ドローン撮影を成功させるための4つのポイント | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

ドローン撮影を成功させるための4つのポイント

ドローン撮影を行い、広告・マーケティングに活用しようという会社が増えてきていますが、そのほとんどはドローン撮影を今までやったことがない会社です。
「ドローンを操縦できれば何とかなるだろう」と思われてしまうかもしれませんが、実際にはそううまくいくものではありません。

では、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?
今回はドローン撮影を成功させるためのポイントをいくつかご紹介していきます。

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事前の準備は怠らない!

まずは事前の準備は徹底的に行い、怠る部分をなくすことが重要です。
具体的にどのような準備を行えば良いのかというと、まずはやはりドローン撮影に関連する法律を把握することが挙げられます。

例えば、航空法が挙げられます。
航空法ではドローンは誰でも飛行できることになっていますが、人口集中地区エリアの上空や150m以上の高さにある空域、さらに空港等の周辺上空に関しては、必ず安全性が確保できており、許可が降りた場合に関しては飛行ができるようになっています。
これらを考えると、場所だけでかなり制限があると言えるでしょう。

この他にも日中だけの飛行であること、目視できる範囲で飛行させること、大勢の人が集まるイベントなどの上空で飛行させないことなどは第一条件となり、場所の条件がクリアできたとしてもドローン飛行を行うことはできません。

また、航空法以外にもドローン撮影に関するプライバシー権や肖像権、さらに所有権の侵害につながる可能性もあり、これらの法律を守るためにも知識として入れておく必要があります。

機材選びも行おう

また、ドローンやカメラなどの機材選びを行うことも大切なポイントの一つです。
例えば、カメラを内蔵しているドローンもありますが、内蔵カメラよりもきれいな画質で撮影したいという場合は新しくカメラを購入しなくてはなりません。

カメラの中でもドローンカメラとして人気が高いのは、GoProのカメラです。GoProは軽量&小型でありつつ、耐久性にも優れているためアクティビティの撮影に向いています。

また、GoProカメラの中には4K撮影も可能なモデルがあるため、高画質の映像を届けたいという時にはそちらのモデルを選んでみると良いでしょう。

カメラの他に必要となるのが、「ジンバル」というアイテムです。
ジンバルというのはドローンにカメラを取り付ける際、カメラを安定させられる装置です。カメラが安定になるとぶれずにきれいな動画を取ることができます。

ただし、ドローンには積載量の上限がそれぞれの機体で決まっているため、カメラを取り付けてジンバルも取り付けると積載量が上限を越えてしまう可能性があります。
ですから、機材選びでジンバルを選ぶ際には、必ずドローンの積載量もチェックしておきましょう。

ロケーションをチェックする

次にドローン撮影を成功させるためのポイントは、ロケーションのチェックです。
例えば、撮影したい場所は決まっている場合でも、実際に撮影当日その場所に行くと、ネットで調べた時と違う印象を持つ時があります。

実際にその場所まで行かないと気付かないことも多いのです。
そういった意味でもロケーションをチェックすることは必要不可欠と言えるでしょう。
では、ロケーションの際にはどんなことに注意すれば良いのでしょう?

ドローンを飛ばして良い場所なのかを確認する

まずはドローンを飛ばして良い場所なのかを確認する必要があります。
前述の通り、航空法によって様々な決まりがあるため、本当にロケを行いたい場所でドローン撮影ができるのかどうかを確認しなくてはなりません。

また、撮影する場所に所有者や管理者がいる場合、そちらにも確認を取る必要があります。

もし、無断でドローン撮影ができないという場所に関しては、必ず許可を申請する必要があります。
許可申請の手続きには時間がかかってしまうこともあるので、できるだけ早めに手続きを済ませられるようにしておきましょう。

電波環境をチェックしておく

ドローン撮影というと、周りに建物や高い木々がなければ簡単に飛ばせるというイメージを持っている方も多いかと思います。
しかし、実際に撮影してみると電波環境が悪い場所で撮影した映像と、電波環境が良い場所で撮影した映像では映像の美しさにも違いが出てきてしまいます。

