X動画広告のメリットとは?成功のポイント・事例を解説! | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

X動画広告のメリットとは?成功のポイント・事例を解説!

近年、インターネット上では様々な広告の形が見られるようになりましたが、特に多くの企業で導入されているのが動画広告を使ったマーケティングです。
動画広告は文章・画像だけの広告よりも様々なメリットを持っており、企業にとっても認知度を拡大させつつ通常よりも比較的コストを抑えられる動画広告を採用するようになってきています。

動画広告を投稿する場として様々なプラットフォームが存在しますが、世界中の方が活用するSNSとして人気の「X」で動画広告を出した場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか?そこで今回は、X動画広告のメリットや成功するためのポイント、成功事例などをご紹介していきます。
これからX動画広告を導入したいと検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

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Xの動画広告・インストリーム広告とは?

X動画広告はアクティブ率の高いXで配信できる広告の種類で、多くのXを活用するユーザーに向けて配信されるので、商品やサービスの認知度向上や実際の購買率上昇にもつなげることができます。
そんなX動画広告とは具体的にどのような特徴を持っているのでしょうか?

X動画広告の種類と特徴

Xの動画広告はフォーマットの異なる種類が多数あります。
その中から適した動画形式を見つけ、動画広告を投稿することになります。
それぞれの種類で特徴が異なるので、種類別にどんな特徴を持っているのか、チェックしてみましょう。

【プロモビデオ】

プロモビデオとは、タイムライン上に表示する投稿(ツイート)の間に差し入れられる動画広告で、ネット広告で言うとインフィード広告に分類されます。
プロモビデオの場合、ツイートの間に差し入れることでユーザーの目に留まりやすくなるのです。
また、動画広告のクリック率はネットのバナー広告と比較しても高いことが分かっています。

プロモビデオは、動画広告に加えて通常の投稿と同様にテキストと共に構成されています。つまり、動画とテキストを合わせて様々な情報を伝えられるようになっているのです。
さらに動画広告だけでなく、ライブ配信も可能となっておりリアルタイムでの情報をXで伝えていくことができます。

【インストリーム広告】

インストリーム広告は、2016年からスタートした広告形式です。これまで使用されていたバナー広告よりも大画面で表示されるため、非常に目を向けやすい広告と言えます。
Youtubeでも既にインストリーム動画広告は取り入れられており、今では多くの企業でも取り入れられている広告形式となります。

インストリーム広告にもいくつか種類がありますが、Xで採用されているインストリーム広告は、プレロール広告と呼ばれるフォーマットです。
プレロール広告では動画広告が5秒以上再生されるとスキップボタンが表示されます。
スキップボタンをクリックすればその時点で動画広告は終了するのですが、興味・関心が強まる内容であればそのまま動画を視聴してもらうことができます。

視聴率の高い動画の前にプレロール広告として動画広告が流れるためリーチ率が高く、現時点ではあまり興味・関心を持っていない潜在層のユーザーへもアプローチができるため、企業側にとっては非常に魅力的なコンテンツと言えるでしょう。

【ファーストビュー】

ファーストビューとは、ユーザーがその日最初にログインした際にトップ表示される動画広告です。
1日1社のみ採用されるため印象に残りやすくなっています。
その分広告に掛かる費用は高額であるため、主にマーケティング費用を割ける大手企業がファーストビューを狙っていくことが多いです。

高い効果が期待できますが、中小企業が参入しにくいというデメリットを持っているものの、上記でご紹介してきたプロモビデオやインストリーム広告を活用すればファーストビューを活用しなくても十分マーケティング効果を上げることはできます。
X上で拡散されるような、効果的な動画広告を制作していきましょう。

それぞれの入稿規定

プロモビデオ・インストリーム広告・ファーストビューの入稿規定を見ていきましょう。

【プロモビデオ】

プロモビデオでは細かく入稿規定が決められています。
ファイルサイズは1GB未満が推奨されており、再生時間も2分20秒以内で作る必要があります。
また、通常の投稿では140文字のテキストが入れられますが、プロモビデオの場合は広告マネージャーを使用するため256文字までテキストを入れることが可能です。

