ドローン撮影・空撮に資格・免許は必要?種類と費用について解説 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

ドローン撮影・空撮に資格・免許は必要?種類と費用について解説

空撮を手軽に撮影する方法として、近年ドローンによる撮影が行われるようになってきました。
とても便利なドローン撮影ではありますが、実際ドローンを使って撮影する場合、資格や免許は必要ないのでしょうか?
今回はドローン撮影・空撮に必要な資格・免許についてご紹介していきます。

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ドローンにはどんな資格・免許が必要?

ドローンを操縦するのには特殊な技術が必要で、資格や免許が必要になるのでは?と考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、実はドローンを操縦するのに資格や免許は必要ありません。

現在日本ではドローンの操縦に関する免許は発行されていません。
そのため、基本的には誰でもドローン操縦を行うことができます。

ただし制約されている部分は多く、それらを守らないと法律違反に該当してしまうケースがあります。

例えば航空法において、ドローンの機体重量が200g未満の場合、「トイドローン」と呼ばれているもので航空法の対象にはなりません。
そのため、手軽にドローンを使うことができます。

しかし、機体重量が200g以上ある場合、航空法の対象となってしまうので様々な事柄に注意しないと違法になる恐れがあります。

ドローンを飛行させてはいけないエリアがあったり、夜間・イベント時の飛行が禁止だったり、様々な制約を守らなければいけません。
その代わり航空法を守って安全にドローンを操縦すれば誰でも操縦することができるという意味にもつながります。

ドローンの免許はないが民間資格は存在する

ドローンを操縦するのに免許は必要ありませんが、民間では資格を設けているところもあります。
民間資格となるため、操縦に関する効力はありません。

例えば漢字検定や英語検定のようなもので、資格を取得することで自分の持っている知識や技術を相手に示すことは可能です。

資格は取得しておいた方がいいのでは?と感じる方も多いでしょう。
確かに資格を取得するということは、ドローン操縦について勉強したり、操縦練習をしたりすることで資格取得に至りますが、操縦するために絶対必要というわけではありません。

ただし、ドローンは仕事などに活かす場合、資格が必要となる場合があります。
ドローン撮影も仕事にするという方は資格を取得しておいた方が良いでしょう。

ドローン操縦に関する資格の種類

では、ドローン操縦にはどのような関連する資格があるのでしょうか?
国家資格を中心にご紹介していきます。

第4級アマチュア無線技士

ドローン操縦の中でも高い技術を持っていないと難しいとされている「ドローンレース」では、ドローン搭載カメラの映像を見ながらコントローラーを持つ人が操縦しスピードを競います。

このカメラ映像をコントローラーに電波として飛ばす技術をFPVというのですが、FPVで使用する周波数が5.8GHz帯の場合、第4級アマチュア無線技士の資格を取得していなければなりません。

日本国内のドローンレースでは2.4GHz帯のものがほとんどであるため必要としないことも多いですが、もし海外のドローンレースに参加するという場合は第4級アマチュア無線技士を取得する必要があります。

こちらの資格は基本的にドローンのみに適用されるわけではありません。
ですから、必要に応じて取得すると良いでしょう。

第4級アマチュア無線技士は独学でも十分合格を狙える資格です。
また、独学が不安だという方も、JARD(一般財団法人日本アマチュア無線振興協会)やQCQ企画などが主催している講習会を受講すると修了試験を受けることができ、それに合格すれば資格を取得することができます。

さらに永久免許であるため更新手続きは不要となりますが、ドローンを無線局で開局をしなくてはなりません。
無線局で開局するには免許が必要で、期間終了時に合わせて更新手続きを済ませる必要があります。

