イベント動画の撮影・編集費用の相場│料金ごとの事例や内訳、ポイントを解説 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

イベント動画の撮影・編集費用の相場│料金ごとの事例や内訳、ポイントを解説

セミナーやイベントの様子を撮影した動画は、イベントが終了した後も自社のPRや社員教育などで活用することが可能です。自分たちで撮影から映像編集まで行う方法もありますが、クオリティの高い動画を作りたい場合はプロに依頼するのが良いでしょう。

そこで今回は、セミナー・イベント動画の撮影・編集費用の相場や内訳をご紹介します。イベント動画の撮影・編集における注意点や事例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

セミナー・イベント動画の撮影費用の相場【事例あり】

 

撮影費用によって、制作できるセミナー・イベント動画のクオリティは変わってきます。まずは撮影費用の相場別に映像のクオリティや制作事例をご紹介しましょう。

5~10万円で制作する動画

配信用のセミナー・イベント動画であれば、5~10万円で作成できる可能性があります。カメラは1台固定で、登壇者1人と小規模の撮影になるので、無観客でウェビナーを行いたい時や社員の教育用動画として活用したい時に良いでしょう。

撮影会場も自社などにすれば、費用を節約することが可能です。BGMやナレーション、資料の差し込みといった手間のかかる編集を行わなければ、納期も比較的短く2週間ぐらいで終わるでしょう。尺の長さは長くても30分程度になります。

制作事例

 

転職サービスのdodaは、ZOOMを使って転職セミナーを開催しました。その様子を録画し、アーカイブ用の動画として編集しました。

ZOOMの画面を録画しただけなので撮影費がほぼかかっておらず、大半は編集費が占めています。そのため、実写のセミナー動画でも安価で制作できています。

リアルタイムのセミナーと同じ学習効果を得られるように、字幕やテロップを入れて聞き取りづらさを解消する、無駄な部分をカットするといった工夫が施されています。セミナー動画を全6本で制作しており、動画の終盤に次の動画の概要や目的を挿入し、視聴を促す工夫をしているのもポイントです。

価格帯10~30万円
表現方法実写
約18分

10~20万円で制作する動画

予算10~20万円とする場合も、無観客の配信用セミナー・イベント動画が制作できる価格帯となります。尺の長さは30分が目安です。ただし、5~10万円の予算で動画を制作するケースよりも、クオリティの高い動画を制作できる可能性があります。

大幅なクオリティアップは難しいものの、資料を挿入やナレーション・音響にこだわることができるでしょう。編集の工数にもよりますが、シンプルな動画編集であれば納品までの期間は2週間が目安です。

制作事例

 

一般社団法人アジア経営者連合会が、10周年を記念する式典のオープニング用に制作した動画です。地図やアジア各国の静止画を使ったアニメーション動画に仕上がっています。10周年を記念するイベント用の映像であるため、発足してからの歴史を写真と共に短時間で紹介しているのが特徴です。

また、もともとある素材を編集して作られた動画であるため、制作費は比較的安価となっています。テロップやエフェクトにこだわっており、シンプルでありながらもハイセンスな動画に仕上がっています。

価格帯10~30万円
表現方法アニメーション
約2分

15~30万円で制作する動画

15~30万円となると、会場を借りて30~50人の中規模のセミナー・イベント動画の制作が可能です。セミナー・イベント動画では、最も依頼が多い費用レンジとなります。

参加者がいる集合型のセミナー・イベントを想定しているため、カメラの台数は登壇者を移すカメラと会場全体を移すカメラの2台が基本となるでしょう。それに合わせて、カメラマン1~2人となり、場合によってはアシスタントが参加します。

予算の幅は広がったので、BGMやナレーションの追加、資料の挿入など編集にこだわることが可能です。また、動画の尺も40~60分に伸ばすことができます。編集する箇所が増えて時間と手間がかかるため、制作期間は1ヶ月程になる可能性があります。

制作事例

 

東京メトロは、主幹事証券会社であるSMBC日興証券との対談形式でサステナブルについて解説する動画を制作しました。動画内では、同社のサスティナビリティへの取り組みやサスティナビリティボンド発行の理由などを語っています。

こちらの動画では、全体を移すカメラとセッションの参加者3人を負うカメラを設置して対談の様子を撮影しています。同じアングルで撮影する定点撮影にすることで人件費を削減する工夫がされているのが特徴です。また、資料を挿入することで、視聴者に内容が伝わりやすい動画になっています。

