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ECの売上を伸ばすための動画広告のメリットと活用方法とは?

これまで実店舗で商品を販売していたお店もECサイトを開設し、ネット上から商品の受注を受けるところも増えてきています。
実店舗とは異なり、日本全国、海外からも受注を受けられるため、ECサイトによって売上を伸ばすこともできるでしょう。

しかし、最近ではECサイト数も非常に増えており、いくら利便性の高いECサイトであっても売上を伸ばすためには他のECサイトには負けない強みを持たなければならなくなってきました。ECサイトの売上を伸ばすためにおすすめなのは、動画広告です。今回は動画広告をECサイトで活用するメリットと、その方法についてご紹介していきましょう。

■ECサイトで動画広告を活用するメリット

まずは、動画広告を活用するメリットについてご紹介します。
なぜ、ECサイトで動画広告を活用すべきなのでしょうか?

■メリットその1・動画に価値が出てきた

例えば広告というと皆さんはテレビCMや新聞・雑誌に掲載されている広告などを思い浮かべる方も多いかと思います。
以前まではそれが当たり前であり、今でも宣伝効果の高い広告の種類だと言えます。

しかし、インターネットが普及してからはその様子が少しずつ変わってきているのです。
例えば若者世代を中心に「テレビ・新聞離れ」が深刻化してきました。今の10~20代はテレビや新聞がなくてもインターネットから情報を取り入れることができるので見る必要がなくなってきているのです。

もちろん、インターネットとは異なるテレビや新聞の魅力もあります。
ただ、若者を中心にこうした魅力が伝わりづらくなっていることが要因と言えるでしょう。

そんな中、インターネットを活用する人にとって「動画」は面白く、様々な情報も得られる便利なものとして普及されていきました。
今でも国内外問わず多くの方が動画を視聴しています。
視聴者が増えたことで動画の価値が高まり、気軽に動画を見ようという気持ちになりやすくなったと言えるでしょう。

ECサイトに加える動画広告には、商品紹介や使い方の説明動画など、様々な内容で活用することができます。
動画の価値が高まり、見てもらいやすくなったことで商品やサービスの認知度やブランディングの向上につなげやすくなっているのです。

■メリットその2・比較的低コストで制作できる

企業側の大きなメリットの一つでもある低コストは、動画広告で叶えることができます。
他のメディアを利用すると広範囲に認知度を高められるものの、コストはかなり高くなってしまいます。
広告費をそこまで多く出すことができないという場合でも、動画広告なら比較的低コストで制作することも可能です。
特に、今後はさらに動画広告市場も活況を迎えることが予測できるため、さらなるコスト低下が見込まれます。

■メリットその3・ユーザーに伝わりやすい

ECサイトでは商品を紹介する際に画像やテキストを使って紹介しているケースがほとんどです。
確かに画像やテキストを使っても内容を伝えることができますが、より多くの人に分かりやすく伝えるには動画広告の活用がポイントとなります。

従来の画像とテキストだけでは、目から入った情報のみになります。例えばここに耳から入った情報も加えることで、より多くの情報を取り入れることができるのです。

商品紹介の時に流すBGMは意外と重要で、商品・サービスのイメージ誘導から行動の誘導にもつなげることができます。
良いBGMを使うことで必ず売上に直結するというわけではありませんが、商品や企業・お店に対して良いイメージを持ってもらうことができるのも事実です。

また、テキストを用いて商品を紹介するよりも、人間は動画の方が2倍も脳に定着しやすくなるという研究結果が既に発表されています。
文字を見るよりも映像で見た方が頭に残りやすいのです。
動画広告はこのように、人間の特性も活かしたマーケティングも可能と言えます。

■メリットその4・様々なデバイスから利用できる

テレビCMはテレビから、ラジオCMはラジオからと、当たり前ではありますが、それぞれの広告は限定された媒体でしか視聴することができません。
テレビでラジオCMを聞くことはできませんし、ラジオでテレビCMを流しても音声だけでは伝わらない部分があります。

