インスタグラマーを動画広告に起用する際に知っておきたい3つのこと | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

インスタグラマーを動画広告に起用する際に知っておきたい3つのこと

企業のマーケティングな昔に比べるとかなり多様化が進んでいます。
以前は広告・宣伝費を大きく掛けないと商品・サービスがなかなか認知されないということもありましたが、現在ではSNSや動画プラットフォームなどを活用して格安の広告・宣伝費で世界に向けて商品・サービスの情報を発信させることも可能となっています。

これらのマーケティング方法はもはや主流となってきていますが、そんな中で注目されているのが「インフルエンサー」です。
特にInstagramで人気のある人、いわゆる「インスタグラマー」は多くのフォロワーを抱えている人がインフルエンサーとなり、商品・サービスを紹介することで、実際の売上げアップにつながったという例は少なくありません。

そんなインスタグラマーを動画広告に起用する場合、どんなことに気を付けておけば良いのでしょうか?
今回はインスタグラマーを起用する際の3つのポイントについてご紹介していきます。

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インスタグラマーを起用する際の報酬目安は?

インスタグラマーを動画広告に起用する場合、多くのフォロワーを抱えているインスタグラマーを起用することになることでしょう。
そうでなければ動画広告に起用したとしてもフォロワーへの情報発信につながりません。

インスタグラマーの中には企業から依頼を受けて広告を発信し収入を得る人もいます。
そういった人を起用する場合、どれくらいの報酬を用意した方が良いのでしょう?

基本的に、インスタグラマーを起用する際の報酬目安は、フォロワー数と影響力が加味されるケースがほとんどです。
例えばフォロワー1人当たり◯円、影響力に合わせて◯円~◯円というように、報酬を決めていくことが多くなっています。
あくまでも目安ではありますが、フォロワー数・影響力含め2~4円が平均的であると言われています。

Youtuberとの報酬比較

動画広告というとYoutuberをイメージされる方も多いかと思います。
しかし、Instagramにも写真だけではなく動画投稿をすることも可能です。

Youtubeよりも短い時間の動画になってしまいますが、その中で商品・サービスをうまくPRさせられるインスタグラマーは決して少なくありません。
では、同じ動画広告としてYoutuberを起用した場合と、インスタグラマーを起用した場合ではどれくらい報酬に違いが見られるのでしょう?

インスタグラマーは先程紹介したように、大体の目安で1フォロワーあたり2~4円となるケースが多いです。
一方、Youtuberの場合は動画広告を投稿してから再生数を見て報酬が確定することが多いです。

想定以上の反響があった場合はプラスの報酬が発生することもありますが、大抵は再生数に応じた報酬となります。
大体の目安として1再生につき0.1~0.5円程度です。

広告費の安さだけを見るとYoutuberの方が有利になるように思えますが、結局広告費が安くてもそれがしっかりマーケティングの結果として売上に反映されなければ意味がありません。
Youtubeでの動画広告はチャンネル登録数も多く、それなりに大勢の人が見る動画でなければ見られない可能性も高いです。
そのため、安さだけで採用しても効果的なマーケティングにつながらない場合もあります。

一方、インスタグラマーを起用する場合、フォロワーはインスタグラマーの世界観や投稿が好きでフォローしている人が多い傾向にあります。
その人のライフスタイルなどに憧れていることも多く、利用している商品やサービスに興味を示す人も多いでしょう。

不特定多数への商品やサービス、ブランドの認知に関してはYoutubeの動画広告の方が有利になるかもしれませんが、ターゲティングに合わせて商品やサービスの認知度を高め、売上につなげていくというのはInstagramの方が適していると言えます。
そのため、インスタグラマーを動画広告に起用した方が広告費も高くなってしまう可能性がありますが、その分効果的なマーケティングにつながる可能性も高くなるでしょう。

インスタグラマーと良いビジネス関係を築くコツ

動画広告にインスタグラマーを起用するにあたり、良いビジネス関係を築くことが大切です。
これは動画マーケティングに限らず、業務をする上で必要不可欠の要素でしょう。
インスタグラマーを起用した動画広告を成功させるために、良いビジネス関係を築くコツをご紹介します。