価格帯~30万円
表現方法実写
約17分

30~50万円で制作する動画

30~50万円となると、30~50人の中規模から100人近くの大規模セミナー・イベントの動画制作が可能です。15~30万円と比べて、動画制作にかけられる費用が増えるので、より大きな会場での撮影に対応できます。

中規模~大規模セミナー・イベントとなると、会場の規模に合わせて必要なカメラの台数は2台以上となります。場合によっては、音を拾うための音響機材も必要になり、その場合は50万円近くするでしょう。

30~50万円であれば、動画編集にもこだわることができ、クオリティの高い動画を制作できます。その分、動画編集の工数が増えるので制作期間は1ヶ月前後と想定しておきましょう。

制作事例

 

クラシックコンサート「オーストリア音楽の調べ」を撮影した動画です。こちらは12名の若手演奏家が集結したコンサートで、ライブ配信された映像を編集してダイジェスト版として公開しています。

ステージ全体を映すカメラに加えて、複数台のカメラを使って演奏者をフォローしながら撮影されています。カメラの台数が多いと費用が高くなってしまいますが、定点撮影にすることで撮影費を削減する工夫をしているようです。

ダイジェスト動画なので、編集はカット編集がメインです。しかし、視聴者を飽きさせない工夫として、所々で演奏楽曲の解説を入れる工夫がされています。

価格帯30~50万円
表現方法実写
約8分

50万円~で制作する動画

50万円以上となると、100人以上の大規模なセミナー・イベントの撮影・動画制作が可能です。広い会場での撮影となるため、音をしっかり拾えるハイグレードのカメラが必要となります。

また、カメラの台数も2台以上と多くなります。遠く音を拾えるように、ガンマイクやワイヤレスマイク、ピンマイクなどの音響機器も追加で必要となる可能性が高いです。

100人以上の大規模のセミナー・イベントでは、カメラと登壇者に距離があり、雑音が入ってしまう可能性があります。そのため、音はピンマイクを使って別撮りするのがスタンダードです。場合によっては登壇者の近くにICレコーダーを置いて録音するケースもあります。

50万円以上となると、60分以上の長尺の動画を制作できます。長尺かつ編集にこだわると手間と時間がかかるため、制作期間は1ヶ月半が目安です。

制作事例

 

湘南エリアで打ち上げられたシークレット花火の模様を撮影し、ダイジェスト版として編集された動画です。江ノ島と逗子の2会場で撮影され、YouTubeでオンライン花火大会として配信されました。

イベント終了後、撮影した素材を使って見やすく編集しています。全体を映すだけではなく、花火単体にもピックアップすることで、臨場感や美しさを感じられる映像に仕上がっています。撮影にはドローンも使用しているので、普段見ることのない視点から花火が見られるのも魅力です。

価格帯50万円~
表現方法実写
約9分
 

セミナー・イベント動画の撮影費用の内訳

 

セミナー・イベント動画にかかる撮影費用は様々な費用で構成されています。具体的にどのような費用がかかっているのか、細かい内訳を見ていきましょう。

①企画費・ディレクション費

動画制作のプロセスに企画・ディレクションがあります。企画・ディレクションとは、動画のテーマ・構成、撮影場所・撮影方法、スタッフなどプロジェクト全体の計画を立てるプロセスです。動画のクオリティを左右するので、セミナー・イベント動画であってもこの工程は外せません。

企画・ディレクションでは、発注者の動画の利用方法や目的などに基づいて、セミナー・イベント動画の撮影・制作の指針を決めていきます。担当のプロデューサー・ディレクターと認識のズレがあると、イメージとは違った動画になってしまう可能性があります。そのため、担当者と十分に話し合って納得のいく計画を立ててもらいましょう。

企画・ディレクションにかかる費用相場は、5~25万円です。主に企画を考案するプロデューサーや動画制作の指揮をとるディレクターなどの人件費が含まれています。内容が複雑な動画ほど緻密な計画が求められるので料金は高くなります。VRやドローン撮影など特殊な撮影が必要な場合も費用が高くなるので注意してください。

②シナリオ作成費

企画・ディレクションで決まった動画構成に基づいて、台本や絵コンテを作成します。

ストーリー性のある動画には欠かせない工程です。シナリオ制作費は5~10万円が相場になります。基本的にシナリオライターが台本や絵コンテを手掛けることになりますが、ディレクターが兼任するケースもあります。また、シナリオ制作費は企画・ディレクション費に含まれていることも多いです。

