールすることができるでしょう。

しかし、人気YouTuberが増えたことにより、コメディのチャンネル数も年々増えてきています。
そのため、このジャンルも配信者同士での競争が激しく、他の配信者より面白い動画を作成しようとする余り、過激なものや商品やサービスを間違った方法で紹介するなどのトラブルが出てきてしまいました。
インフルエンサーとして依頼をする場合には、しっかりと見極めることが大切になります。

■ゲーム実況動画

ゲームは、子供から大人まで幅広い世代に人気のジャンルになります。
スマートフォンやタブレットが普及してからは、スマホアプリのゲームも増え、ますますこのジャンルの需要は高まっています。

ゲーム実況は世界的にも人気の高いジャンルであり、他のジャンルで活躍しているYouTuberもサブチャンネルでゲーム実況をしているケースが増えてきています。
幅広い層からのアクセスが集められることから、こちらも競争の激しいジャンルになってきています。

有名なゲームからマイナーなスマホアプリまで、知名度を問わずプレイしている配信者が多く、配信者に影響されてゲームを購入したりダウンロードしたりするユーザーは非常に多いことでしょう。

■美容・コスメ・メイク動画

美容は、メイクやコスメ、ファッション、ダイエットなどの情報を配信するジャンルです。
特に、若い女性に人気が高く、女性からのアクセスが多いジャンルになります。
このジャンルで人気を獲得するためには、メイクやコスメの知識はもちろん、そのセンスも必要になってきます。

メイク動画を制作する際には、配信者が毎日している「毎日メイク」や「100均にあるものだけを使ったメイク」、「キャラクターになりきるメイク」などテーマを決めて作られている動画が人気を集めています。

コスメはプチプラと呼ばれるドラッグストアなどで安価で購入できるものから、デパコスと呼ばれる百貨店などで購入できる高価なものまで紹介されており、学生から主婦まで幅広い世代が参考にできるジャンルになっています。

特に、プチプラの商品は誰でも簡単に手にすることができるため、人気YouTuberが紹介した商品が多数店舗で売り切れになることが多くあります。

インターネットが情報源となっている現在では、一度注目されると人気が人気を呼び爆発的にヒットすることも少なくありません。
女性をターゲットにしている商品、コスメやボディケア商品などは、特にインフルエンサーマーケティングに向いているジャンルといえるでしょう。

■ハウツー動画

ハウツーは、日々の生活で役立つ情報を動画にして配信するジャンルです。掃除や料理などの日常生活の中で役に立つ情報から、機械の使い方、楽器の演奏方法までそのジャンルは幅広くあります。

掃除方法や楽器の演奏方法などをインターネットで検索すると、さまざまな記事が出てくると思います。
しかし、掃除方法や演奏方法などは文字だけでの説明よりも、動画で見る方がわかりやすいものです。

インターネットを利用している方のほとんどが「わからないことはインターネットで検索する」という行動が当たり前になってきています。
そのため、このジャンルのニーズは高まっており、これからますます需要の高くなるジャンルといえるでしょう。

■教育動画

教育は、数学や歴史、英会話など学校で学習している内容から、本格的な英会話までを分かりやすく解説しているジャンルです。

歴史を覚えるための歌を作成したり、オリジナルの語呂合わせを取り入れたり、様々な工夫がされています。学生や塾に通っている生徒からのアクセスが多く、「教科書や参考書を見るよりも実際に聞くことで理解力を高めることができる」と、勉強に熱心な学生に人気の高いジャンルになります。
配信者の中には、実際に塾お講師をしている配信者もおり、学生からの支持を集めています。

■料理動画

初心者向けの料理から、プロのようなレベルの高いもの、お弁当などを調理している動画を配信するジャンルです。
女性、特に主婦層からのアクセスを集めています。

料理のレシピが掲載されているアプリやサイトが数多く存在しますが、レシピも文字で説明されるよりも、動画で見た方がわかりやすいものです。

コメディなどのインパクトのある動画は認知度を高めるのが比較的簡単ですが、料理動画はなかなか難しいものです。
その点で言うと、このジャンルで成功することは他のジャンルに比べて難易度が高いジャンルになります。

ユーザーに興味を持ってもらうためには、企業の工夫が必要不可欠になります。
例えば、これまでにない独創的なレシピを考えたり、見て食べて楽しい料理などを考えたりすることが重要かもしれません。
そして、主婦から支持を集めているYouTuberに調理をしてもらい、レシピで使用している調味料やの食材を勧めてもらうことで効果が期待できるでしょう。

■YouTuberに動画投稿を依頼するには?