ましてや、広告・マーケティングにドローン撮影を利用した人にとっては、きれいな画像でないと使用することができず、もう一度撮影をし直さなくてはならないということもあるのです。

ドローンはバッテリーの残量や高度を地上にいる人がわかるように情報を送信したり、モニター映像を送ったりと、電波を使い様々なやり取りを行っています。そのため、ロケーションをチェックする際には必ず電波環境も見ておきましょう。

ちなみに、どんなものが電波環境に影響をもたらしやすいかというと、鉄筋が多く構造の中に入っている建物や、旗を掲揚するためのポールなどが挙げられます。電波を妨げる可能性があるので気を付けてください。

ロケーションチェックの際にも実際にドローンを飛ばしてみる

ロケーションをチェックする際、とりあえず様子を見るだけで終わってしまう方もいますが、地上のみのロケーションチェックとドローンを飛ばした時とで違う点も見つかります。

例えば、撮影したい景色の中に余計なものが映り込んでしまったり、地上から見るときれいな景色でも、上空から撮影すると思ったよりきれいではなかったりと、様々な気付きがあるでしょう。

無駄な撮影を省くためにも、ロケーションチェックの際にドローンを飛ばしてみるようにしましょう。
もちろん、ドローンを飛ばす際には例え本番でなくても許可が必要になります。

カメラの設定は細かく行う

ドローンで美しい空撮をするためには、カメラの設定を細かく行う必要があるでしょう。
撮影をする際にこの設定の仕方を適当にしてしまうと、プロのような綺麗な空撮をすることができなくなり、成功させることができません。

ドローンのカメラにも様々なものがありますが、今回はマビックプロを使用しての設定方法を解説していきます。
他のドローンをお持ちの方でも応用できる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

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カメラモードの設定について

カメラモードをタッチすると様々な項目が表れるので詳しく解説していきます。

シングルショット

1枚の写真を撮影するモードです。

HDR

High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略で、自然でリアルな写真を撮ることが可能です。
露出が異なる写真を1枚の写真になるよう合成することで、色とびや色つぶれの少ない写真が撮影できるのです。

連写

連写モードでは3枚・5枚・7枚から選択でき、撮りたい瞬間を逃すことなく撮影できます。

AEB連写

露出が異なる写真を複数枚撮り、良い写真を選ぶことができます。
手動で露出補正を行うことが難しいと感じる場合には手間をかけることなく美しい写真を撮影できます。

タイマー

風景などを撮影する場合には必要ありませんが、集合写真を撮影したい場合には、タイマーを利用すると手軽に撮影することができます。

フォーマットの設定について

マビックプロでは、Raw・JPEG・Raw+JPEGの3種類がありますが、空撮であればRawを選択して撮影後にホワイトバランスの調整を行うと効率良く撮影できるでしょう。

ホワイトバランスの設定について

マビックプロには、自動・曇り・晴れ・タングステン・蛍光灯・カスタムが備わっています。
編集を撮影後に行うのであれば、ホワイトバランスの設定は自動でも良いでしょう。

スタイルの設定方法について

カスタムに関しては、ドローンでの空撮時に重要とも言える項目です。標準・風景・ソフト・カスタムとありますが、マビックプロは標準であるとビビットな写真が撮影されてしまう傾向にあるので、自分でカスタムすることをオススメします。シャープネス・コントラスト・彩度と選択でき、自分の好みで設定し撮影してみましょう。

フィルターの設定方法について

最近ではスマートフォンにも複数のフィルターがあるように、マビックプロやほかのドローンカメラにもフィルターの設定はあります。

D-Log

Film

Cool

B&W

Twilight

D-Cinelike

様々な種類があるため、自分の好みのフィルターに設定して試しに撮影してみましょう。
どのような写真が撮影できるのか知った上で撮影に臨むと、思い通りの撮影につながります。

