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動画広告のフォーマットの最適な選び方とは?

動画広告には様々な種類のフォーマットがあります。
それらを動画内容や目的に応じて設定することで、より効果的な動画広告を出稿することができるのです。

しかし、なかなか自社で提供する動画広告をどんなフォーマットで行うべきか、悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、動画広告を出稿する際のフォーマットにはどのような種類があるのか、そして最適な選び方についてご紹介していきます。

■インストリーム広告の特徴

動画広告にはインストリーム広告とアウトストリーム広告がありますが、ここではその中でインストリーム広告の特徴に触れていきます。
インストリーム広告は動画広告の前後や中間に挿入される広告のことです。

動画コンテンツに挿入され、動画本編が再生される前に配信されるプレロール広告・動画本編の途中に配信されるミッドロール広告・動画本編終了後に配信されるポストロール広告があります。
また、プレロール広告には、広告の途中へ本編に進むことができるスキップ可能なものと、強制視聴型のものとがあります。

【プレロール広告】

動画本編以前に配信されることで、高い視聴率を獲得することができます。
しかし、スキップ機能がある場合は途中で視聴を止めてしまう可能性もあるでしょう。

【ミッドロール広告】

動画本編の途中に挿入される動画広告であるため、離脱されたり、飛ばされてしまったりする可能性も高いです。

【ポストロール広告】

動画終了後の配信なので、本編の視聴を妨げることなく視聴することができるのが特徴です。
ただ、インパクトのある動画広告にしなければ離脱され、本編から継続して視聴する率も減ってしまう可能性があります。

■インストリーム広告はどんな動画広告に向いている?

インストリーム広告で代表的なメディアはYouTubeで、動画本編の前に配信されるプレロール広告を多く目にすることができます。
その中でも、スキップ可能な動画広告とスキップできないものとがあり、それぞれ課金形態も違います。

スキップ可能な広告については、広告制作側がコストを抑えることができるため、効率的に出稿することができます。
スキップできない広告は「バンパー広告」とも呼ばれており、2016年にYouTubeでもモバイル向けに導入されました。
6秒間の広告で、スキップができないため、活用している企業も多いです。

スキップ可能なプレロール広告は、15秒~30秒となっているため、途中で離脱してしまうケースも多いですが、インパクトがあって印象的な6秒間のバンパー広告は印象にも残りやすく、視聴者に動画広告の煩わしさを感じさせません。
インストリーム広告は、動画を視聴しようとしている方に配信できる動画広告です。
そのため、音声ありの状態で視聴してもらいやすいです。

商品やサービスの基本的な知識の理解などを配信するのではなく、認知拡大や想起率アップを図るための動画広告に向いていると言えるでしょう。
インストリーム広告は、期間限定キャンペーンの紹介や、新商品などを広めることを目的とした動画広告に適しているのです。

インストリーム広告には以上3つのフォーマットがありますが、本編動画に挿入してもインパクトを与えてくれるような動画を制作する必要があります。
そのため、いかに動画広告の内容を極められるかがポイントになるでしょう。

■アウトストリーム広告の特徴

では、動画広告のもう1種類のアウトストリーム広告の特徴はどのようなものなのでしょうか?アウトストリーム広告は、ウェブサイトやSNS上の広告枠に配信される動画広告のことで、フォーマットにはインバナー広告・インリード広告・インフィード広告・インタースティシャル広告などがあります。

【インバナー広告】

ウェブサイト内の既存ディスプレイバナー広告に配信される動画広告です。直接媒体に出稿したり、DSPのプラットフォームを介して様々なメディアに配信したりすることができます。
インバナー広告はバナーにマウスを移動させると、拡大してより迫力のある動画を視聴することができる仕組みもあり、メディアで動画再生に対応していれば、どこでも出稿ができ、国内では在庫量も最も多いのが特徴です。

【インリード広告】

あらゆる記事コンテンツ内に挿入される動画広告のことで、記事を読み進めてスクロールすることによって画面に表示される仕組みになっています。
表示と同時に再生されるものもあれば、クリック後に再生されるものまであり、質の高い視聴数を稼ぐことができるでしょう。
インリード広告も媒体に対して直接申し込み可能で、DSP経由で配信することもできます。

【インフィード広告】

インフィード広告はFacebookやTwitter、LINEなどのSNSのフィード内やタイムライン上に配信される動画広告のことで、ニュースアプリ内の広告もその1つです。
普段からユーザーが慣れ親しんでいるコンテンツに配信されるため違和感なく視聴してくれる可能性が高いでしょう。

【インタースティシャル広告】

インタースティシャル広告は、ウェブページが移り変わる際や、ページを読み込んでいる際に表示される動画広告のことです。
遷移後のページに被せるよう表示される仕組みになっているインタースティシャルポップアップ広告もあり、モバイルアプリの起動時や、ゲームの読み込み時や画面切り替え時などによく見られます。

■アウトストリーム広告はどんな動画広告に向いている?

アウトストリーム広告が進展したのは、FacebookやTwitter、LINEなどのSNSやニュースアプリなどの普及が大きな要因となっています。
日頃からSNSが親しまれていることで、ユーザーへの接触も容易になっているのです。

現在、動画広告はネット上で見かけることも多くなっていますが、特にインフィード広告は慣れ親しんだコンテンツに同じような表示形式で配信される仕組みのため、ストレスを感じさせることなく、動画広告を視聴することができます。企業にとっても、インターネット広告以上に視認性が高いインフィード広告に魅力を感じ、効果的なフォーマットとして活用することができるでしょう。

アウトストリーム広告は、スマホやネットが普及した現在だからこそ取り入れやすいフォーマットが多く、あらゆる企業が取り入れやすい動画広告であると言えます。
それぞれのフォーマットの特徴を理解した上で、どのような動画広告をどこに配信すべきか検討することが大切です。

また、ユーザーに与えるストレスも低く、インストリーム広告のように途中で離脱される可能性も低いと言えます。
着実に視聴率を上げ、自社商品・サービスを提供していきたいと考えている場合は、アウトストリーム広告が適しているのではないでしょうか?