先述した通り、YouTuber とはYouTubeに動画を投稿し、再生数に応じてもらえる報酬や動画内で再生される広告の広告収入で生計を立てています。
動画の投稿のみで生計を立てているYouTuberはごく一部ではありますが、その一部の中には、芸能人にも劣らない人気を誇り、何千何億と稼ぐYouTuberも存在しています。

こうした一般人に影響力のあるYouTuberに自社の商品やサービスを宣伝してもらいたいと考える企業が増えてきました。
こうしてYouTuberを使って宣伝を行う「YouTuber広告」が多く見られるようになったのです。

しかし、YouTuber広告で稼ぐYouTuberは少なく、一部のYouTuberに案件が集中してしまっていました。
そのため、出演料の単価が上がり、予算の少ない企業は依頼を諦めざるを得ない状況でした。

また、自社の商品やサービスのターゲットとしている層に影響力のあるYouTuberを探し、見極めることは非常に難しく、とりあえず人気の高いYouTuberに依頼してしまうことも案件が集中してしまう理由のひとつかもしれません。

■YouTuberと繋がるプラットフォーム

これまで、費用が足りず、依頼を諦めていた企業や自社の商品やサービスに合っているYouTuberが分からず依頼を断念していた企業は少なくありません。
しかし、近年では、YouTuberと企業を繋ぐプラットフォームができあがってきました。
日本国内のYouTuberに依頼をしたい場合には、マッチングプラットフォームで依頼したい仕事の告知を行うことができるようになったのです。

これまでのYouTuber広告は、広告を出したい企業側がYouTuberを指名して宣伝をしてもらうケースがほとんどでした。
しかし、企業とYouTuberを繋ぐプラットフォームができたことによってYouTuber側が案件を探すことができるようになったのです。

これまでは、人気の高いYouTuberにしか来なかった仕事が来るようになり、YouTuberにとって大きなメリットになりました。

企業としても、これまでよりも安価で、尚且つ「自社の商品やサービスを認知してもらいたいファンを持っているYouTuber」を探しやすくなったのです。
これにより、限られた予算でマーケティングが行えるようになりました。

■プラットフォーム利用の流れ

企業側は、広告内容の詳細を決め、案件の募集を行います。
企業の予算に合わせて、企業のターゲット層が多くファンを持つYouTuberを精査します。
主に、チャンネルのジャンルや特性、チャンネルの登録者数、動画の再生数などが精査され、案件に合うYouTuberを提案してもらいます。

YouTuber側は、プラットフォームに登録し自分の得意としているジャンルの広告案件に応募します。
案件を受諾する場合には、企業側と個別契約を締結することで契約完了となります。
契約が完了した案件は、依頼された制作内容に合わせて動画制作を行います。
サイト側と企業側で確認を行い、問題がなければYouTubeに投稿します。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンサーマーケティングについてご紹介させていただきました。
SNSなどのインターネットメディアの普及やスマホの普及が進むにつれ、従来の消費者の持っていた可処分時間が、徐々にテレビや雑誌といったマスメディアから各種インターネットメディアへと移りつつあります。

それと同時に、インターネットやスマホの力によって、個人個人の発信力が増大しています。
そんな時代背景の中生まれたインフルエンサーマーケティングは、ある種当然なマーケティング手法であると言えるでしょう。

新たなマーケティング手法をお探しの方は、こちらのインフルエンサーマーケティングという手段を検討されてみてはいかがでしょうか。