千葉県内の中でもほぼ真ん中に位置する市原市は、県内で最も大きな面積を誇る市内であり、豊かな自然や楽しめる観光スポットなどがたくさんあります。
Jリーグのチームであるジェフ・ユナイテッド市原の本拠地で、スポーツ観戦等も楽しめます。
そんな市原市内で動画制作・映像制作する場合、どんなスポットで撮影すると良いのでしょうか?
今回は市原でおすすめの動画・映像ロケ地をご紹介していきます。
市原市内で撮影を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
小湊鐵道
近年、ローカル線に乗って懐かしい風景を眺めながら旅をする方も増えてきています。
各地域で様々な工夫を凝らしローカル線の魅力を高めているのです。
そんなローカル線の一つでもある小湊鐵道は、市原市内の五井町から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までを結んでいます。
電車というとその名の通り電気で走っているのですが、小湊鐵道では電気を使うのではなくディーゼルエンジンを使用しています。
ディーゼルならではの音を楽しみながら市原市内の自然豊かな風景を眺められるでしょう。
のどかな風景の中に、昔の機関車のようなレトロな外観をした車両が先頭に立ち、電車の見た目をした車両を引っ張る姿を見ると癒されるような気持ちになる方も少なくありません。
レトロでのどかな風景を撮影したいという方にはピッタリな映像になっていると言えるでしょう。
また、小湊鐵道は2017年にグッドデザイン賞を受賞しています。あまりデザインと関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、今回受賞を受けた理由としては地域の逆開発に向けた駅・鉄道の簡素化によって地域に合ったデザイン、さらにたくさんの地域でも使われているような「里山」をあえて押さえたデザインになっており、地域と共に歩もうとする思想が評価されたそうです。
そんなグッドデザイン賞にも選ばれた小湊鐵道をぜひ実際に乗ってみて、そして外からも走行する姿を撮影してみましょう。
トロッコ列車を利用する場合、窓付きの普通車と窓なしの展望車に分かれているため、ぜひ窓なしの展望車を利用してみてはいかがでしょうか。
展望車なら窓がないため風を感じながら田園を走り抜けることができます。
市原ぞうの国
市原市といえば、有名な観光スポットとして市原ぞうの国が挙げられます。
市原ぞうの国はその名の通りたくさんの象が飼育されている施設で、他の動物園とは違った楽しみ方ができます。
園内はとても広いのですが、象だけではなく様々な種類の動物達も観察することが可能です。
例えばレッサーパンダやアルパカなど可愛らしい動物からグリーンイグアナやワニ、ヘビなどの爬虫類、さらにフラミンゴやペリカン、アンデスコンドル、ペンギンなどの鳥類、合わせて約100種類もの動物が施設内にいるそうです。
象だけではなく様々な動物達を動画に収めたいという方にもおすすめのスポットと言えるでしょう。
また、市原ぞうの国で定期的に行われている象のショーは、人気のイベントとなっています。
本場タイの象使いによって繰り広げられる曲芸や、絵を描くことができる象のイラストショーなど、他の動物園でも見ることはできません。
さらに市原ぞうの国では直接エサを与えたり触れ合ったりすることができます。
象を含めた様々な動物にエサあげを体験することができ、動物達の貴重な食事シーンも撮影したいという方はぜひ市原ぞうの国へ足を運んでみましょう。
養老渓谷
市原市内だけではなく千葉県内でも有名な紅葉スポットに、養老渓谷が挙げられます。
養老渓谷とは市原市と夷隅郡大多喜町の間にある景勝地を指し、房総の温泉郷でもあります。
上記で紹介した小湊鐵道でも養老渓谷まで走っているため、ぜひ養老渓谷を訪れたい際は小湊鐵道を活用してみてください。
養老渓谷にはハイキングコースが用意されており、壮大な自然の中マイナスイオンをたっぷり浴びながら進んでいくことができます。
特に、「滝めぐりコース」が人気であり、その名の通り養老の滝や千代の滝、万代の滝などといった養老渓谷の中にある滝を巡っていきます。
見るだけで涼しさを感じられる滝から、金運がアップすると言われているパワースポットの滝もあるので、ぜひ歩いて訪れてみましょう。
周りの自然や滝の動画撮影を行っている内に、自身の運気アップにつながることも期待できます。
また、養老渓谷近くに水月寺と呼ばれている禅宗のお寺が建っています。
房総エリアでは珍しい禅宗のお寺であり、春になると様々な種類のツツジが花を咲かせるのです。
住職が丁寧に手を加えているので毎年とてもきれいに咲き誇ります。
ぜひ秋だけではなく春にも養老渓谷を訪れて撮影してみてはいかがでしょうか?
高滝ダム
高滝ダムは市原市内を流れる養老川に建設されている重力式コンクリートダムです。
ダムの前には高滝湖と呼ばれる堰止湖があります。
この湖はとても広く、しかも水深4~5mと比較的浅めの湖です。
周りには自然も多く、風になびく水面や空の動きなどと一緒に撮影すれば、豊かな自然の風景を収めることができるでしょう。
元々養老川は房総半島の中部を貫流しているため、反乱すると流域に大変な被害をもたらしていました。
しかし、なかなか改修が行われていなかったことから住民は本格的な改修を望むようになっていったのです。
その後、市原市北部に京葉工業地帯が誕生・発展していったことから人口も増えていき、河川水源開発も行わないといけなくなったことから高滝ダムの建設計画がようやく立案されたのです。
高滝ダムは元々氾濫を防ぐためを目的としていましたが、それだけではなく上記でも挙げたように河川水源開発にも利用されている多目的ダムです。
1990年に完成され、それ以降は氾濫防止と河川水源開発のために役立てられています。
さらに高滝ダムの周辺には高滝ダム記念館やレストラン、水生植物園などもあります。
これらの施設を利用しながらゆっくりと時間をかけて撮影するのも良いでしょう。
また、高滝湖ではボートを借りて釣りを楽しむことも可能です。
高滝湖ではワカサギやコイ、ヤマメ、ブラックバス、ヘラブナなどといった様々な魚を釣ることができます。
多くの釣り人が訪れるスポットでもあるため、撮影時は邪魔にならないように気を付けましょう。
上総国分尼寺跡
上総国分尼寺跡は、741年に聖武天皇が全国に約60ヶ所建設された国分寺の一つです。
今の千葉県南部にあたる上総国の中心地でもあった市原には国分寺と国分尼寺が建てられました。
上総国分尼寺跡は全国各地にある他の国分尼寺の中でも一番も面積を誇る広大な敷地を有しており、1983年には国の史跡にも登録され、歴史的価値の高い施設であることが認められました。
そんな上総国分尼寺跡ですが、残念ながら現在復元されているのは中門と回廊のみとなっています。しかし、その中門と回廊も、当時の雰囲気を感じられるような荘厳さと建物の構造の美しさが伺えるため、ぜひ動画・映像制作にも活用していただきたいスポットでもあります。
中門と回廊のみの復元となっていますが、隣には上総国分尼寺跡展示館という施設があり、そちらにはレプリカも存在するため当時の全体図を把握することもできるでしょう。
ぜひ市原の歴史を撮影したいという方は、上総国分尼寺跡へ足を運んでみてはいかがでしょうか?ただし、上総国分尼寺跡や展示館内の撮影を行う際は必ず史跡上総国分尼寺跡展示館、もしくは市原市教育委員会ふるさと文化課への問い合わせが必要なので注意しましょう。