Videoプラスチックペレット乾燥機PR動画制作事例・3DCG　大同トレーディング株式会社様

動画制作の背景

大同トレーディング株式会社様はプラスチック関連の専門商社として、射出成形機、押出機、ブロー成形機、産業用ロボット、自動取出機、樹脂乾燥機などの設備提案及び販売をしている企業です。今回は、プラスチック材料を乾燥させる製品「プラスチックペレット乾燥機」のPR動画を作成したいというご要望をいただきました。

動画の内容

インパクトあるテロップ演出や3DCGを活用して、高機能な製品の優位性をアピールしています。

構成のポイント

一番大事にしたのは「プラスチック乾燥機における常識を覆す製品であることを、センセーショナルに伝える」ことです。そこで今回は冒頭に3つの業界の常識を提示し、その認識がラピッドドライヤーの登場により時代遅れになったことを強調しました。最初に強い興味づけを行う流れにすることで、イベント会場でこの映像を見かけたお客様に積極的に質問してもらえるのではないかと考えました。また、製品の特徴や機器構造を視覚的に示すために3DCGを用いることで、わかりやすさを追求しました。

デザインのポイント

先進的な製品ということや、優位性をインパクトあるキャッチーなコピーで煽る演出イメージに合わせ、太い書体で文字間も詰めてソリッドなテロップデザインを全編に施しました。色数は増やすほどカジュアルになっていくため、今回は実写や3Dの映像に載せるデザインは白と黒というモノトーンに限定。お客様が要望する、スタイリッシュでクールな雰囲気を表現できるようにしています。

撮影のポイント

製品をあらゆる角度から撮影するため、広さのある大きめのスタジオで撮影を行いました。
機能性をアピールしたい製品の一部分をしっかりと見せるために、製品の構造を把握しながら、しっかりとその部分が撮影できるように工夫して撮影をしました。
また、お客様より先進的なこの製品をスタイリッシュに見せたいとの要望をいただいており、それに応えるため、ドリー（スムーズな移動撮影をする手法）やスタビライザー（手ぶれのない移動撮影を実現する機器）を活用。動きのあるカメラワークで、スタイリッシュに見せつつも、アピールしたい部分をしっかりと見せるように撮影しました。また、シルエットの製品が浮かび上がるようにライティングしたり、「スポットライトで浮かび上がる製品」のイメージを再現するために、スモークマシーンを用いて光線を強調するなど、照明効果を活用した演出も行いました。

編集のポイント

3DCGパートで製品の優位性をインパクトを持って伝えれるよう、編集でさまざまな工夫をこらしました。既存の常識を打ち破るという、今回の動画テーマの元、オープニングでは「常識」のテロップが砕け散る演出を採用。その後「常識」を変えるための製品がスポットライトを浴びながらスタイリッシュに登場するという、気持ち良い爽快な流れを意識しながら編集しました。製品の優位性は、3DCGでのスケルトン演出やイメージでの解説も交えながら具体的に説明。このプラスチックペレット乾燥機システムの一連の流れが視聴者に端的に分かりやすくなるよう、空気の流れをシンプルな矢印で表現したり、圧力がかかるタンク内の様子を説明する際は、外側がスケルトンになる半透明演出にするなど、3DCGならではの分かりやすい演出を行いました。専門的な技術説明をできるだけ分かりやすく伝えることができる、そんなPR動画を目指しました。