福岡県の南部に位置する久留米市には数多くの観光スポットがあります。
大きな都市でありながら、様々な史跡や自然なども多く動画制作・映像制作でのロケーションにもぴったりです。
今回は、福岡県久留米市でおすすめの撮影ロケ地をご紹介しましょう。
久留米市内での撮影を検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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高良山
高良山は久留米市にある標高約312mの山です。
高牟礼山(たかむれやま)、不濡山(ぬれせぬやま)、青山山、梶山(かじやま)、琴弾山(ことひきやま)などとも呼ばれています。
古くから信仰の対象として崇められてきました。
高良大社が鎮座し、山中には神籠石式山城や住厭城などの遺跡があります。
気軽に山登りができるスポットでもあり、多くの人が訪れる山です。
久留米市街を一望する撮影ポイントとして活用しましょう。
高良大社
高良大社は八幡大神、高良玉垂命、住吉大神を祀る神社です。
初詣や七五三参りなど、地元の人が多く訪れます。
九州最大の木造神社建築としても魅力ある観光スポットと言えます。
平成の大改修では見事な社殿が蘇りました。
拝殿の天井には、美しい花鳥風月の絵が描かれています。
境内の大楠、久留米ツツジの原木も神社の長い歴史を感じさせる撮影対象です。
高良山にある高良大社の階段や展望台からは筑後川、久留米市街を望めます。
長い石段には昇降機も設けられているため、気軽に参拝できます。
みのう山荘
みのう山荘は耳納山麓の高台にある日帰り温泉施設です。
展望露天風呂から眺める筑後平野は一見の価値があります。
外観のレトロな雰囲気も味わいがありおすすめです。
田舎の田園風景を楽しみながら、地元の旬の食材を活かした料理に舌鼓を打つのも良いでしょう。
地元のフルーツを使ったデザートも人気です。
久留米の田舎の魅力を満喫できます。
久留米成田山
久留米成田山は、千葉県の成田山新勝寺の分院です。
ひときわ高くそびえる救世慈母大観音像が目を引きます。
高さ62mの観音像は、内部の螺旋階段で上部まで登れる作りになっています。
観音像は九州自動車道からも見えるほどの大きさです。
久留米近隣住民なら1度は目にしたことがあるでしょう。
観音像が抱いている赤子の大きさだけでも13mあります。
観音像の表面には直径10cmの水晶玉やヒスイ56個、ダイヤモンド(3カラット)18個が散りばめられています。
胎内に入り上部の展望台に登れば、小さな窓から遠く雲仙岳も望めます。
久留米成田山は隣接する浦山古墳の霊を鎮めるため1958年に開山されました。
観音像の他に、高さ38mの平和大仏塔極楽殿などの高い建築物があります。
インドやタイなどを彷彿とさせる、エキゾチックな雰囲気が魅力です。
福岡県青少年科学館
福岡県青少年科学館は久留米市内にある県立の科学館です。
9つのジャンルに分かれた展示エリアがあります。
館内には様々な大規模施設も揃っています。
放電実験ステージでは、高電圧の出力装置を使った実験が可能です。
空気中に放電し、絶縁体を使った放電阻害などの実験を行います。
お絵かきロボットでは、産業用ロボットを使用します。
ロボットの先端に用紙をはめ、台に固定されたペンに用紙をこすりつけて絵を完成させます。
ダイナミックワーカーは力学実験を行う施設です。
吹き抜けに設置した巨大コースをボールが転がり回る様を観察しましょう。
高い場所から放たれたボールが、ほぼ自力で転がり続けます。
福岡県青少年科学館では、季節ごとの様々なイベントも開催されます。
市民天体観望会やクリスマスコンサートなどが人気です。
子どもも大人も1日中楽しめる施設として多くの人が訪れます。
石橋文化センター
石橋文化センターは久留米市内にある総合文化施設です。
図書館や美術館、文化ホールなどの施設が揃っています。
美術館前には噴水のある池もあります。
石橋文化センターはブリヂストンの創業者・石橋正二郎の寄贈により開園しました。
久留米市は大手タイヤメーカーのブリヂストンが創業した地です。
1956年にブリヂストンの創立25周年を記念して開園、現在は公益財団法人久留米文化振興会が運営しています。
石橋文化センターにある久留米中央図書館は市内最大の図書館です。
文化ホールは市内の演劇会や合唱コンクールなどの会場となります。
久留米市美術館は、旧・石橋美術館を改修し2016年に新しくオープンしています。
園内には四季折々の花が咲く広大な公園もあります。
バラ園には様々な種類の香り高いバラが植えられています。
著名人にちなんで名づけた品種もあり、人物を思い浮かべながらの鑑賞も良いでしょう。
日本庭園は石橋正二郎の想いが詰まった回遊式の庭園です。耳納連山の山石を使用した庭園の美しさを堪能しましょう。
春の梅、初夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の豊かな表情で訪れる人を魅了します。
つばき園は2010年の国際ツバキ会議で「国際優秀つばき園」に認定されました。
久留米のツバキ、香りのツバキ、世界のツバキなど5つのゾーンに多様なツバキが植えられています。
様々な種類があるツバキの魅力を感じられるエリアです。
憩いの森は「みどり香るまちづくり」企画コンテストで環境大臣賞を受賞しました。
芳香木が植栽される憩いの森は、香り豊かな癒しの空間です。
植物の香りを楽しみながら、のんびりと過ごしてみましょう。
久留米城跡(篠山神社)
久留米上の本丸跡にある神社が篠山神社です。
歴代藩主を祀る神社として明治10年に創建されました。
この地にあった久留米城は筑後川が曲がる部分の丘陵上に築城されています。
丘陵部分には石垣が残されており、内掘とあわせ当時の面影を今に伝えています。
城下町としての雰囲気を撮影したい場合、石垣と内堀を活かすと良いでしょう。
天守閣はないものの、続百名城にも選ばれています。
水天宮
久留米市にある水天宮は東京など日本各地の水天宮の総本山です。
御祭神は天ノ御中主神、安徳天皇、高倉平中宮、二位の尼の4柱となります。
古来より水の神様として篤く信仰されてきました。
筑後川流域は歴史的に戦場が多い場所で、社殿は何度も遷されています。
現在の場所に水天宮が遷されたのは1650年、久留米藩2代藩主有馬忠頼公の時代です。
1818年に第9代藩主有馬頼徳公が江戸の藩邸に分霊したのが東京の水天宮となります。
水天宮では様々な祭儀が行われ、特徴あるお祭りも開催されます。5月初旬には、表千家不白流による野点が行われます。
お抹茶と地元の銘菓を楽しむのも良いでしょう。
夏には夏越大祓の神事や船太鼓行事が行われます。
船太鼓行事は、壇の浦の戦いで海に消えた幼い帝の冥福を祈る行事です。
今日では子どもたちの連帯感を培う子ども太鼓としても残されています。
さらに、夏の筑後川花火大会も見逃せません。
水天宮の社地社殿が寄進された落成祝賀にあたって奉納された花火が起源となる花火大会です。
西日本を代表する大規模な花火大会が、久留米の夏の夜を彩ります。
筑後川
久留米で動画制作・映像制作を行うなら筑後川の風景もおすすめです。
広々とした川の眺めを撮影に活用しましょう。
大きな川で多くの橋が架けられており、自然を感じながら散策もできます。
九重の山々に水源をもつ九州一の大河・筑後川は久留米らしい撮影スポットと言えます。
整備された河川敷でサイクリングを楽しむ人、河川敷の野球場や運動場、ゴルフ練習場などでスポーツをする人など、市民の憩いの場にもなっています。