【インストリーム広告】

インストリーム広告の詳しい入稿規定についてはXの公式サイトでも記載されておらず、直接問い合わせなくてはなりません。
ただ、コストに関してはインストリーム動画の再生数に応じて課金されることは決まっています。

また、あらかじめ入札タイプを2種類から選べるようになっています。
自動入札を選ぶとインストリーム広告に表示される可能性が高まりますが、上限入札単価を選ぶと1再生数に支払える金額を設定しておくことで表示される確率も変わってきます。
予算が既に決まっている場合は上限入札単価を選んだ方が良いでしょう。

【ファーストビュー】

ファーストビューは非常に特別な広告形式であるため、出稿を希望する場合は広告代理店を通すか、もしくはXの営業担当者を経由する必要があります。
そのため、ファーストビューで動画広告を掲載したい場合には動画制作よりも先に広告代理店またはXの営業担当者に相談した方が良いでしょう。

X動画広告のメリット

動画広告はX以外のプラットフォームでも投稿されていますが、Xに投稿するからこそ得られるメリットもあります。
具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介していきましょう。

若年層へのアプローチに効果的

近年様々なSNSが出始めており、その中でもFacebook・Instagram・Xは世界的に活用されているサービスです。
一見どれも似たようなSNSに見えるかもしれませんが、アクティブユーザー層に大きな違いが見られます。

例えばFacebookの利用者は現在40~50代が多く、10代はほとんど活用していないことが分かっています。
逆にInstagramは10~20代の使用率が高く、特に女性のユーザーが多いです。

Xのユーザー層はFacebookやInstagramに比べて非常に幅広いです。ただ、特に多いのは10~30代の男女となっています。
そのため、10~30代の男女にアプローチを掛けて商品やサービスの認知度を上げたいと考えるなら、X動画広告を活用してみると効果的でしょう。

他のSNSに比べて二次拡散が期待しやすい

SNSというのは他人の投稿を見られるだけでなく、お気に入りの投稿や情報を他のフォロワーにも教えてあげようと拡散することができるようになっています。
Instagramの場合、ハッシュタグが拡散の役割を担っているのですが、わざわざ文章内にいくつもKWを含めたハッシュタグを作成しなくてはならないので大変です。

Xの場合、いいねボタンと合わせてリツイートボタンというものもあります。
リツイートは自分が投稿するタイムラインに、気になった投稿を引用することで自分のフォロワーに同じ投稿を見せることができます。

例えばX動画広告の内容を面白いものに仕上げた場合、その内容を見て気に入ったユーザーが自分のフォロワーにも教えようと拡散します。
動画広告はどんどん広がっていき、色んなユーザーに見てもらえるのです。
このように、Xはリツイートのおかげで他のSNSよりも動画広告の二次拡散が期待しやすくなっています。

潜在層にリーチしやすい

SNSの中でFacebookやInstagramはかなりリアル向きのSNSです。
特にFacebookは本名や住所を掲載し、知人や友人、昔の仲間とつながることができます。

こうしたリアル向きのSNSは年代や地域などをターゲティングの際に利用しやすいのですが、年代や地域が一緒なだけで趣味や嗜好は別で拡散されにくく、他のターゲットや潜在層にリーチしにくくなってしまいます。

一方Xの場合リアルで使用している人もいますが、趣味や嗜好が似ていてネット上だけでつながっているというユーザーが多く見られます。
そのため、1人が動画広告の内容に興味を持ち情報を拡散すると、その1人のフォロワーは趣味・嗜好が似ていることから同じく興味を持ってもらえる可能性が高いのです。
FacebookやInstagramでは分からなかった潜在層をXでは見つけられ、しっかりとアプローチできる点は、Xの大きな魅力と言えるでしょう。

-拡散された投稿からアクションが発生しても費用が課金されない

Xではキャンペーンの種類が多様で、例えばフォロワーがフォローすると費用が発生したり、リンクやウェブサイトカードがクリックされた時点で費用が発生したりします。これらは事前に設定することができるのですが、実はリツイート先で発生したアクションに関しては課金が発生しません。
つまり、拡散されればされるほどコストパフォーマンスが良くなっていくのです。