動画の種類によっては、シナリオ作成の工程を省くことがあります。セミナー・イベント動画の場合、会場の様子を撮影するのであれば基本的に不要です。台本を作成する場合でも発注者側で作成できれば、その分費用を安く抑えることができます。

しかし、台本に自信がない時はプロに作成してもらいましょう。プロとは言え、内容にズレが生じる可能性があるので、完成した脚本は発注者側でしっかりチェックして、必要に応じて修正してもらってください。

③撮影費

セミナー・イベントの模様を撮影するためにかかる費用です。動画制作には様々な内訳が存在しますが、最も費用がかかりやすい工程は撮影になります。撮影費には、カメラマンやスタッフの人件費、撮影現場の移動するための交通費、カメラやマイク、ライトなどの機材費といった費用が含まれています。

一般的な撮影費は5~50万円が相場です。スタッフの人数やカメラの台数などにもよりますが、セミナー・イベントの様子を撮影する程度であれば比較的安価で抑えられる可能性があります。その理由は、発注者によってすでに会場が押さえられていたり、キャスティング費用がかからなかったりするためです。

撮影費には、撮影会場や動画に出演するキャストに支払うキャスティング費も含まれます。しかし、すでにセミナー・イベントを開催する会場が決まっているのであれば、制作会社が撮影会場を押さえる必要はありません。

また、動画に出演する人が経営者や社員、イベントスタッフ、参加者などであればキャスティングも不要です。専門家などを招いたセミナー・イベントであっても、発注側が本人に直接報酬を支払うことになるので撮影費とは無関係です。

④編集費

撮影した映像素材を編集することで、1つのセミナー・イベント動画が完成します。動画編集は専門のスタッフが担当するのが一般的です。経験やスキルを活かして、視聴者にとって魅力的な動画に仕上げてくれます。

動画編集は人の手によって行われるため、編集費が発生します。編集費の相場は5~25万円で、どのような編集をするかによって大きく変わってくるでしょう。編集内容ごとの編集費の相場は以下のとおりです。

タイトル+簡易的なカット編集のみ4万円~
カット編集+テロップの挿入8万円~
カット編集+テロップの挿入+トランジション10万円~
カット編集+テロップの挿入+トランジション+資料の挿入15万円~

編集の工程が多くなるほどクオリティが上がりますが、その分費用も高くなります。また、動画の尺の長さも編集費に影響を与える要素で、長尺になるほど費用は高くなるので注意してください。クオリティを高めることは大切ですが、こだわり過ぎて予算オーバーにならないように気を付けましょう。

⑤音響効果・ナレーション費

カット編集やテロップの挿入などの編集が終わると、ナレーションやBGM、効果音などの音響を加えていきます。音響効果やナレーションの挿入にも費用がかかり、相場は5~25万円です。

著作権で保護されている音源を使用する場合、別途で手続きと費用の支払いが必要になります。費用を節約したいのであれば、無料でダウンロード・利用できる音源を探してみると良いでしょう。

ナレーションを追加する場合、ナレーターの起用やスタッフの人件費、収録スタジオの利用料などのナレーション費が発生します。原稿のボリュームや収録にかかった時間によって費用は変動します。また、プロのナレーター・声優を起用する場合、ランクによってキャスティング費用が変わるほか、別途で依頼料などが発生する可能性もあるので注意してください。

セミナー・イベント動画の費用が変動する要素

 

上記では、セミナー・イベント動画の撮影費用の内訳と相場をご紹介しましたが、これらの費用相場は様々な要素によって大きく変動することもあります。特に、以下に挙げる5つの要素が、撮影費用の変動に深く関係するため、あらかじめチェックしておきましょう。

撮影人数

動画の撮影費用が変動する主な要素のひとつが、撮影対象者の人数です。例えば、配信用のセミナー動画を撮影するにあたって、登壇者のみを単独で撮影する場合の費用相場は5~15万円程度です。

しかし、観客が30人以上いるセミナーを全体的に撮影する場合では、15~30万円程度かかります。有観客のセミナーや多数の参加者が出演するイベントを撮影するには、複数の撮影スタッフと機材を必要とします。そのため、撮影対象者が増えるほど費用が高くなる傾向にあるのです。

100人規模のイベントを撮影するとなれば、登壇者の音声をよりクリアに録音するために、確かな技術を持った音声スタッフや高性能の音声機材なども要することから、費用相場は50万円以上となります。また、イベントの出演者にモデルやインフルエンサーを起用する場合は、出演者に対するギャランティーも発生するので、事前にキャスティング料金をしっかりと調査しておきましょう。