■バンパー広告の特徴

バンパー広告は、インストリーム広告のところでも少しご紹介しましたが、動画広告の長さが6秒まででスキップすることができない動画広告です。
たった6秒しかないと考えてしまう方も多いかと思いますが、短い再生時間の中でユーザーに対し興味が出るような内容にすることで、それがブランディングや認知度向上につながることも期待できるでしょう。

6秒間はかなり少ないですが、やはりスキップされないという点が最大のメリットと言えるのではないでしょうか?インストリーム広告やアウトストリーム広告では比較的長い動画広告を配信することも可能ではありますが、多くの方はスキップしてしまいます。
しかし、6秒しかないため、ユーザーも不快に感じにくく視聴することができるのです。

バンパー広告はディスカバリー広告と組み合わせることで、より高い広告効果を発揮できると期待されています。
ディスカバリー広告とは、動画広告の隣に表示される広告で、例えばYouTubeの場合、「次の動画」や「関連動画」の上部に配信されている広告です。
ディスカバリー広告は動画広告とは異なるものの、バンパー広告が短い時間でユーザーにインパクトを与えつつ隣のディスカバリー広告へ誘導することができるので、認知度の向上からさらに上の段階へユーザーを進ませることも可能となります。

もう一つ、バンパー広告の特徴として、インプレッション課金型であるという点が挙げられます。
インプレッション課金型は、広告が表示されるごとに課金されていくタイプのものです。

■バンパー広告はどんな動画広告に向いている?

バンパー広告の場合、インストリーム広告やアウトストリーム広告との差別化として「スキップされない」という利点があります。
スキップをされないということは、視聴してもらえる可能性がかなり高く、より多くの人に視聴してもらえるということです。
ただ、あくまでも6秒間しか動画時間はないため、その中に必要な情報を詰めていかなくてはなりません。

そこでおすすめなのが、ブランディング動画です。商品・サービスを細かく説明するとなると、いくらたくさんの情報量を伝えることができる動画広告であってもバンパー広告だと時間は足りなくなってしまいます。
そのため、ブランディング動画が適しているのです。

ブランディング動画で必要なものは、企業やブランド、商品・サービスの雰囲気やイメージです。印象付けることができれば興味のある人は検索し、購入・リピーターにつながる可能性も考えられます。

また、強制的にユーザーが視聴できる環境ではあるものの、短時間であることから不快につながりにくく、ブランドのイメージを損なわずに済みます。
バンパー広告をうまく活用して企業やブランド、商品・サービスの認知度を高めつつ、イメージアップにつなげていきましょう。

■バンパー広告の活用事例

では、バンパー広告にはどのような活用事例が見られるのでしょうか?
バンパー広告でうまくユーザーの興味を引いている動画広告をご紹介していきます。

・La Mer:

La Mer:では新たな化粧品ラインのSkincolor de la Merの認知度を高めるために、バンパー広告を活用しました。La Mer:の内容は6秒の中に一つのアイテムを見せつつ、最後のカットに化粧品ライン全体のアイテムを映し出すというものです。
一見シンプルなバンパー広告のように感じられますが、La Mer:では最初に紹介するアイテムを化粧品ラインにある商品全てでバンパー広告を作り、配信しています。

最後のカットで全てのアイテムが揃うことは変わっていないものの、1種類だけを見せるよりもアイテムごとに動画広告を作ることによって、それぞれニーズが異なるユーザーに対してもアピールすることができています。
また、この動画広告によって「このブランドの化粧品ラインには色んな商品があるのだ」ということを認識させることにも成功しました。

■フォーマットを選ぶ時は「ユーザーが不快になりにくいか」も重視する!

インストリーム広告・アウトストリーム広告・バンパー広告といったそれぞれのフォーマットをご紹介してきました。
それぞれの特徴があるため、フォーマットの特徴に合わせて動画広告を出稿する必要があります。

ただ、フォーマットを選ぶ時は、ユーザーが不快になりにくい動画広告になっているかどうかを重視することも大切です。
例えば、動画本編の冒頭に動画広告を差し込むことができるインストリーム広告なら、あまり長い尺を取ってしまうと本編を見たいユーザーにとっては不快に感じられてしまう可能性もあります。

また、6秒間と短いためユーザーが不快になりにくいとご紹介したバンパー広告も、必ず不快にならないというわけではなく、例えば情報量をとにかく詰め込んで配信してもそれを見たユーザーは結局何が言いたいのか意味がわからないと不快に感じてしまうかもしれません。
そのため、ユーザーにとって不快になりにくく、動画広告の内容と適したフォーマットを選択するべきなのです。

動画広告のフォーマットには様々な種類がありますが、自社で制作した動画広告の内容と目的に合わせてフォーマットを選択するようにしましょう。
もしどのようなフォーマットを選んでいいのか分からないという時は、動画広告を制作する専門業者に相談してみるのも一つの手です。

プロに相談することになるため、マーケティングにおいて効率的な動画広告制作を行うこともできます。
また、プロであれば動画広告の質も高いため、視聴ユーザー数を増やしたり、実際に購入まで進められたりすることも考えられるでしょう。
今後、動画広告の制作を検討しているという方は、ぜひ動画広告制作のプロに相談してみてください。


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