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Xの動画広告の出し方とポイント

Xへ動画広告を掲載する場合、どうすれば配信できるのか知らない方は多いでしょう。
ここからはXへ動画広告を出稿する流れや注意点、出稿時のポイントをご紹介しましょう。

X動画広告の出稿方法

【アカウントの取得と広告ツイートの投稿】

Xに動画広告を出稿するにはアカウントと動画が必要です。
Xのアカウントを取得したら、初回は動画広告として配信したいツイートを事前に投稿しておいてください。

【初期設定をする】

Xのアカウント情報にあるX広告をクリックします。
オートプロモートとX広告の2種類があるので、任意ツイートの場合はX広告を選択してください。

次に配信する国とタイムゾーンの設定をします。
請求内容に反映される項目で、再設定ができないので注意しましょう。
続いては、アカウント名のメニューから広告費の支払いに使うクレジットカード情報を登録します。

【キャンペーンを作る】

初期設定が完了したら、動画広告の配信目的、予定、スケジュールなどの全体設定をしていきます。
Xではブランドの認知向上、ツイートのエンゲージメント、動画再生数など9つの目的から選択可能です。

さらにキャンペーンの詳細を決めていきます。複数の広告を管理する場合、キャンペーン名の指定は区別できる名称にしましょう。

予算は1日分だけではなく、キャンペーン全体の指定も可能です。
予算の消化は均一に消化される標準配信とできるだけ早く消化する集中配信のどちらかを選択できます。

スケジュールでは動画広告の配信開始と終了の日時設定が行えます。
終了日時の指定は任意ですが、月ごとに予算管理をする場合や配信期間を定めている場合は設定してください。

【広告グループの設定】

次に広告グループを設定していきます。
1つの広告キャンペーンを複数の広告グループに分けることで、個別に配信期間や予算、ターゲティングの設定が可能です。
まずは、管理しやすいように広告グループの名称を設定します。

他にも広告配信期間や入札タイプ、効果測定のためのキーコンバージョンデータを設定していきます。
入札は自動的に入札額が決まる自動入札額と上限を指定できる上限入札単価のどちらかを選択可能です。
基本的には自動入札額にして、低価格で広範囲にリーチする場合や単価が高い場合は上限入札単価にしましょう。

さらにターゲティングの設定を行います。
性別や年齢など幅広い項目から利用ユーザーの絞込みが可能なので、目的に合わせて設定していきましょう。

【クリエイティブの設定】

クリエイティブは広告として配信するツイートを選択する設定です。
初回は投稿済みのツイートから選択できるので、事前に投稿したツイートにチェックを入れて次に進みます。
ツイートが配信される場所も指定できるので、忘れずに設定しましょう。

2回目以降は新規での作成が可能です。
詳細設定が完了するとクリエイティブの設定画面に新規作成ボタンが表示されるので、文言や動画をアップロードすれば新規で配信できます。ツイートと書かれたボタンの横の下矢印では、予約投稿か下書き保存の設定ができます。

クリエイティブ画面でツイートを選択する際、オーガニックツイート(投稿済みのツイート)、予約投稿ツイート、広告用ツイートのカテゴリに絞ることが可能です。
新規投稿の際に広告用にチェックを入れると、広告用ツイートに振り分けられるので管理が楽になります。

【内容を確認して動画広告配信】

クリエイティブの選択が終わったら、最終内容を確認した上で「キャンペーンを開始」をクリックすると動画広告が配信されます。
設定内容に間違いがないか確認した上で、配信をスタートさせてください。
配信期間や予算、ターゲティングなどは配信中も設定できるので、定期的に最適化させていきましょう。

オートプロモートについて

キャンペーンを作成する際に、オートプロモートかX広告か選択しなければなりません。
オートプロモートとは、月額料金で投稿されているツイートの中から反応の良いものを広告として自動的に配信する機能です。
運用コストを軽減しつつフォロワーを増やしたい時に最適な機能なので、動画配信をする際はX広告を選びましょう。

X動画広告を成功させるポイント

タイムラインの広告を表示できるXは、動画広告を見たことをきっかけに購入やアプリダウンロードなどの行動に移すユーザーが多いという特徴を持ちます。
動画広告を成功させるポイントは、テレビとスマホ、または他のメディアといかに連動できるかです。