これまではテレビやラジオ、新聞などそれぞれのメディアに広告を出す場合は、それぞれの特徴に合わせた広告を作る必要がありました。
そのため、広告のコストもその分増えてしまっていました。

しかし、動画広告を利用することによってパソコンやスマートフォン、タブレットなど様々なデバイスからアクセスし、広告を見ることができるようになりました。
1つの動画広告を作るだけで様々なデバイスからアクセスし、視聴できるためわざわざ同じパターンの広告をいくつも作らずに済むのです。

また、最近ではIoT製品が普及したことによって、上記で挙げたパソコンやスマートフォン、タブレット以外からも動画広告が見られるようになってきました。
例えば、インターネットにアクセスできるテレビなら、そのままネット検索もできますし、動画広告も表示することができます。

■メリットその5・拡散することができる

動画広告ならではのメリットとして、拡散しやすいという点が挙げられます。
他の広告だと多くの人に視聴させられることはできても、それをユーザー自身が拡散し他のユーザーと共有させることはできません。

動画広告なら企業やお店のSNSも活用して拡散させることができますし、ユーザーが気に入った動画広告は拡散され、多くの人に視聴してもらうことも可能です。
拡散させるためにはそれなりの高品質な動画を制作する必要はありますが、動画広告が拡散されることによってECサイトへのアクセス数アップや売上を伸ばすこともできるでしょう。

■動画広告を使って商品紹介をする際に必要なポイント

では、実際の動画広告を使って企業独自商品やサービスを紹介する際には、どのようなポイントが重要になってくるのでしょうか?動画広告を活用しても、それが企業の実績につながらなければ意味がありません。

そこで大切なのが、ペルソナ・プロダクト・プルーフポイントとなります。
企業が動画で自社商品を効果的にアピールするためには、これら3つのポイントがしっかりクリアできているかを見極めることが重要なのです。
では、これらについて詳しくみていきましょう。

■ペルソナとは

ペルソナは、企業が所有している既存の顧客情報やアンケート、インタビューなどにおいて生まれる仮想のユーザーのことを言います。
年齢や性別・仕事・1日の生活様式・趣味・価値観などの要素を含み、ペルソナを設定することによってユーザーが本当に欲しいと思えるような商品やサービスを提供できるようになります。

簡単に言えば、ペルソナ設定は架空の顧客増を設定することです。
インターネットの進化が増々進んでいく中で、ペルソナを設定すればターゲットを絞って有効なアプローチをかけることができるのです。
ペルソナ設定をして、どのような場面で視聴するのかを考慮して制作することによって効果が得られやすい動画広告を制作することができるでしょう。

■プロダクトとは

プロダクトは自社商品やサービスのことを言います。
動画制作において、商品やサービスをどれだけユーザーに伝えることができるかということは大きなポイントになると言えるでしょう。

性能をアピールすることはもちろんですが、宣伝した商品やサービスを実際に使うことによってどのようなメリットが生まれるのかを伝えることも大切なのです。
プロダクトは、そんな商品・サービスにこだわりを持ち、いかにユーザーに商品の魅力を理解してもらえるかがポイントとなるのです。

■プルーフポイントとは

プルーフポイントというのは具体的な事例を指しますが、これを動画に盛り込むことでユーザーの気持ちや反応も大きく変わります。
実際にユーザーが企業の商品やサービスを使用した体験談が良い例です。

多くの方は、企業が独自に商品やサービスの紹介をする以上に、第3者が実際に使った感想が判断材料になっていることでしょう。
動画広告にそういった第3者目線の感想や意見を盛り込むことによって、商品やサービスを1人でも多くの方に支持されることにもつながるのではないでしょうか?

