動画・映像の字幕の効果とは?字幕を入れるメリットと具体的な方法 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

動画・映像の字幕の効果とは?字幕を入れるメリットと具体的な方法

現在多くの動画が配信サイトやSNS上にアップロードされていますが、以前はそれほど編集をしていなかった動画がよく見られていました。
しかし、最近では企業が制作した動画でなくても字幕を入れて、より見やすく、より分かりやすく動画が作られています。

動画に字幕を入れることで、普通の動画と違いどのような効果が発揮されるのでしょう?今回は、動画の字幕を入れるメリットや具体的な方法などをご紹介していきます。
これから動画制作・映像制作を始めようとされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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字幕が入っている動画・映像が増えている

現在マーケティングでも一般的なものになりつつある動画広告ですが、サイバーエージェントが運営するオンラインビデオ総研がデジタルインファクトと共に市場動向調査を実施したところ、2018年スマホ動画広告は、前年比43%増の1,563億円にまで及ぶことが分かりました。
PCはほぼ横ばいにも関わらず、スマホ動画広告は大きく増加しています。
今後の規模推計では、さらにスマホ動画広告が右肩上がりとなり、2033年には4,000億円を突破する見通しとなっています。

動画の内容は様々なものがあり、どれくらいの動画で字幕が使われているのかは分かりませんが、それでも最近では企業の広告はもちろん、Youtuberが制作した動画でも字幕が見られるようになっています。
動画に字幕を入れるのは単純に見やすくするためという意味もありますが、実は重要な理由が存在するため字幕を入れている場合があります。

SEO効果を狙う

企業が動画広告をマーケティングに活用する場合、重要となるのは動画の質だけではなく、SEO効果を引き出すことがポイントになってきます。
SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンで検索した時に、企業が運営するサイトやイメージの良いサイトを上位に持ってくることを指します。

Webページと動画は異なるため、SEO対策は不要なのではないかと思われてしまうかもしれませんが、動画にもタイトルや概要欄、タグなどがあることでSEO対策が可能です。
また、字幕も実はテキスト情報として加えることでSEO対策につながります。

アクセシビリティの向上を目指す

アクセシビリティは、年齢・身体障害など関係なく誰でも情報を見て、利用できるようにすることを言います。
インターネットが普及してからアクセシビリティの解決も重視されてきました。

例えば耳が不自由な方は字幕があることでどんなことを言っているのか分かりますし、日本語だけではなく英語で翻訳された字幕を用意しておけば海外の人にも視聴してもらえます。
字幕は動画のアクセシビリティ化に必要不可欠なツールと言えます。

これらの理由から最近では動画に字幕を入れるケースが増えてきています。
では、もっと具体的に、動画に字幕を入れる効果としてどんなものが得られるのでしょうか?

動画・映像に字幕を入れる効果

動画に字幕を入れる効果は下記の4つが挙げられます。

インバウンドに対応できる

インターネットが普及している中で、日本で制作された動画・映像を海外の方が視聴することも増えてきました。
もちろんその逆も然り、日本人が海外で撮影された動画・映像を見ることもあります。

現在日本では各企業においてインバウンド対策が重要視されてきました。
JNTOの調査によると、2018年12月の時点で訪日外国人観光客の数は前年同月比4.4%増加し、約263万人になったと発表されました。
また、推計ではありますが、2018年の1月~12月累計は約3120万人を記録し、過去最多の数字となっています。

これだけの人数が海外から日本に興味を持ってやってくるということは、動画サイトでも日本の動画が視聴されている可能性が高まっていると言えるのです。
特に中国は訪日する方の割合が最も多く、新規ユーザーに取り入れたいと考える方も多いでしょう。

海外の方に動画広告を見てもらえるようにするには、内容を日本向けのものと変えることと、動画を見て内容が分かるように字幕を付けることでインバウンド対応が可能です。
インバウンドで多くのユーザーを取り込んでいきましょう。

ミュート再生でも問題なく視聴できる

先程もご紹介しましたが、スマホの動画広告が大きく増加しています。
スマホはいつでもどこでも動画が見られるというメリットがありますが、イヤホンをせずにミュート再生するというケースが増えてきました。

ミュート再生されるということは、字幕を付けなくてはどんな内容なのかを把握することができません。
そのため、企業側はミュート再生も考慮して動画制作・映像制作を行わなくてはならないのです。

また、人が多い場所で動画を流す場合、音声を出していてもなかなか聞こえず、内容が分からなくなってしまうという場合があります。
例えば、展示会ブースなどで動画を流す際には、いくら音声を大きくしても周りのブースもあるため、聞こえづらい状況となってしまいます。
動画に字幕が付いていれば、音声が届かなくても内容を知ってもらうことができるので、字幕は活用するべきです。

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動画・映像に字幕を入れる際のポイントと方法

動画に字幕を入れたい時、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
また、字幕を入れる方法も知っておかなければなりません。
効果を半減させないように字幕を入れるポイントや入れる方法、さらに字幕入り動画の事例をご紹介しましょう。

