神奈川県の県庁所在地でもある横浜市は、県内有数の観光エリアです。
みなとみらいや大さん橋など観光スポットが充実しており、常に多くの観光客が集います。
また、日本で最初に貿易を始めた場所として有名で、古くから日本の経済を支えてきました。
そんな横浜市には、動画・映像制作にピッタリなおすすめのロケ地が数多く存在します。
回は、動画・映像制作のロケに最適な横浜市のおすすめスポットをご紹介しましょう。
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目次
横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫は、明治時代に政府により保税倉庫として建設されました。
現在は1号館、2号館と別れており、内部にはカフェやレストランなどの商業施設が連なっています。
近代化産業遺産とユネスコ遺産に認定されている、日本を代表する文化施設としても有名です。
赤レンガ倉庫の石畳の広場では、たくさんのイベントが開催されています。
広々とした広場なので、イベントのPR動画などを撮影する場合に最適です。
また、赤レンガ倉庫は夜になるとライトアップされるため、大人の雰囲気のあるシチュエーション撮影に適しています。
山下公園
横浜市内で最も有名な公園と言えば、山下公園です。広々とした公園は海が近くにあるため、貿易船や客船などを眺められます。
アメリカのサンディエゴ市から寄贈された水の守護神や、在日インド人協会から寄贈されたインド水塔などもあり、海外との交流も感じられるスポットです。
山下公園内にある未来のバラ園は、5月になると約160種類のバラが咲き誇ります。
バラ園の近くには、噴水やチューリップが咲く花壇などもあるので、自然風景の撮影にピッタリです。
山下公園で撮影をする場合、公園緑地事務所へ申請が必要です。また、商業利用の場合は15000~30000円、モデル撮影会などを実施する際は3900円の手数料が発生します。
さらに、撮影ができない時期もあります。
5月初旬から6月初旬まではバラ園の繁忙期となるため、撮影不可となっています。
トラアストンの開催時期も撮影不可となっているので注意です。
日本大通り
横浜市内の町名にもなっている日本大通りは、明治時代に完成した日本初の西洋式街路です。
駅の前にある大通りの周りには、横浜開港資料館や旧関東財務局などの歴史ある建造物が多いのも街の魅力の一つです。
名物であるイチョウの並木道は、春や夏は緑が豊かで涼しい光景が見られます。
秋になるとイチョウの葉が色づいて、鮮やかな街に変わるのも魅力です。
紅葉時期を狙うのであれば、比較的に空いている平日の午前中が良いでしょう。
なお、紅葉の時期の毎週日曜日は歩行者天国になるため、撮影は禁止なので注意してください。
イベントが開かれる時期も撮影不可となっています。
また、道路での撮影は通行の妨げとなり、事故やトラブルが起きるリスクが高いため、無許可で撮影はできません。
撮影する際は、加賀町警察署からの許可が必要です。
キングの塔(神奈川県庁本庁舎)
神奈川県の県庁所在地になっている横浜市の県庁舎は、地元の人々からはキングの塔という愛称で親しまれています。
キングの塔は、神奈川県内で最初に国に登録された有形文化財です。
重厚感がある洋風建築ですが、内部は和の要素が垣間見えます。
横半税関のクイーンの塔、開港記念会館のジャックの塔を含めて横浜三塔と呼ばれていて、横浜市中区のシンボルです。キングの塔は、日が沈んでから22時までライトアップされています。重厚感ある建物なので、撮影は日中がおすすめです。
三渓園
趣のある庭園で撮影をしたい場合は、三渓園がおすすめです。
三渓園は、実業家である原三渓が明治39年に開園した大きな庭園です。
東京ドーム4個分ほどの広々とした敷地には、様々な歴史深い建造物が設置されています。
建造物の中には、重要文化財や市が指定した有形文化財などもありどれも趣のあるものばかりです。
庭園内には季節によって様々な花々も咲き誇り、色鮮やかに庭園を彩ります。
着物など和服を着た撮影にもピッタリなスポットです。
また、三渓園にある施設の一部は貸出施設となっており、様々な用途で部屋の貸切が可能です。
動画・映像制作の撮影でも利用できるので、誰にも邪魔されずゆっくり撮影するなら貸切がおすすめです。
商業利用で撮影をする際は、事前に施設へ用途を申請しておきましょう。
横浜中華街
横浜の繁華街として有名な場所と言えば、横浜中華街です。
横浜中華街にある店は600軒以上と言われており、中華料理店やレストラン、お土産屋など様々な店がひしめいています。
中華街の至る場所で目にする門は、風水に基づいて建てられた中国の門型建築である牌楼を使っています。
中華料理店が多い横浜中華街では、食べ歩きや店舗紹介などの動画・映像制作がおすすめです。
他にも、雑貨店やリラクゼーション店などが存在します。
中国の雑貨や工芸品の紹介や、リラクゼーション内容の紹介などの動画・映像制作にもおすすめです。
また、イベント用のフリースペースもあるので、イベントPRの撮影もできます。
撮影をする際は、横浜中華街発展会に事前申請が必要です。
繁華街の繁忙日は申請ができないので、来街者が少ない平日が良いでしょう。