もし第4級アマチュア無線技士の資格を取得しようと検討されている方は、無線局の免許更新手続きについても忘れないようにチェックしてみましょう。

第3級陸上特殊無線技士

機体重量200g以下のトイドローンなら、自分の視界に入る範囲内で使用することが多く、そうでないと電波が届かなくなってしまう危険性があります。

大型ドローンの場合は電波をより遠くに飛ばすことも可能なのでトイドローンのようなことはありませんが、大型ドローンによる操縦で映像を鮮明に飛ばすためには、やはり強力な電波が必要となります。

大型ドローンを飛ばし、自分の視界に入らないほど遠くを撮影したいという方は第3級陸上特殊無線技士の資格取得がおすすめです。

現時点で強力な電波を用いる大型ドローンはまだまだ実用化されていない状況ではありますが、ドローン市場は毎年様々な商品が販売されているので今後展開される可能性は十分に考えられます。

第3級陸上特殊無線技士は国家資格ではあるものの、そこまで難しい資格というわけではありません。
無線工学の基礎と電波法などやそれに関する法規をしっかり勉強することで合格を狙うことができます。

ドローン資格が就職にも有利に働く?

ドローンの資格取得は、就職にも有利になるのでしょうか?
ドローンを活用して稼ぐためには、プロのドローン操縦士やドローン空撮カメラマンなどを目指す場合はもちろん、ドローンオペレーターとして収入アップにつなげたい方にとっても資格が非常に重要と言えるのです。

では、稼げるドローンについて紹介していきましょう。
まずは、プロフェッショナルとしてドローン操作を行うのであれば取得しておくべき資格です。

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DJICANP

民生用のドローンメーカーとして世界最大手であるDJIは、日本法人DJIJAPANが管理するドローン技能認定資格でもあります。

DJIスペシャリスト

DJIインストラクター

DJIマスター

上記3つの資格を取得することができるのですが、こちらは法人向けの民間資格となっているため、法人か個人事業主でなければいけません。

また、資格を取得したい場合、実務経験がないと受けることができないため、既にドローンを使って仕事をしている人が対象であり、今後ドローンを活用した仕事をしていくために取る資格ではないことは理解しておきましょう。

なお、ドローンの仕事をしている人でも、飛行時間10時間以上を要し、なおかつDJI社のドローンを使っている必要があります。
どちらかと言えばDJI社ドローンの専用認定資格というイメージとなります。

DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)

DPAは飛行技能や安全運行に関する体系的な情報と豊富な実技訓練に基づく実習でドローン操縦士としての即戦力になれるよう目指します。

ドローン操縦士回転翼3級

ドローンインストラクター回天翼3級

上記の資格を取得するためには、DPAの認定校において講習を受け、さらに修了することで資格を取得できます。
まだまだ認定校の数は全国で16校しかありませんが、今後ドローン撮影の需要が伸びれば認定校の数も増える可能性は高いです。

JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)

座学で学ぶ知識が体系的かつ網羅的に整理されています。
スクールごとに実技にバラつきがあり、高フライト技術が求められる案件の場合は「操縦技能証明」だけでは不十分とされる可能性があるでしょう。

操縦技能証明

安全運航管理者

インストラクター

上記資格はJUIDAが行っている認定スクールでの講義を受講し科目を全て修了したら申請手続きを済ませることで資格を取得することができます。JUIDAの認定スクールは全国各地に約100弱あるため、選びやすい環境であることが言えます。

インストラクターに関しては、JUIDA認定校の推薦があった場合のみ、受講することが可能です。
ただ、詳しい受講料や更新料は明らかにされていません。

上記の主要資格の中からいずれかを取得できれば、プロのドローン操縦士としてまずは前進できたと考えて良いでしょう。
これ以外にも、収入アップを目指せる資格もあります。

収入アップを目指せる資格・農薬散布

ドローンを利用して田畑に農薬散布を行うもので、農林水産省による技能認定を受け、外郭団体である農水協に空中散布用の期待を登録する必要があります。
また、空中散布を行う前に「事業計画書」を提出することで農薬散布が可能となるのです。

