Video習慣化・目標達成SNS「Habee（ハビー）」PR動画　日本たばこ産業株式会社様

動画制作の背景

日本たばこ産業株式会社様は、たばこ事業を中心に、医薬・食品など多角的に事業を展開する企業です。今回制作するのは、同社が開発した習慣化・目標達成SNS「Habee（ハビー）」のPR動画です。日常生活の中で「継続したいけれど続かない」勉強・運動・早起きなどの行動を、友達と励まし合いながら楽しく続けられるというアプリの特徴を、若年層に向けてわかりやすく訴求することを目的としています。

動画の内容

この動画は、「続けられる秘訣はハビー！」というフレーズを軸に、軽快で明るいポップなアニメーションで展開しています。習慣化の対象として勉強・運動・朝活といったシーンを描き、それぞれのキャラクターがアプリを使いながら“できた”瞬間を楽しむ様子を分かりやすく表現しました。

構成のポイント

この動画の構成では、「継続できない悩みを楽しく解決できるアプリ」というHabeeの特徴を、短い時間でテンポよく伝えることを意識しました。サービス自体が“前向きな習慣化”をテーマにしているため、映像全体のトーンも明るく、ポジティブなエネルギーを感じられるよう設計しています。
冒頭ではまず、勉強・運動・朝活といった誰もが共感できる習慣化の例を並べることで、視聴者が「これは自分のことかも」と思える導入にしています。その上で「続く秘訣は、ハビー！」というフレーズを繰り返し使いながら、サービス名と目的を印象的に刷り込みました。ここではナレーションとビジュアルを完全にシンクロさせ、キャラクターがアプリのアイコンに反応する動きをリズミカルに展開することで、自然と“続けられる”楽しさを視覚的に感じてもらえる構成にしています。
中盤ではアプリのコア機能である「友達との応援・リアクション」をビジュアルの中心に据え、SNSのように“励まし合う楽しさ”をポップな演出で表現しました。リアクションスタンプが次々と飛び交う描写は、習慣化を一人の努力でなく“みんなで楽しむこと”へ転換させる象徴的なシーンになっています。
ラストは「がんばりたいこと、友達となら続けられる！」というメッセージで締め、明確に行動を促すCTA（今すぐHabeeではじめよう）につなげました。全体を通して、情報を詰め込みすぎず、テンポとリズムで理解できる構成にすることで、若い世代が思わず見入ってしまう映像体験を目指しました。

デザインのポイント

イラストデザインでは、Habeeというサービスの持つ「前向きさ」と「継続の楽しさ」を、見た瞬間に感じられるようにすることを意識しました。習慣化や目標達成というテーマは真面目で堅くなりがちですが、この動画では10〜20代の若い世代に親しみを持ってもらうことを重視し、明るくポップな色使いとシンプルな線で軽やかな世界観を作り上げました。
ベースカラーにはブランドのイエローを大きく取り入れ、ポジティブで元気な印象を演出しています。背景をあえてシンプルに保ち、登場するキャラクターやロゴ、アイコンの動きが際立つように構成しました。キャラクターは学生や社会人、運動好きなど、多様な人たちが“がんばる姿”に共感できるよう、服装や姿勢、表情を柔らかいトーンで描いています。笑顔や動きの一瞬を切り取ることで、「続けるって気持ちいい」という空気感を自然に伝えられるよう工夫しました。
また、映像のテンポに合わせてイラストが動いたときの見え方を意識し、形や配置のバランスを細かく調整しています。SNS的なリアクション演出では、スタンプや吹き出しのデザインを軽やかにし、画面全体に広がる動きのリズムを作ることで“応援し合う”楽しさを視覚的に表現しました。
全体としては、情報を詰め込みすぎず、見た人が直感的に「Habeeって楽しそう」「自分も使ってみたい」と思えるようなデザインを目指しました。色・形・余白のすべてにポジティブな温度感を持たせることで、サービスの明るい価値観をそのまま映像として体験できるビジュアルに仕上げています。

編集のポイント

編集では、Habeeというサービスの明るく前向きな世界観を、テンポとリズムで感じてもらえるように意識しました。習慣化や目標達成といったテーマは真面目に見えがちですが、この動画では“がんばるって楽しい”というポジティブな感情を引き出すことを重視し、全体のテンポをやや速めに設定しています。カットの切り替えやアニメーションの動きをBPM感覚でそろえ、見るだけで元気になれるリズムを作りました。
まず冒頭の「勉強」「運動」「朝活」といったシーンでは、それぞれの行動が連鎖するような編集を行い、習慣化のイメージを“続いていく動き”として表現しています。キャラクターのアクションとロゴの動きをつなぐトランジションでは、にぎやかなエフェクトを重ね、達成の気持ちよさを視覚的に印象づけました。音では、アプリの操作音やスタンプの弾けるようなSEをアクセントに使用し、応援し合う楽しさをリズミカルに伝えています。
中盤のSNS的なリアクション演出では、コメントやスタンプの出現タイミングを細かく調整し、友達同士のやり取りが“テンポよく続く”印象になるよう仕上げました。アニメーションの動きとテロップの切り替えを完全にシンクロさせることで、短い時間でも情報がすっと頭に入るようにしています。
最後の締めでは、文字やロゴを大きく配置し、視線が自然に「今すぐHabeeを始めよう」というCTAへ流れるよう編集。全体を通して、テンポと間のバランスで“継続の楽しさ”を体感できる映像を意識しました。短い20秒の中に、モチベーションが上がるリズムとエネルギーを詰め込んだ仕上がりになっています。