撮影場所

動画の撮影場所が屋内か屋外かによっても、費用相場は変動します。屋外で撮影する場合、ロケハン費用が発生するため、屋内で撮影するよりも費用が高くなるケースがほとんどです。

天候によって日程がずれ込めば、さらに費用がかさむことも予想されるので、少しでも費用を抑えたい場合は、自社オフィスでの撮影がおすすめです。自社オフィスであれば、移動コストがかからない上に、天候による撮影への影響も心配ありません。

ただし、自社オフィスで撮影する場合は、撮影場所をむやみに変更しないことが大切です。撮影場所が二転三転すると、その度にセッティングを見直さなければならず、撮影時間も伸びることから、余計な費用がかかってしまうのです。

スムーズに撮影を進めるためにも、あらかじめ制作会社と入念に打ち合わせを行い、どこで撮影するかをしっかりと決めておく必要があります。その際、撮影場所を変更すると費用がどの程度変動するのかについても確認して

おきましょう。

カメラマン・機材費

カメラマンの人数や撮影機材の種類によっても、費用は大きく変動します。カメラマン費用の相場は、プロのカメラマンで1日あたり10万円程度、アシスタントの場合で3万円程度とされています。1~2人といった最低限のカメラマンで対応できる撮影であれば費用を安く抑えられますが、複数のカメラマンを必要とする大規模なイベントでは、人件費が増えるためトータル費用も高額になります。

また、フリーカメラマンか制作会社に所属しているカメラマンかでも費用が異なるため、複数の見積もりをとって比べてみるのもおすすめです。ただし、料金の安さだけで選ぶとクオリティが著しく低いカメラマンにあたってしまう可能性もあり、撮り直しが必要になれば余計な費用がかかってしまうため、信頼性もきちんと確認しましょう。

カメラをはじめとする撮影機材の性能と台数でも、費用が変化します。当然、カメラの性能が高いほど画質も良くなりますが、その分料金も高くなるため、クオリティをどこまで追求するのか事前に検討する必要があります。

イベントの規模

撮影するイベントの規模が大きくなるほど、必要とする撮影スタッフや機材の数も増えるため、トータル費用も高額になっていきます。例えば、小規模セミナーや公開対談を定点カメラで撮影するケースなら、カメラもスタッフも最低限の数で対応できます。そのため、動画の編集作業まで含めたとしても、15万円程度の費用で済むことが多いです。

一方で、多くの出演者が集う大規模イベントを撮影する場合は、多数の撮影スタッフと機材が必要です。会場が広く、登壇者との距離が遠い時は、会場の雑音が入らないようにするために、登壇者にピンマイクを着けたり付近にICレコーダーを設置したりして録音するケースもあり、その場合は音響スタッフや音響機材に対する費用も追加となります。

また、視聴者を飽きさせないために、セッティングを変えて2部構成や3部構成にすることを検討される方もいますが、その際は撮影や動画編集のための作業工程が増えることで費用が増すことも頭に入れておきましょう。

撮影時間・出張の有無

セミナー・イベント撮影では、撮影時間と出張の有無によっても費用が変動します。プロカメラマンに依頼する場合では、「1時間当たりの料金×撮影時間」という料金設定が一般的で、撮影時間が半日程度であれば5万円程度、丸1日かけた撮影では7万~15万円程度が相場となっています。

撮影場所が遠方にあり出張が伴う場合は、撮影スタッフの交通費や宿泊費が追加されることもあります。交通費や宿泊費の料金設定は、カメラマンや制作会社によって様々です。

最も多いケースは実費ですが、距離に応じた金額を設定しているケースや近隣への出張は無料というケースも存在します。後から想定外の費用を請求されて慌てないためにも、製作会社の見積もりをチェックする際は、基本料金に含まれる範囲についてもしっかりと確認しておきましょう。

セミナー・イベント動画を撮影・編集する際の注意点

 

最後に、セミナー動画やイベント動画を撮影・編集する際の注意点について解説します。制作会社への依頼を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

動画の目的を明確にする

セミナー・イベント動画の撮影・編集を行う前に、動画制作の目的を明確にしておくことが重要です。動画制作の目的によって、撮影方法や編集方法なども変わってきます。目的が曖昧だと、動画の内容が定まりにくく完成するまでに余計なコストや時間がかかってしまう恐れがあります。