必要なステップは少なくありませんが、難易度がさほど高くなく、単価の高い案件を受注するためのステップとしてオススメです。

収入アップを目指せる資格・プロパイロット

空撮のプロフェッショナルとして活躍する請川博一さんが主催する講座で、プロパイロット実技経験としては国内最難関でもあります。
そのため、この資格が取得できればドローン操縦士の中でも抜群の操縦技能を持つという証明にでき、特に稼げる資格と言えるでしょう。

即戦力になるだけでなく、より稼ぐためのステップアップとしてもオススメの資格と言えます。自分に合うものを選択し、チャレンジしてみましょう。

また、ドローンパイロットの求人募集を行っている会社はほとんどありませんが、全くないというわけではありません。
ドローンパイロットの仕事が今はまだまだ数少ない一方で、これからドローン撮影の需要が増える可能性は十分に高いです。

そのため、ドローンパイロットの資格を取得しても産業が成熟しきっていないため、ドローンパイロットとして採用されるケースはほとんどないでしょう。しかし、それでもドローン産業の今後を考えるとぜひ取得しておきたい資格と言えます。

資格取得のための方法

では、資格取得のためにはどのような方法が必要になってくるのでしょうか?そもそもドローンパイロットになるためには、特別な資格は必要ありませんが、肩書きとして資格を持っていることは後々重要になってきます。

民間で取り決めている認定制度はあるものの、それがなくてもドローンパイロットになれるということです。
ただ、ドローンパイロットとして活躍するためには、回数を重ねた実務経験は必要となり、飛行センスがあるかないかで全く判断が変わってくるでしょう。
具体的に経験を積んでいくには、以下の方法があります。

独学

まずは独学で自分なりに学んでいく方法です。
ドローンを購入し練習に励みながら、専門書を購入し知識を高めます。本気度によって、独学でも一定の技術や知識は身につけることができるのです。

トライ・アンド・エラーの飛行練習を繰り返すことで、実践に近いスキルが身に付くでしょう。
購入するドローンは、1万円前後のものを練習に活用するのがオススメです。200グラム未満であれば航空法にも該当せず安心して練習できます。

スクール

ドローンパイロットスクールに通い、認定資格を取得する方法です。
4日間の座学・2日間の実習があるのが一般的で、35万円ほど費用がかかります。この費用は決して安いとは言えませんので、自分の価値観と合わせて検討しましょう。

ただ、資格を取得しても仕事が自然とやってくる訳ではありません。
もちろん、正しい知識を得たい人には効率的ですし、慎重に判断しましょう。

知り合い・ワークショップを活用

ドローンを持っている知人や友人が身近にいる場合は、直接教えてもらうのもオススメです。ある程度操作方法を教えてもらうだけでも、実践として身に付いていくでしょう。

初心者向けのワークショップでは、プライベートレッスンを行っている場合もあるため、チェックしておくのが良いでしょう。

資格をしっかりと取得して、仕事面の即戦力になりたい・ステップアップしたいと考えている場合には、スクールへ通って自分に見合った資格を取得しましょう。
ただ、スクールへ通う場合にも一定時間の経験が受講の条件になっているものもあるので、よく検討して選択することが大切です。

ドローンパイロットとして胸を張って仕事に活かしたいという方にとっては、民間資格であっても強みになりますし、操縦技術を認められたという証明にもあります。
免許不要で誰でも運転可能ではあるものの、基本的な正しい知識を身に付けなくてはなりません。

ただ、このように資格を取得する時間があまりないという方は、ドローン撮影のプロ業者に依頼すると良いでしょう。
ドローン撮影のプロ業者なら資格を取得している方も多く、安心して撮影を任せることができます。

自身がドローン撮影を行い仕事に活かしても良いですし、資格を取得しているプロのドローンパイロットに相談してみましょう。
ドローンの資格取得を目指して美しい撮影技術を学んでみてください。

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Members制作メンバー

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  • 手塚 康司
    代表取締役
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    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

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    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
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    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

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    営業・制作進行責任者
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