インスタグラマーは独自の世界観を持つクリエイター

インスタグラマーの場合、Xのようにその場のでき事をつぶやく感覚で写真を投稿するのではなく、ほとんどの場合がじっくり加工を行い、少しずつ投稿していくスタイルをとっています。
なぜこのようなスタイルをとっているのかと言うと、それぞれ独自の世界観を持っているからです。

独自の世界観はそれぞれのアカウントを見ることで分かるでしょう。
同じアカウント画面でも、アイコンや投稿している写真の雰囲気はインスタグラマーによって異なり、アカウント名がなくても誰の投稿か分かることもあるようです。
この雰囲気は加工にこだわることで作りあげています。

どんなにロケーションが良い写真でも、自分の世界観をつくるために加工は欠かせません。
なので、そこで生の写真や動画の投稿をお願いしてしまうと、世界観が崩れてしまう恐れがあります。世界観は加工の有無だけではなく投稿する内容も反映します。

例えば、最近はインスタグラマーと芸能人がイベントで共演する機会が増えており、イベントの後は共演者同士で撮影が行われます。
芸能人との写真や動画は注目されますが、今までなかったものが加わるとその時点で自分の世界観が壊れることから、Instagramにはあえて載せない方もいるようです。

インスタグラマーは企業にとってインフルエンサーになる存在ですが、本人たちはタレントではなく、1人のクリエイターに位置付けられます。
オファーをする側は、それぞれに世界観があることを理解する必要があるでしょう。

条件をガチガチに入れないこと

動画広告では目的やコンセプト、メッセージを決めて行われるため、最低限入れたい条件があるでしょう。
目的趣旨から外れた投稿をされては企業も困ってしまいます。
しかし、インスタグラマーのほとんどは、ガチガチに条件を設けられることを苦手とします。

独自の世界観を大切にしているインスタグラマーからすると、世界観が崩れるだけではなく、嘘くさい投稿になってしまうことから、フォロワーが離れることを懸念しています。
インスタグラマーにとってフォロー数が減ることは脅威にも近く、インフルエンサー狙う企業にとってもメリットはありません。

インスタグラマーの世界観は加工で表現しているため、加工なしの条件は受け入れてもらえない可能性があります。
また、撮影方法にもこだわりがあるので、あまり細かく要求すると逆に不自然な動画になってしまう可能性があるでしょう。
必要最低限の条件を伝え、世界観を壊さないようにインスタグラマーの意見を取り入れた動画制作や投稿を心がけてください。

ハッシュタグにもこだわる

インスタグラムはハッシュタグをつけることができ、企業の場合は独自のハッシュタグを考えて設置していることが多いです。
ハッシュタグはブランディングに活用でき、また購入を考えている人の情報収集や企業の商品・サービスが好きな人同士をつなげることができます。
また、インスタグラムのユーザーはハッシュタグを通じて投稿を見る傾向があるので、広告に関連したタグを付けることで、ユーザーの興味や関心を得ることができるでしょう。

インスタグラマーも喜んでハッシュタグをつけてくれますが、注意したいのが必須ハッシュタグの条件です。
関連タグを入れることは大切ですが、あまりに条件が厳しいと投稿しにくくなります。

例えば、世界中で投稿が見られるので企業や商品名を英語表記やカタカナ表記したハッシュタグを載せるのは良いのですが、明らかに検索されないようなハッシュタグは嫌がる傾向があります。
Xでは作文のような長いハッシュタグがありますが、インスタグラムの場合はシンプルなものの方が多いので、Xと同じ感覚でつけないようにしましょう。

また、インスタグラマーが普段参加しそうにないイベントや、使うことがない商品を紹介してもらう時は、「使っています」とアピールすると不自然な印象を与えます。
その場合は、あえて「#PR」など、宣伝していることをアピールすると見ているユーザーも安心感があり、フォロワーが減るリスクを抑えられ、インスタグラマーも投稿しやすくなります。
ハッシュタグは多ければ良いわけではないので、本当に必要なハッシュタグだけを提案し、インスタグラマーが投稿しやすい条件を指定しましょう。

