新しいコラムを更新しました。動画広告の成功事例と失敗するケースとは?成功させるポイントも解説 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

News新しいコラムを更新しました。動画広告の成功事例と失敗するケースとは?成功させるポイントも解説

新型コロナウイルスの蔓延により、家で過ごす時間が増えました。
そのような状況下において、YouTubeなどを活用した動画視聴やSNSの利用頻度が高まっています。

マスメディア広告からインターネット広告へと移り変わっていく中で、動画広告の市場はさらに拡大すると予想できます。
そのため、動画広告の導入を検討するケースも増えているのです。

そこで今回は、動画広告の成功事例や動画広告が失敗になるケース、動画広告を成功させるポイントについて解説していきます。
これから動画広告の導入をしようと考えているのであれば、ぜひ目を通してみてください。

動画広告の成功事例8選!

はじめに、動画制作の成功事例からみていきましょう。

アウディー社の事例

アウディー社は、YouTubeのインストリーム広告に導入されているスキップボタンを逆手に取った手法で視聴率100%を達成することに成功しました。
アウディー社が取り入れた手法というのは、5秒完結の動画を制作するというものです。
5秒立つとスキップされてしまうため、スキップされないようにするには5秒で完結する広告を作れば良いという考えによるものです。

YouTubeのインストリーム広告はスキップする人がとても多いため、視聴率を100%にすることは難しいと考えられています。
しかし5秒で完結する広告を作ってしまえば、スキップされることなく見てもらえます。

この広告で紹介しているのは新型のR8です。
R8が持つ高いパフォーマンス性を知ってもらうために、冒頭のわずか3.5秒で自足100kmまで加速できるという走破性を紹介し、スピード感を体感できるようにしています。
残った1.5秒で商品名と社名を紹介するという形になっていて、最後に「もうスキップ可能です」というユニークなテロップを出すことで、視聴者の関心を集めることに成功しました。

YouTubeのインストリーム広告の課金システム(30秒以上視聴すると料金が発生、30秒以下の場合は最後まで視聴すると料金が発生)を上手く活用し、広告費を抑えることに成功した事例です。
広告費を抑えながらも費用対効果は上がっています。

VIVIEN社の事例

VIVIEN社は、Facebook動画を活用し、ターゲット層となっている20代から30代の女性の興味関心を惹くことに成功しました。
恋愛ドラマ仕立ての動画広告を制作することによって、ターゲット層となる世代から支持されるようになり、ブランドイメージの浸透を成功させた事例になります。

VIVIEN社にはブランドイメージを若年層向けに変えていきたいという課題がありました。
その課題をクリアするために、若いカップルを主人公とした恋愛ドラマ風の動画広告を4本制作しています。
広告の中には商品やブランドに関する内容は盛り込まれていませんが、20代から30代の女性を惹きつけられるような仕上がりになっています。

そのような広告を制作した結果、閲覧数はおよそ350万にも上りました。
ターゲット層となる世代のリーチ数は87%を達成していて、コンバージョン率は1.7倍になっていることから、成功した事例の1つとして挙げられます。
コンバージョン1件あたりの費用は50%ほどまで削減できたという点も、成功だと言える所以です。

株式会社ダスキンの事例

株式会社ダスキンは、ダスキンライフケアーという介護支援サービスに関するプロモーション動画を制作しました。
40代から60代の女性をターゲットとしているサービスです。
ターゲット層に合わせて分かりやすいストーリーのアニメ広告に仕上がっています。

介護施設などに対するプロモーションはBtoBの成果を得ることはできますが、サービスを利用する家族などからの認知度を高めることが難しいという点が課題でした。
認知症の介護はとても過酷な実情があるため、実車ではリアルすぎるという懸念点もありました。
そこで株式会社ダスキンでは、リアルさを薄れさせるためにアニメを活用することを考えたのです。

アニメのプロモーション動画を制作することによって、一般の人からの反響を得ることができ、問い合わせ件数も倍増したと言います。
問い合わせ件数が増えただけではなく、サービスの利用につながっていきました。

Tuft & Needleの事例

Tuft & Needleは、「誰にとっても快適なマットレス」というコンセプトを掲げ、マットレスの購入を促せるような動画広告を制作しました。
マットレスは見た目だけで商品の使い心地を見分けることができないため、自社の製品と他社の製品にはどのような違いがあるのかという点を視聴者に伝えることが大きな課題となっていました。

製品の違いを視聴者に伝えるためにTuft & Needleの動画広告では、プールに空気マットを浮かべてくつろぐ男性とベッドで眠っている男性をシンクロさせています。
そうすることによって、Tuft & Needleが手掛けるマットレスがいかに快適なのかということをアピールしました。