X利用者が回答したアンケートによれば、テレビを見ながらXを操作するユーザーは多く、今流れているドラマやニュースの話題にハッシュタグをつけ、リアルタイムで感想を投稿する人は多いです。
そのため、テレビCMに似たプロモビデオにすると、高い効果を発揮してくれるでしょう。

また、誰もが見たくなる、共有したくなるクオリティやインパクトを重視することも大事です。
Xは動画広告となっているツイートのリツイートや「いいね」が可能なので、面白いと思ってもらえる動画は拡散されやすく、認知度のアップや潜在ターゲットへのアプローチなどに効果が期待できます。

宣伝する商品やサービスによっては、年代や性別、趣味・関心など細かいユーザーターゲットの指定が必要です。
目的に合わないユーザー層に配信しても目的通りの効果は発揮されないので、ターゲットを明確にして出稿時に正しく設定することが大事です。
ターゲティングの設定が広すぎるとツイートの品質低下につながるので注意しましょう。

X動画広告事例

X動画広告は様々な企業が参入しており、成功事例も数多く存在します。
たくさんの動画広告の中から成功事例をご紹介しましょう。

セブン&アイホールディングスの動画広告事例

セブン&アイホールディングスは、自社ブランドの人気商品であるサラダチキンの販売促進を目的にテイストメイドジャパンとタッグを組み、動画広告を配信しました。
テイストメイドジャパンはサラダチキンを活用したレシピを紹介した動画ツイートにハッシュタグに「#セブンプレミアム」を付けてX広告で配信されています。
ツイートはセブンイレブンやイトーヨーカドーなど関連会社のアカウントでもリツイートされており、店頭でも動画が流されていました。

結果的に360万インプレンションに10,300件以上のリツイート、視聴回数は28万回を超えの記録となっています。
そして、売り上げは4.5倍にも伸びました。

アディダスESの動画広告事例

サッカースパイクのモデルリニューアルに合わせて、X広告をいくつか出稿しています。
まずはファーストビューでインパクトを残す動画広告を発信し、ユーザーの関心を惹き付けると同時にターゲットのリーチを行いました。

さらにインストリーム動画広告によりターゲットの視聴者の環境分析を行い、スポーツに関するプレミアムなコンテンツや情報動画の配信、ブランドに広告を発信します。
また、ビデオウェブサイトカードを通じてアディダスのホームページへ誘導する仕組みを採用し、ブランドのアピールと販売促進を成功させました。

ムンディファーマの事例

https://twitter.com/i/status/1062968601857028096

うがい薬のブランドで有名なムンディファーマは、イソジンのど飴のプロモーションとしてX広告を出稿しました。
その際、タッグを組んだのはウェザーニュースです。

全国の天気予報に加えて、ウェザーニュースが開発した「風邪引き指数」をインストリーム動画で紹介しています。
動画では風邪引き指数の高いエリア際は服装や薬の準備などをアドバイスし、また風邪のケアとしてイソジンのど飴を紹介しているのです。動画にもスポンサーとしてイソジンのロゴが入っています。

リーチできない層に対しては、別のプロモビデオで認知と商品理解を進めていきました。
Xで施策を講じたところ動画広告の再生率は3割以上となり、一定の認知を獲得できました。

マス広告での認知拡大も行っており、動画広告との相乗効果もあってマーケティングは成功となったようです。
X上では商品を買ったというツイートが500件ほど上がっており、消費者の直接的な声が聞けた点も良かったと担当者は成功を実感しています。

まとめ

Xは今でも多くのアクティブユーザーが存在するSNSであり、タイムリーな情報を受け取れることから1日の利用頻度が多いコンテンツでもあります。
そのため、大勢の人にツイートも見てもらいやすいので、動画広告の発信に向いているのです。

若者層へのアピールや二次拡散、潜在層へのリーチといったメリットもあり、効果的なマーケティングを実現できます。
今回ご紹介した出稿方法や事例を参考に、Xでの動画広告運用を始めてみてはいかがでしょうか?

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