「4K」や解像度とは?4K動画や8K・フルHDとの違いとおすすめ動画・映像を紹介 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

「4K」や解像度とは?4K動画や8K・フルHDとの違いとおすすめ動画・映像を紹介

現在、家電メーカーから発売されているテレビに「4K」が搭載されるようになってきました。
耳にすること・目にすることが増えてきた4Kですが、イマイチどういったものなのか分からないという方も多いでしょう。

そこで今回は、4Kとはどういったものなのか、4K動画は普通の動画と何が違うのか、フルHD(2K)や8Kとの違いは何なのかなど、4Kについて詳しくご紹介していきましょう。
また、今回は4K動画を見る方法や、動画実例もまとめてご紹介します。
ぜひ4K動画を視聴してみたいという方は、参考にしてみてください。

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「4K」とは?

そもそも4Kがどういったものなのかというと、簡単に言えば画面の解像度を指しています。
解像度とは、映像の細かさのことです。液晶テレビというのは画素と呼ばれるドットの集合体であり、画素数によって映像の美しさが変わってきます。

画素数が少なければその分一つひとつの画素で表示できるものが荒くなってしまい、映像もぼやけた感じになってしまいます。
しかし、画素が細ければ細かいほど本物をより詳細に表現できるためリアリティの高い映像となるのです。

では、4Kがどれくらいの画素数で、映像美はどうなっているのでしょうか?
4Kの画面には縦2160画素・横3840画素、計829
4400個もの画素が集まっています。

2011年から地上デジタル放送に移行しましたが、その前はアナログ放送が放送されていました。
アナログ放送の画素数は縦480画素・横720画素になっています。アナログ放送の頃と比べてみても、画素数が圧倒的に違うことがお分かりいただけるでしょう。

では、なぜ4Kが近年取り入れられるようになってきたのでしょうか?その理由はとても単純で、テレビのサイズが大きくなっていったためです。

昔のテレビは一般的に20~40型あたりが一般的でした。2000年代に入ると50型以上が増え始め、最近では100型を超えるほどの大型サイズも発売されています。

テレビが大型になれば画面の画素数は変わらず、一つひとつの画素サイズが大きくなってしまうため、映像がどんどん荒くなってしまいます。
例えばA4サイズの写真をA2サイズに引き伸ばして印刷した時に画質が荒くなってしまいますが、それと同じ現象がテレビでも起こっているのです。

アナログ放送時に大型サイズのテレビが発売されていなかったのも、画質の荒さが際立ってしまうためだということが考えられます。
現在はかなり画素数が増え、4Kテレビが発売されているため、大型テレビの販売もできています。

ちなみに、なぜ4Kという名前になっているのかというと、横の画素数が3840個で約4000であることから4が使われており、さらにkmやkgなどといった1000単位にKがよく使われていたため、4Kという分かりやすい表示になったそうです。
そのため、本来は「3840×2160」が正しい表記となります。

「4K」動画・映像とは?

4Kについてご紹介してきましたが、4K動画とは簡単に言えば4K対応の機器で撮影し、配信している動画を指します。
現在の動画はフルHDでの配信がほとんどなのですが、4Kに対応しているカメラで撮影された動画は、録画時の映像を細やかに残せて、より臨場感のある映像を視聴できます。

既に家庭用カメラでも4K機能が搭載されているものもあるので、4K動画を撮影したい方はぜひ活用してみましょう。
なお、ディスプレイ自体は4K対応ではないものの4K映像が撮影できるスマートフォンも発売されています。
このスマートフォンを活用すればより手軽に4K動画を撮影することが可能です。

また、自分で撮影する以外に、他の方が撮影した4K動画を配信サイトから視聴することもできます。
視聴方法は後ほど詳しくご紹介しますが、普段動画で画質調整を行っている方だとより手軽に4K動画が見られることでしょう。
もちろん、そうでない方も一度覚えてしまえば簡単に4K動画が視聴できます。

4KとフルHD(2K)の違い

4Kを耳にする機会は増えているものの、現在の主流はフルHDのままです。
4KとフルHDはどのような違いが見られるのでしょうか?

フルHDとは?

そもそもフルHDとはどれくらいの画質なのかと言うと、1920×1080の画素数で表示できるようになっています。
フルHDが誕生する前にHD(ハイデフィニションテレビジョンの略称)というものが出ていて、そちらは1280×720という画素数でした。画素数が異なるため、通常のHDと間違えないようにフルHDという名前が付けられています。

YouTubeでは2009年からフルHDに対応するようになっており、現在のほとんどの映像はフルHDに対応していることが分かります。
ただ、最近は4K動画も増えてきているので、今後4Kを視聴できる環境がどんどん整っていけば、4K動画が主流になってくる日がやってくるかもしれません。