動画に字幕を入れるポイント

動画に字幕を入れる際、見やすさや読みやすさ、動画全体の雰囲気に合っているかなどに配慮して入れる必要があります。
字幕を入れる際に意識したいポイントを見ていきましょう。

【動画に合わせて言語や内容、フォントを決める】

動画の内容に合わせて言語や字幕の内容を決める必要があります。
日本人向けの動画や海外動画の翻訳であれば日本語となります。逆に日本語で話す動画で海外に向けても発信したい場合は、英語などの字幕翻訳が必要でしょう。

言語が決まったら字幕の内容を決めていきます。どこに字幕を挿入するのかによっても、入れる文章は変わってきます。

例えば、インタビューやナレーション付きの映像であればミュート状態でも分かるように、話している人の言葉をそのまま文字起こしする必要があります。
また、過度な字幕表示を避けて、面白い発言や重要な言葉など主張した部分に字幕を使う見せ方もあります。

動画の雰囲気や文字の内容に合わせてフォントも決めていきましょう。
映像全体のバランスと会っているのか、また文字の色もバックと混じって見にくくなっていないか確認してください。
主張したい部分はフォントや文字色を変化させるとインパクトを出せます。

【文字は長過すぎずシンプルに】

一度に長い文章だと映像の流れに追いつけず、内容の理解が難しくなります。
なので、短時間にたくさんの文字を詰め込まないようにしましょう。
日本語の場合は1秒間に4文字、アルファベット表記は1秒に10文字が最適な目安と言われています。

また、挿入する際は簡潔な言葉にすると内容が理解しやすくなります。
無駄な修飾語をなくすことで、短い文章でも分かりやすい字幕にできます。
サッと読んだだけでも理解できる文章にしましょう。

動画に字幕を入れる方法

動画に字幕を入れるにはどうすれば良いでしょうか?
主に3つの方法があるので、それぞれのやり方をご紹介しましょう。

【動画編集ソフトを使う】

動画編集ソフトにはテキストを入れられる機能があるので、それを活用して動画に字幕を入れられます。
編集ソフトにもよりますが、主にフォントや文字サイズ、行間隔、文字間隔、アニメーション効果など細かく設定できます。
カットを見ながら文字が入れられるので、初心者でも簡単に入れられる方法です。

【Youtubeの字幕編集機能を使う】

Youtubeには音声認識により自動で文字起こしを行う機能があります。
しかし、認識精度はそれほど高くないので、修正や編集で直さなければならない部分も出てくるでしょう。

管理画面で編集した動画を選び、字幕のタブから編集することが可能です。
動画を視聴しながら表示タイミングや文字を編集できるので、こちらも簡単に修正できます。

【SubRipファイルの作成】

SubRipファイル(SRTファイル)と動画を結合する方法もあります。
テキストエディタなどで表示したい時間や文章を入力し、拡張子を「.srt」、文字コードを「ANSI」か「UTF-8」に設定して保存すればファイルは簡単に作れます。
なお、SRTファイルは作成ルールがあるので、入力例を見てみましょう。

1(番号)
00:00:02,000 –> 00:00:05,000(表示開始時間~表示終了時間)
こんにちは。(文字)
(一行空欄)

ファイルが完成したら専用の合成ソフトを使い、字幕エンコードや文字サイズ、フォントなどを指定し、動画と結合すれば字幕入り動画の完成です。
こちらは表示するタイミングを細かく設定しなければならず、また専用ソフトを操作する知識が必要なので、直感的な編集ができず動画編集ソフトよりも少し難易度が上がります。

字幕入り動画の事例

字幕の使い方は動画によって様々です。
どのような工夫がされているのか、字幕入り動画の事例をご紹介しましょう。

【ハロハロホーム】

フィリピンの不動産取引を行うハロハロホームの動画広告では、ナレーションを字幕表示しています。
必要な情報を字幕にしているので、ミュートでも内容が伝わりやすい動画となっていることが分かります。

【歯科医院地域一番会】

歯科医院専門のコンサルティング会社の動画広告です。
文字とイラストだけの動画は様々な動きで文字が表示されており、見せ方にこだわりを感じます。
たくさんの文字が表示されますが、尺の兼ね合いを見て簡潔に表示されるので、しっかり内容を理解できます。

【牛込庭園(瑞光寺)】

新宿の牛込庭園の動画広告はナレーションの文字起こしがされています。
ストーリー性のある映像の雰囲気を壊すことなく、ミュート状態でも伝えたい情報が頭に入りやすい字幕表示がされています。

まとめ

字幕は耳が不自由な人だけではなく、字幕翻訳により世界中の人々に視聴してもらえるようになります。
また、ミュート状態で動画を見ている人にも必要な情報を伝えることが可能です。アクセシビリティの向上には欠かせない演出と言えます。

しかし、単純に文字を入れただけでは効果は半減してしまいます。動画全体のバランスを考えて表示するタイミングやフォント、演出などを決めていきましょう。入れ方に悩んだ時はご紹介した動画事例を参考に考えてみてください。

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