演出を指定しすぎない

たくさんの人に動画広告を見てもらうためには、インスタグラマーの存在だけではなく動画広告自体もこだわる必要があります。
動画広告は映像の動きやストーリー、音楽などで視聴者にメッセージを伝えているので、趣旨の違う映像にならないように注意してつくらなければなりません。
しかし、あまりに細かく演出を指定すると、インスタグラマーが持つ世界観を壊してしまいます。

何を伝えたいかコンセプトを企業側がしっかり決め、それを伝えたい上でインスタグラマーがどんな動画にしたいかアイデアを確認することで世界観が保たれ、ファンを中心に多くの人々に見てもらいやすい動画広告をつくれます。
タレントに演じてもらう感覚ではなく、一緒にものをつくることを意識して関係を築いていきましょう。

起用を避けたいインスタグラマーの特徴

ここまでインスタグラマーとビジネスパートナーとなるためにどうすれば良いのか、などをご紹介してきましたが、インスタグラマーの中には企業が採用することで逆に不利益につながってしまうインスタグラマーもいます。
そのため、インスタグラマーを動画広告に起用する際はキャスティングに十分気を付けなくてはなりません。
では、どういったインスタグラマーは起用を避けるべきなのか、その特徴について解説していきましょう。

画像しか投稿していないインスタグラマー

SNSの一つであるInstagramは画像投稿サイトとは異なります。
そのため、いくら綺麗で見る人の目を奪う動画や画像を投稿しているインスタグラマーも、企業の商品・サービスを紹介するということに関してはあまり適していないと言えます。
やはりコメントやハッシュタグをしっかりと添えている投稿を行なっているインスタグラマーを起用した方が良いでしょう。

ハッシュタグの連投ばかりしているインスタグラマー

Instagramといえば投稿の際に検索しやすいよう、ハッシュタグを付けて投稿されることがほとんどです。
これは広告による収入を得ていない普通のユーザーでもハッシュタグを付けて投稿しているほどなので、ハッシュタグを付けることに関しては何も問題ありません。

しかし、中にはハッシュタグばかりで構成した文章を投稿する人もいます。
ハッシュタグ自体は悪くないのですが、ハッシュタグしかなかったり、意味のない単語もハッシュタグとして載せたりしているインスタグラマーは避けた方が良いでしょう。

商品を転売するインスタグラマー

上記の2つはまだマーケティングでは効果がない可能性があるにしても、特別な問題になることは少ないです。
しかし、インスタグラマーはあくまで一般人であり、中にはリテラシー部分の認知が低く、企業側からしたら常識的なことであってもインスタグラマーがそれをしっかり守ってくれるかは分かりません。

例えば、発売前の試供品を送り、動画広告を作成してもらうという案件をインスタグラマーに依頼したとします。
インスタグラマーは依頼された通りに動画広告を作成し投稿したまでは良いのですが、その後試供品を発売前にも関わらずネットオークションサイトやフリマアプリなどで転売してしまったというケースも考えられるでしょう。

このように、企業側としては転売などわざわざ説明しなくてもNGな行為だったとしても、インスタグラマーの中にはそれをNGだと思っていない人もいるのです。
パソコンを扱っていてネットリテラシーが比較的高い20代後半~30代あたりはそういった部分も理解している人も少なくありませんが、10代~20代前半のデジタルネイティブと呼ばれる世代や、50代以上の世代に関してはNG行為など、十分説明した上で起用する必要があるでしょう。

フォロワーを偽装しているインスタグラマー

Instagramでは、偽のアカウントを大量に作りそれを販売するケースが増えてきています。
インスタグラマーの中には手軽にフォロワーが増やせることから、利用している人もいます。
企業側にとってはフォロワーに対してのマーケティング効果を期待して動画広告に起用しているのに、偽のフォロワーが多ければマーケティングの意味がありません。
フォロワー数だけでインスタグラマーを選ぶのではなく、フォロワーは偽装されていないかある程度チェックしてから起用するようにしましょう。

インスタグラマーを動画広告に起用する場合は、様々なことに気を付けなくてはなりません。
ただ、うまくインスタグラマーを活用して動画広告を作成すれば、ターゲティングに沿った商品・サービスの認知度向上につながっていくことでしょう。
ぜひ、インスタグラマーを動画広告に起用したい場合は、上記で紹介したポイントに注目しつつ起用の検討を行なってみてください。

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  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

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