動画制作の目的でよくあるものとしては、会社紹介や自社商品または自社サービスのPR、業務内容の認知拡大、人材獲得などが挙げられます。目的が明確になっていれば、制作がスムーズに進む上に、その後の効果検証もしやすいです。動画制作の目的と併せていつまでに完成させるべきか決めておくと、適切なスケジュールを組むことができるため、無駄な時間やコストの節約につながります。

制作会社の得意ジャンルを確認する

制作会社に依頼する場合は、依頼する前に各制作会社の得意ジャンルを確認しておきましょう。一口に動画制作会社と言っても、会社ごとに得意ジャンルが異なります。イメージとの相違を無くすためにも、自社が理想とする動画の雰囲気にマッチする会社を選ぶことが大切です。

様々なジャンルの中でも、セミナー動画やイベント動画は長尺になりがちなジャンルです。そこで、長尺でも視聴者に飽きさせない動画づくりを得意とする制作会社に依頼すると、満足度の高い動画を制作してもらえる可能性が高まります。そのため、依頼前に必ず制作会社のホームページで製作実績を確認し、自社が目指す動画と同じような動画があるかどうかチェックすることをおすすめします。

音響にどこまでこだわるか検討する

動画制作では映像を重視しがちですが、セミナー・イベント動画では音響が最も重要となります。会場の雑音や参加者の声と混じって登壇者の声が良く聞こえないようでは、視聴者にしっかりと内容が伝わらないからです。特に、100人が参加する大規模なイベントの場合は、プロの音響スタッフと高性能の音響機材が必須となります。

制作会社に依頼する場合、音響スタッフの人件費は1日当たり5万~8万円程度、アシスタントをつけるとさらに3万円程度の追加費用がかかります。音響にこだわるほど費用も高くなりますが、その分動画のクオリティは上がるため決して無駄な費用ではありません。イベント規模に応じて、適切な音響スタッフと機材を用意してもらうようにしましょう。

配信方法を決めておく

セミナー・イベント動画の配信方法には、YouTubeやUstreamなどによる「ライブ配信」と、撮影した映像を編集してから後日公開する「オンデマンド配信」の2種類があり、両方を併用することもできます。セミナーやイベントをライブ配信するメリットは、視聴者に臨場感を伝えられることや、チャットでコミュニケーションを取りながらの配信が可能なことです。

ただし、制作会社にライブ配信の代行を依頼すると、5万~10万円の追加費用が発生するケースが多く、費用がかさみがちなことに注意が必要です。製作会社に依頼する際は、見積もりの段階でライブ配信に関する追加費用をしっかりと確認しておくようにしましょう。

付帯サービスの充実度も確認する

動画制作会社にセミナー・イベント動画の依頼する時は、アフターフォローなどの付帯サービスが充実しているかどうかについても確認することをおすすめします。例えば、納品後に一定の保管期間を設けている会社であれば、納品後でもテロップやナレーションの修正に対応してもらえることが多いため安心です。

最近は、動画の撮影・編集だけでなく、YouTubeの運用代行や街頭ビジョンを活用した配信の手配まで行ってくれる会社も増えてきています。動画によって集客率や売上げを伸ばしたい場合は、こうした付帯サービスが充実している会社を選ぶと良いでしょう。

動画制作・映像制作ならGJCへお任せください

 

セミナー動画やイベント動画の制作をプロに依頼する時は、セミナー・イベント動画の制作を得意とする制作会社を選ぶことが重要です。GJCでは、4,000社60業種以上の動画を制作してきた実績があります。

セミナー・イベント動画の制作実績も豊富なため、お客様のニーズに合わせて最適な撮影・編集方法の提案が可能です。小規模セミナーから大規模イベントまで対応しており、高度な音響技術と機材も持ち合わせています。セミナー・イベント動画の制作を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

 

セミナー・イベント動画は、参加したいけれどもその場に行くことが難しい方だけでなく、たまたま動画に興味を持った潜在顧客に対してもアプローチすることができます。そのため、人材教育や集客、販売促進、採用活動など、様々な目的で導入する企業が増えています。

そんな中、動画製作のコストを抑えるために、自主制作を選択する企業も少なくありませんが、動画制作の知識や機材が十分揃わないまま自主制作にとりかかると、余計な労力やコストがかかってしまう恐れもあります。費用対効果の高いセミナー・イベント動画の完成を求める場合は、プロの動画制作会社に依頼することをおすすめします。

 

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