4KとフルHDの違い

4KとフルHDの違いですが、最も大きな違いはやはり画素数です。フルHDの場合1920×1080ですが、4Kは3840×2160です。
単純に、フルHDの縦横の画素数がそれぞれ2倍、計4倍もの画素数を持っていることになります。

映像で見ても、フルHDで十分綺麗だった映像が4K動画で視聴するとより鮮明で美しい映像に仕上がっているのです。
4倍画素数が多くなっているのですから、当然のことと言えるでしょう。

また、画素数による画質の違いとも関係してくるのですが、視聴距離の違いも異なります。
これまでフルHDはテレビで視聴する際にその画面の高さから3倍以上の視聴距離で見た方が、より滑らかな映像が視聴できると言われていました。ただ、最近はテレビが大型サイズになってきていることで、視聴距離の長さも増えてきています。

視聴距離の長さが変わっても実際に視聴する距離というのは、ほとんど変わらないケースがほとんどかと思います。
例えば、小型テレビから大型テレビに買い替えたとしても、座る位置は変わらない家庭が多いはずです。

4Kテレビの場合、視聴距離が短くても滑らかで鮮明な映像を見られるので、大型テレビにはもってこいの画素数と言えます。
しかも視聴距離が近ければ視界に入る割合も増えるため、迫力はさらに大きなものになってくるでしょう。

もう一つの違いとしては、価格が異なります。当然ではありますが、フルHDテレビは画素数が少ない分価格は安く、4Kテレビは高くなります。
ただし、現在は4Kテレビの需要が増えると共に開発も進んできているため、ベースとなる価格が徐々に下がってきています。

 
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4Kと8Kの違い

映像規格は日々進化を続けており、新世代の規格として4Kを上回る「8K」が登場しました。
この映像規格は4Kとどんな違いがあるのでしょうか?違いやそれぞれの規格の比較をご説明していきます。

8Kとは?

8Kは横約8000ピクセル×縦約4000ピクセル、約320万画素の解像度に対応した映像規格です。
同画面サイズのテレビであれば、4Kなら4倍、フルHDなら16倍にあたる高精密な映像を映し出せます。業務用での用途が中心でしたが最近では民生用の実用化が始まっています。

8Kは現時点で高画質テレビの最終形と言われています。
NHK技研の研究によれば、映像サイズは視野の水平100°以上になると、映像から感じる臨場感が飽和されると分かっています。この条件に合致する適正距離は画面の高さの0.75倍(0.75H)です。

視力0.1の人は0.75Hの距離で快適に映像を見るためには、水平画素を約8000ピクセルにする必要とされています。
この研究結果から解像度8Kの規格が誕生しました。

もし16Kの映像規格が登場した場合、解像度から見る適正視距離はますます縮まり、水平視野100°を超えます。
そうなると、人間が感じる臨場感は8Kの映像とほとんど変わらないと推測されています。
このような理由から、8Kが現時点で最終形と言われているのです。

4Kと8Kの比較

4Kと8Kの差は映像の緻密性でしょう。解像度は数値が高いほど映像が細かくなり、綺麗な画質で映ります。
8Kは4Kの4倍にあたるので、より高画質であることは容易に想像が付くでしょう。
具体的にどのくらい綺麗なのかというと、微細な部分まで忠実に再現できるので、映像でありながら実物を見ている臨場感を体験できるほどでしょう。

圧倒的な臨場感を生み出す要素は解像度だけではなく、フレーム数とカラー技術も関係しています。
8Kのフレーム周波数は4Kの2倍にあたる120Hzです。
これは1秒あたりに120枚のフレームを表示できることを示します。

2倍のフレームを表示できるので被写体の動きのブレが従来の映像よりも軽減され、よりはっきりした映像を映せるのです。
また、実物の色に近付けるために、色領域は「BT.2020」に対応して明暗を区別しています。
色領域は4Kと同じですが、フレーム数と合わせることで圧倒的な臨場感を生み出しているわけです。

時代は8Kかと言われると、必ずしもそうではありません。
4K自体が普及段階であり、8K
対応の映像コンテンツはさらに数が少ないです。

また、40~60型クラスのテレビでないと、4Kとの大きな違いを認識することは難しいでしょう。
価格面も70~100万円程と高価なので、現時点では4Kでもテレビや動画の視聴は申し分ないと言えます。

そもそも解像度とは?