■動画広告の活用事例

ここからは、実際に動画広告を活用して商品紹介を行っている企業をご紹介していきましょう。
どのような活用事例があるのか、ぜひ参考にしてみてください。

【IKEA(イケア)】

IKEAでは、インテリア・家具・日用品に至るまで幅広い商品を販売しています。
そのため、商品の中にはIKEAには組み立て式のインテリア・家具も少なくありません。

しかし、実際に組み立て式の商品を購入しても、スムーズに組み立てができない方もいるのではないでしょうか?
IKEAの動画広告の特徴としては、そんなユーザーのために組み立て動画集を提供しているのです。
組み立て動画集では、購入して持ち帰ってから、インテリア・家具をどのように組み立てれば効率が良いのかを示してくれます。

【Zappos(ザッポス)】

アメリカの靴専門店である「Zappos」は、その名の通り靴専門の通販サイトです。
Zapposの動画広告では、従業員が実際に靴の魅力を紹介してくれるほか、使用感や折り曲げたときの感覚などの細かい特徴なども把握することができます。

時間は約30~60秒ほどでシンプルな動画となっていますが、ユーザーが実際に通販サイトでも靴が買いやすいよう360°の視点で商品の雰囲気や魅力を伝えてくれるのです。
動画がある商品とない商品とでは、ユーザーが実際に興味を持ち購入に踏み切るまでの時間にも差が生じることがわかっています。

【Bento&Co】

Bento&Coは、海外向けに日本の繊細で可愛らしい雑貨を販売しているサイトです。
動画広告は英語やフランス語にも対応しており、雑貨が製作されるまでの工程や梱包状態、配送までを丁寧に動画で伝えてくれます。
海外に向けて販売を行う上で、どのような状況を経て商品が手元に届くのかを理解することができるのは大きなポイントと言えます。

【ModCloth】

ModClothは2002年に設立されたファッションブランドの1つで、米国のECサイトで動画広告を効果的に活用しているサイトでもあります。
ModClothは、まだ歴史が浅いのにもかかわらずFacebookのフォロワー数が140万を超えています。

実際にFacebookをはじめとするSNSをフル活用しながら急成長してきたModClothは、実際に自社の服や雑貨などをどのように着こなすのが良いか紹介する動画を多く提供しています。
着こなしについて理解することができるほか、ModClothの商品を知ってもらう既存ユーザーだけでなく新規ユーザーへも商品購入の後押しになっているのです。

■ECサイトで動画広告を活用する際に注意したい点

ECサイトで動画広告を活用する際はいくつか注意しなくてはならないポイントもあります。
一つは、「動画の質」です。動画の質が商品・サービス・ブランドイメージと一致していて、興味を引かれるような内容になっていればその分広告効果はかなり高いと言えます。

逆に動画の質が悪いまま配信してしまうと、そのイメージがユーザーに定着しやすくなってしまい、払拭するにも時間がかかってしまいます。
そのため、初めから質の高い動画制作を行うことがECサイトの売上を伸ばす重要な鍵となってくるでしょう。

もう一つは、「ターゲティングを行う時は慎重に行う」という点です。
基本的にターゲティングは商品やサービスを利用することが多い、もしくは利用すると予測できるところにターゲットを置いていきます。
例えばシニア向けの商品・サービスを若者が見ても購買意欲にはつながりません。

動画広告を本当に商品・サービスを利用してくれるかもしれないユーザーが見られる環境なのかどうかも、しっかりと見極めることが大切です。
ですから、ターゲティングは慎重に行うべきだと言えるでしょう。
この2つの点に気を付けて、ECサイトに活用できる動画広告を制作してみてください。

ここまで、ECの売上を伸ばす上で動画広告はどのようなメリットを出すのか、また動画広告を活用して商品紹介を行う際のポイントなども紹介してきました。
動画広告で企業独自の商品やサービスを効果的にアピールするには、前述したポイントを踏まえながら動画広告を制作していくことが大切です。
動画広告の価値を理解し、企業にとってもプラスとなる動画を制作しましょう。


映像制作のリソースが欲しい企業さま。パートナー契約・アライアンス契約あります。

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