YouTube広告のターゲティングを活用し、「最高のマットレス」などのキーワードで検索している人や自社サイトにアクセスしているユーザーなどのターゲット設定を行ったのです。
的確なターゲティングができていたため、品質にどのような違いがあるのか視聴者に知ってもらうことができました。
その結果、設立からわずか5年という短い期間でおよそ100億円もの売上を達成し、利用者の数は100万人を超えています。

リノベ不動産の事例

リノベ不動産は、マイホームの購入を考えている潜在顧客にたいして自社が手掛けるリノベーション住宅をアピールするための動画広告を制作しました。
視覚的にアピールできる方法なので、購入後のイメージが沸きやすいというメリットが生まれるためです。

リノベーション住宅は、一般的な認知度が現状では低いため、マイホームの購入を検討している人の目にとまりにくいという課題がありました。
リノベ不動産では中古住宅の購入からリノベーションまで一貫した対応ができること、理想的な住まいを手に入れられることを全面に押し出した動画を制作しました。
そのような動画広告を制作することによって、マイホームの購入を検討している層に認知してもらうことに成功しています。

これまでの実績もあるため、潜在顧客が具体的なイメージを持てるような動画を作ることができています。
動画広告を発信した結果、問い合わせ件数の月間平均が85%もアップしました。
それだけではなく、問い合わせ獲得単価を50%も削減できたという実績も残しています。

日産自動車株式会社の事例

日産自動車株式会社は、新型車のプロモーションを行うためにいくつかのターゲットごとに分けた動画広告を制作しました。
複数のターゲット層に向けたプロモーションを行い、日産の車に興味がなかった人を新顧客として獲得することが目的となっています。
興味を持っていなかった人からの興味関心を高めることが課題ということになります。

ターゲット層を細かく設定することによって、それぞれにアピールしやすいメッセージを持たせることを重視しました。
新しい装備にはどのような魅力があるのか、昼と夜ではどのような違いがあるのかなど1,700を超える動画を制作し、ターゲット層を組わせて配信するという手法を取り入れています。

そのような広告動画を発信した結果、USP(Unique Selling Proposition:自社独自の強み)認知度は17ポイントも上昇しています。
そして、購入意欲やブラントに対する好意度も高まるという結果になったのです。
これまではどちらかというと男性向けというイメージを持つ人が多かったですが、女性からの興味関心も高まりました。

Moontonの事例

モバイル向けマルチプレイヤーオンラインゲームを扱っているMoontonは、人気のインフルエンサーを起用した動画広告を制作しました。
インフルエンサーのフォロワーを対象にしたことにより、世界各地で新規顧客を獲得することに成功しています。

世界各地に新規プレイヤー獲得が大きな課題になっていたため、インフルエンサーを起用することで効果を得られないかと期待してスタートした取り組みです。
ターゲット層を幅広く設定すること、インフルエンサーのフォロワーとターゲット層に共通点があることを重視しました。
動画は、インフルエンサーがゲームに出てくるキャラクターをコミカルに演じることで、潜在顧客にたいして魅力をアピールするというものです。

インフルエンサーを起用した動画広告を配信した結果、コンバージョン率は35%も上昇しています。
アプリのインストール数も増加していることから、成功した事例だと言えます。
インフルエンサーを起用した広告とそれ以外を比較してみると、インストール単価は14%も抑えることにも成功しているのです。

Whisper India, P&G社の事例

Whisper India, P&G社は、インドにおける女性差別をなくすために動画広告を制作しました。
インドでは、女性特有の整理に対する偏見が昔からあり、生理中の女性には様々な制限が設けられています。
そのような習慣は良くないものだと考え、生理用品を取り扱っているWhisper India, P&G社は無くすことがインド社会における課題としています。

「ピクルスの壺に生理中の女性が触れるとピクルスが腐る」という迷信がインドにはあります。
それに対して「TOUCH THE PICKLE(ピクルスに触ろう)」というキャンペーン動画を制作したのです。

インドの古い習慣に対して疑問を抱く人も少なくありませんでした。
290万人もの女性がその動画に賛同し、女性蔑視に関する議論のきっかけにもなっています。
Whisper India, P&G社の支持率も91%まで上昇していることから、ブランディングにも成功していると言えます。

そんなWhisper India, P&G社のキャンペーン動画は、カンヌ・ライオンズのグラス部門でグランプリを獲得しました。
グラス部門は、性差別や偏見に関する問題提起をして社会に貢献したと考えられる広告が集められる部門です。
カンヌ・ライオンズは世界でも最大級の広告賞として知られているため、そこでグランプリに選ばれたことにも大きな意味があります。

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お客様と一緒に制作を進行していきます。

  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

  • 藤田 秀幸
    営業・制作進行責任者
    藤田 秀幸

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