マビックプロでの設定の仕方を解説しましたが、どのドローンカメラでも同じように細かく設定することで、自分好みの美しい空撮ができるようになるでしょう。
そのためには、何回も撮影をすることが重要となります。

ドローン操縦を練習しておく

プロのように美しい写真や動画をドローンで撮影するためには、どうしたら良いのかと悩む人も多いかと思いますが、準備やロケーションの確認、カメラの設定だけではなく、やはり操縦に慣れることが重要となります。

トラブルを起こさず安全に撮影するためにも、練習は欠かせないのでドローン操縦の練習方法について説明していきましょう。

ドローン操縦の練習:離着陸

操縦の中でも最も重要な項目は、離着陸と言われています。
不安定な離陸や着陸であると、撮りたい内容を撮影することもできなくなるだけではなく、安全面でも大きな不安が残ります。
そのため、初心者であるほど離着陸の練習を欠かさず行うことが必要となるでしょう。

うまく離陸するポイントとしては上昇を思い切り行うことでしょう。
慎重になり過ぎてしまうことで、ふら付いたりバランスを崩したりしてしまうことが予想できるので、思い切りが肝心なのです。

そして、ドローンを目線の高さまで上昇できるよう練習を繰り返します。
高さを自在に調整できれば撮影時にも綺麗に写真や動画を撮ることができるでしょう。

着陸は離陸とは反対でゆっくりと行います。少しずつ地面に近づき、地面にドローンが着いたらプロペラを停止させるのです。
離陸から着陸までの動作を何回も練習することで、不安なくドローンを飛行させることができるでしょう。

ドローン操縦の練習:ホバリング

ホバリングとは、ドローンを一点に静止させた状態のことを言います。
ドローンの種類によってはオートでできる場合もありますが、マスターしておくと安心でしょう。
ドローンを目線の高さで5分程度静止させ、安定した飛行を維持できるよう練習を繰り返しましょう。

ドローン操縦の練習:移動について

離着陸、ホバリングができれば移動の練習に進みましょう。
前後左右に自在に動かせるよう繰り返し練習を行い、操縦できるようになったら、上昇や下降の練習も行いましょう。
自分で飛行させるスタートからゴールまでポイントを決めて、確実に飛ばすことができるまで繰り返し行いましょう。

ドローン操縦の練習:複雑な飛行

ドローンで撮影を行う場合、前後左右の動きだけで飛行するのではなく、蛇行や8の字などの動きも行うことになるでしょう。
撮影するポイントに木が生えていれば当たらないよう操縦する必要があるのです。

そのため、ドローンを水平に保ったまま複雑な動きができるよう練習を行わなければいけません。
初めは自分の近くでドローンを飛ばして練習を行いますが、慣れてきたら離れた場所での操縦に切り替えましょう。

ドローンが離れてしまうことで、動きの確認が難しくなり操縦も不安定になってしまいます。
何回も練習を繰り返すことが重要でしょう。

ドローン操縦の練習:遠くへの飛行

離れた場所でも綺麗な撮影ができるよう練習を行います。
30mほど離れたポイントに着陸できるかカメラの映像を確認しながら練習していくのですが、事故やトラブルが発生してしまう可能性もあるので注意しながら練習していきましょう。

ドローン撮影を成功させるためには、下準備が重要となります。1つでも準備を怠ってしまうとプロのように美しい映像を撮影することができないので、細部にまでこだわることが大切なのです。

そして、何よりもトラブルを起こさないためにも操縦の練習が大切です。プロであっても練習が欠かせないと言われているので、初心者であればさらなる練習が必要となるでしょう。

ですが、ドローン撮影業者に依頼することで時間も手間も掛からずに美しい撮影を成功させることができます。
準備をする時間のない人やドローンの操縦に自信のない人は、専門の業者に依頼してみましょう。

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  • 手塚 康司
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    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

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    撮影技術責任者
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    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

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    営業・制作進行責任者
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