テレビやPCディスプレイの解像度が映像の美しさに関わってくることはわかりましたが、そもそも解像度とはどういったものなのでしょうか?
画面表示の仕組みや解像度についてみていきましょう。

画面表示の仕組み

映像を映し出すテレビやPCディスプレイといった画面は、縦横に並ぶ点で構成されています。
点はドット・画素・ピクセルなどと呼ばれ、この点が複雑に点灯を繰り返すことで映像を表示しているため、点の数が多いほど精密でなめらかな映像を映し出すことができる、という仕組みです。

解像度とは

解像度とは、画面にどれだけの量の点が並んでいるかを示すものです。
並ぶ量が少ない場合は画面の表示が粗くなるため「解像度が低い」、並ぶ量が多い場合は画面が鮮明になるため「解像度が高い」という言い方をします。
PCディスプレイでは設定によって解像度を変更することができます。
解像度を高くすると画面が鮮明になりますが、アイコンのサイズや文字の表示が小さくなるのでディスプレイサイズがあまり大きくないPCの場合はバランスが悪くなってしまい不便さを覚えるかもしれません。
ディスプレイサイズに合わせた解像度にすることが大切です。

4K動画を見る方法と動画の実例

最近はYoutubeでも4K動画が視聴できるようになっています。
4K対応のスマホやPC、テレビをお持ちの方は、臨場感ある映像を楽しんでみましょう。では、4K動画を視聴する方法やおすすめの動画をご紹介します。

Youtubeで4K動画を見る方法

まずは4K動画をYoutubeから探しましょう。
ページ上部の検索バーに「4K」と入力すれば、予測内容が表示されるので気になるキーワードを入れて検索してください。
「UHD」や「ウルトラハイビジョン」、「2160p」というキーワードでも検索できます。

見たい動画ページを開いたら動画右下にある歯車マークに注目してください。
「画質」の項目を見ると「自動1440p」と4Kではない解像度で再生されている可能性があります。4Kの画質で見る場合は、画質を2160pに設定して再生してください。

4K動画は動画データのサイズやビットレートが従来よりも高くなります。通信速度が遅かったり、端末のスペックが悪かったりすると、読み込み遅延や快適に再生されずカクカクするでしょう。
読み込みが完了してから再生するか、スペックの高い端末に買い替えることをおすすめします。

テレビで4K動画を見る方法

4K対応のPCがなくテレビを持っている場合は、HDMIケーブルで接続するとテレビ画面で動画を楽しめます。
4K動画は大きなモニターの方が高画質を体感しやすいので、より臨場感のある動画を楽しみたい方におすすめです。
Youtubeの4K動画を再生する場合は、上記と同じように動画の解像度の設定を確認した上で再生してください。

また、4K対応テレビは「新4K8K衛星放送」を受信できます。
アンテナ受信の場合は4K8K衛星放送対応のチューナーとBS・110度CSアンテナを用意してください。
ケーブルテレビの場合は4K8K衛生放送に対応したケーブルセットトップボトックスが必要です。

4K動画の実例

4K動画を見る方法をご紹介したので、ここからはおすすめ動画を3つご紹介しましょう。
4K動画が気になっている方は、ご紹介する動画から試しに視聴してみてください。

ITALY 4K ULTRA HD SAMPLER VIDEO

イタリアの街並みを4K画質で撮影した動画です。
運河沿いにルネッサンス様式やゴシック様式の建物が並ぶ水の都「ヴェネツィア」や、ローマ帝政期の闘技場「コロッセオ」などが収められています。
美しい景観に歴史や文化を感じさせる街並みを見ていると、まるで現地を観光している気分が味わえるのは、4Kだからこそ得られる体験です。
Youtubeでは他の国の街並みを撮影した4K動画がたくさんあるので、自分の好きな国や興味のある国の動画も見てみましょう。

WILDLIFE IN 4K

高画質で動物や虫を見たい方はこちらの動画がおすすめです。
トラやミツバチ、トカゲ、鳥と様々な生物が大自然の景観と共に収められています。

4K画質となると毛並みや爬虫類の肌感まではっきりと映っています。
動作や仕草が可愛いサルやクマ、大きく口を開くカバや首を振って水を飛ばすトラなど迫力のある姿を1つの動画で楽しめます。

長岡花火大会 2018 復興祈願花火 フェニックス

日本三大花火大会で知られる長岡花火大会の景色を撮影した4K動画です。
フェニックス花火は7.13水害、中越大地震、豪雪被害の復興祈願として、2005年から打ち上げられているプログラムです。

こちらの動画はワイド画面で約6分のフェニックス打ち上げシーンを視聴できます。
4Kは色領域もリアルにこだわっているので、まるで本物の花火を見ている感覚を体験できます。
過去の打ち上げ動画も公開されるので、歴代のフェニックス花火を視聴してみましょう。

まとめ

映像の画質はフルHDから、4K・8Kと進化しています。
各メーカーではテレビやパソコン、スマホの実用化が進み、映像コンテンツもYoutubeなどで増えており、気軽に超高画質の動画を視聴できる環境が整いました。

まだフルHDでも十分という人は多いと思いますが、4Kの美しい映像は一度見ると何度も見たくなってしまうでしょう。
また、4K対応のカメラも登場しているので、自ら4K動画を自主制作することも可能です。
ぜひ気になる方は対応機器を揃え、視聴や4K動画撮影を楽しんでください。

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  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

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  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

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