東京都八王子市は、東京の中でも緑豊かで穏やかな地域であり、多くの大学や高専などもあるため学園都市としても親しまれている地域です。
また神社やお寺などの場所も多く、東京の中では神秘的な雰囲気も持っています。
映像制作や動画制作におすすめの、八王子の観光地をご紹介いたします。
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目次
高尾山
自然豊かで晴れた日には富士山を見ることもできる、八王子市にある山です。
保育園児からお年寄りまで、様々な人が登山しにくるからか、世界で一番登山客の多い山と呼ばれていることもあります。
広い山頂に大勢の人が集まり、富士山を含む大自然の景色を楽しんでいくことができるのです。
またこの山には日本の古事記に登場する天狗、サルタヒコ神がいるとされています。
サルタヒコ神は道の神様、道祖神などと考えられていて、修験道が盛んになった時代に天狗そのものの神様としても信仰されるようになったそうです。
赤ら顔で長い鼻を持ち、修験山伏のような格好をしていて、口の端が光る、目は鏡のように光り、赤い鬼灯のようにも思える、というような容姿のサルタヒコ神は、確かに天狗そのものにも思えます。
樹齢が1000年を超えると言われている杉林や、サザンカの花を見たり、日本一急勾配だと言われているロープウェーに乗って上ったり、上った先で雪をかぶった富士山を見たりと大自然を満喫するにはぴったりの場所です。
高尾山薬王院有喜寺
高尾山、もしくは高尾山薬王院と言われることもあるお寺で、聖武天皇の勅命で東国鎮護の祈願をするために作られたお寺であるとされています。
行基により開山され、当時は本尊として薬師如来が安置されたことから薬王院という名称になったそうです。
その後京都の醍醐寺から飯縄権現をここで守護神として祀ったことにより、高尾山を飯縄信仰の霊山に、そして修験道の道場としても多くの人から信仰されていくこととなります。
現在の御本尊は飯縄権現となっていて、不動明王の化身でもある飯縄権現は、5つの相を併せ持っている姿となっています。飯縄権現を祀っている社殿は、色鮮やかで美しく、神仏分離政策が行われてもそのままだった高尾山の姿をそのまま見せてくれているとも言えるでしょう。
年中行事として様々なイベントを行っているということもあり、特に節分は人気のイベントとなっています。毎年大相撲の関取や人気の俳優、タレントなどが招かれ、福はうちの掛声とともに豆が撒かれていきます。
そういったイベントを動画制作の際に収録するということもできるでしょう。
子安神社
八王子市にある神社の中で最も古い歴史を持つ、安産祈願の神社です。
創建されたのが約1200年前と言われており、天皇のお妃さまの安産祈願として建てられたと言われています。
古くから安産祈願の神社として親しまれていたことがうかがえます。
祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)であり、神話では自ら産屋に火を放ち、そこで出産をした神様として記されています。
各武将からの信仰も篤く、源義家が戦勝を祈念してケヤキを船の形になるように植樹していたり、徳川家光公以降の将軍家から朱印を受けていたりと、様々な恩恵を受けているのです。
神社の社殿は歴史を感じさせる立派な佇まいとなっており、その格調高い雰囲気から動画制作にも役立てることができます。
創建当時のものは2度にも渡る火災により一部しか残っていませんが、それでもおよそ70年もの間残っている社殿と、台湾ヒノキ材の輸入第一陣目のものを使用しているなど、かなり貴重な物となっているのです。
小仏城山
高尾山に隣接している、神奈川県との県境にある山です。
高尾山から徒歩で行く場合、山頂から歩いて約40分かけて行くと小仏城山の広場につき、ここには以前お城が建てられていたと言われています。
このお城は八王子城と呼ばれており、武田勢が八王子まで侵攻してこないように見張る、防ぐ目的で築城されたと考えられています。
詳しくは次の項目で解説しているのでそちらもぜひチェックしてみてください。
広場になっているので非常に見晴らしが良く、美しい景色をじっくりと楽しむことができます。東京都内にあるとは思えないほどの自然豊かな景色を楽しむことができます。もちろん富士山を眺めることもできるため、富士山の動画制作をする際もこちらで撮影していくと、良い映像を撮ることができるのではないでしょうか。
歴史的な物事に思いをはせるも、景色をメインに楽しむにも、また登山をするという目的のためにも程良い山ですし、高尾山にも隣接しているので更にそちらへ上っていくこともできる山です。
映像制作にも、広場がロケ地として使いやすいので、山中の映像を作る際は活用してみましょう。
八王子城跡
先ほどの小仏城山にある城跡で、関東屈指の山城と呼ばれていた八王子城の跡地です。
小田原城を中心として勢力を伸ばしていた北条氏の城の一つで、当時の技術的に非常に堅牢に作られていたと考えられています。
城の跡地を詳しく見ていくと、山頂の本丸、複数の曲輪を配置した要害地区、山を流れる川に沿い、山腹に作られた御主殿、御主殿の東側に設けられた曲輪からなる居館地区、御主殿同様川に沿って作られた麓の城下町、根小屋地区、などの施設があります。
要害地区、居館地区、根小屋地区と大きく分けて3つの地区があり、その規模も非常に大きいと感じることでしょう。
しかし、この大規模なお城も戦によって1日で落城してしまいました。
特に本丸などがあった要害地区には激戦の跡がいくつも残されており、当時のでき事を静かに物語っているようにも見えます。
落城の理由は定かではありませんが、戦力差があり過ぎて守る側だったお城の防衛陣の人数が足りなかったという説もあるようです。
歴史的にも、当時の戦略的にも重要なここを映像制作で使ってみましょう。
絹の道
その名称からシルクロードを思い起こさせますが、八王子の絹の道は、明治中頃まで生糸を運搬していた道の通称です。
八王子市で作られた絹織物が、横浜へと運ばれていく際にここを通っていたそうで、未舗装のまま保存されている場所は歴史の道百選に選ばれているのだそうです。
舗装された歩きやすい道を歩いていくのも良いのですが、絹の道を歩いていくのであればやはり舗装のされていない遣水峠付近がより雰囲気を感じる道になっています。
木漏れ日の中をゆっくり歩いていけば、爽やかな気分になれるでしょう。
森の中のまっすぐ続いている道というロケーションを活かし、映像制作や動画制作に使用することもできます。
森の中なので足元などに注意する必要がありますが、非常に美しい景色なのでロケ地として使用するにはおすすめです。
富士森公園
四季折々の花が咲いたり、緑の中の散策を楽しんだり、またはスポーツをして楽しんだりと、地元の人々にとって憩いの広場となっている公園です。
年中人々がやってきて、思い思いに公園での過ごし方を楽しんでいます。
陸上競技場に野球場、テニスコートなどがあるだけでなく、市民体育館が隣接しているなどスポーツするのに便利な公園です。
例えばクラブ活動などを行っている場合でも、練習に使うことができますし、子どもたちものびのびとスポーツに打ち込むことができます。
四季の花々やイベントに関しては、桜の花と花火大会が有名です。それぞれの時期にはグラウンドが解放され、そこでレジャーシートを広げて桜や花火を楽しむ人が大勢やってきます。
また桜や花火よりはマイナーですが、ツツジの花や藤棚の美しさもまた格別です。