AKB48の32枚目のシングル「恋するフォーチュンクッキー」のミュージックビデオでメンバーの踊るダンスが、様々なグループが踊る「恋チュンダンス」としてYoutubeで話題になっています。
今回は、アメリカ側はテキサス州立大MDアンダーソンがんセンターの上野直人医師を中心としたグループ踊る、「恋チュンダンス」が、話題になっています。
日本側は東京、大阪、京都、神戸のがん専門病院のグループが、計46パートを延べ243人で踊っている。
冒頭「すべての撮影は医療に支障がないように診察時間外で行われました」とお断りのテロップを映して、録画時間は3分14秒。
がん医療にたずさわる医師や看護師が、がん患者へのメッセージとして作られたような感じです。
ラストの字幕に注目です!
このように最近では、企業などで「恋チュンダンス」披露することが話題になっていますが、「恋チュンダンス」企業や商品をPRするための戦略として、とても良い戦略だと思います。
今回のビデオのように、企業や自治体のトップが自ら出演するのは、アメリカなどの海外でよく使われる戦略のようです。
アメリカでは大統領が自ら出演するジョークのビデオを作ったりします。
イギリスではロンドン五輪の開会式で、ジェームズ・ボンドとエリザベス女王が共演しました。
これにより、ユーモアセンスがある人ということで親しみも高まり、イメージがアップにつながっていきます。
『恋するフォーチュンクッキー』の動画投稿においてもトップ自らが出演したことで、彼ら個人だけではなく、その団体のイメージが高まる効果が生まれています。
また、企業自体のスタッフのモチベーションの上昇、想像力を高めるきっかけにもなり、企業の人材活力の上昇もしていきます。
これには、さまざまな戦略が隠されているのです。