新たな動画・映像の可能性。ライブコマースがECに与える影響とは? | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

新たな動画・映像の可能性。ライブコマースがECに与える影響とは?

動画広告において様々な種類のコンテンツがある中で、最近特に注目を集めている「ライブコマース」というコンテンツがあります。
ライブコマースは新しい動画広告として各企業も参入してきているのです。

ライブコマースはECに与える影響も大きいと言われています。
では、そもそもライブコマースとはどういったものなのか、またライブコマースがECに与える影響はどれほどのものなのかを今回ご紹介していきましょう。

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ライブコマースとは?

まず、そもそも「ライブコマース」というものがどんなコンテンツなのかを知っておく必要があります。
ライブコマースとは、海外にも発信できるECサイトを作成することができるプラットフォームを指します。

元々ドイツで作られていた「osCommerce」を株式会社デジタルスタジオの技術者がカスタマイズし、新たに開発したものがライブコマースとなります。
コマースの意味は商業や商売という意味であり、ライブコマースは電子商取引(いわゆるネットショップやネット通販)とのつながりが深いことからこのような名前が付けられたと考えられます。

ライブコマースは現在の価格は6,300円~となっていますが、古いバージョンは全て無料でダウンロードすることができます。
ただし、利用するならやはり現在のバージョンを活用した方が良いでしょう。
なお、ドメインやSSLなど、電子商取引に欠かせないサービスからリスティング運用や多言語対応のデザインを作ることなど、オプションで利用することができ、より自社の商品を世界に売り出せるような追加オプションも魅力的なので、利用する価値はあります。

ライブコマースのメリット・デメリット

ライブコマースを活用するためにはメリット・デメリットを把握しておくことも重要です。
どのようなメリット・デメリットが挙げられるのでしょうか?

【メリット】

ライブコマースを活用するメリットは、何と言っても世界に向けたECサイトを作ることができるので、グローバル運用を考えている人にとっては欠かせないツールとなるということです。
デフォルトで日本語・英語・中国語に対応しているだけでなく、その他の言語についても5000円程度で追加することができます。
そのため、世界のユーザーや企業に向けたECサイトを作成することができるのです。

企業でグローバル運用を始めたいという場合でも、様々なサービスもついているため安心して利用することができます。
また、現在のバージョンではASP化されているのですが、オープンソースと比較すると様々なプラグインも存在している点もメリットと言えるでしょう。
さらに解析や広告運用など一括で任せられるサービスも企業にとっては魅力的です。

【デメリット】

一方でライブコマースにはデメリットもあります。
それはASP化されていて自由にカスタマイズすることが難しいという点です。
確かに、様々なプラグインはあるもののやはりASP化によって制限される部分は大きいです。

さらに、多機能だからこそ運営しようとすると若干取り扱いにくいと感じてしまう部分もあります。
これらのデメリットがあることも把握しておきましょう。

日本製品は海外でかなり高い評価を持っている

海外の消費者に対し日本製品について調査したところ、日本製品に対して「好き」もしくは「大好き」と回答した人は、香港が9割以上、台湾では8割以上の方が日本製品に対して高い好感度を示していました。
また、アメリカやイギリスは7割程度、フランスやドイツでも6割以上と、半数以上の消費者は日本製品に対して好感を持っていることがわかりました。

さらに、日本製品に対してどのようなイメージを持っているかという調査では、どの国も品質が高くデザイン性にも優れていると感じている方が多いようです。中には革新的だと感じる方もいらっしゃいます。

Cool Japanのブームに乗り遅れないために

海外では既に上記のような日本製品に対する好印象を示している消費者は多く存在し、日本製品を好まれる方も海外には多くいらっしゃいます。
近年、国政としてもCool Japanを推進する動きがみられ、世界進出へのキッカケも増えてきました。
そんな中でライブコマースが活用できるのです。

ライブコマースは海外に向けたビジネスをサポートしてくれる強い味方でもあります。
ライブコマースによって企業のグローバル運用をスムーズなものにしてくれるのです。

ライブコマースがECに与える影響

ECサイトでも動画コンテンツを利用したサービスが増加しています。
そこで注目されているのが、ライブコマースです。

商品を紹介して購入を促す動画コンテンツは数多く存在しましたが、ライブコマースの魅力はインタラクティブな会話ができることでしょう。
動画を生配信し、視聴者のコメントややり取りを映すことで、商品への疑問もその場で問い合わせることが可能です。
また、その質問に対してもすぐに返答があるので、消費者の疑問や不信感を解決しながら、購入を促せる効果に期待できます。

従来のECサイトは自分が欲しいものをただ検索し、そこから選びだけのショッピングでした。
しかし、ライブコマースを導入することでリアルタイムのコミュニケーションをとることができ、他の動画コマースに比べてエンターテイメント性を向上することができます。

エンターテイメント性の高いECは、人々の興味や関心を引く力があり、従来とは異なる独特なショッピング体験ができるでしょう。
その体験は口コミで広がり、利用者拡大を促す可能性を秘めているのです。

ライブコマースの主なレコメンド機能

ECサイトを見ると関連商品が表示されることがあり、今や見ないサイトはほとんどないでしょう。
実在する店舗であれば、店員がお客の要望を聞いてぴったりな商品を提供できますが、ECサイトなどオンラインではレコメンド機能を搭載することで似たようなことが可能です。

ライブコマースでも類似商品を紹介し、同じような商品を求めるユーザーを誘導する工夫もされています。
それでは、主にどのような機能があるかみてみましょう。

おすすめ関連商品

これは検索内容や閲覧ページなどコンテンツをベースに、商品のスペックや色、値段、文面など類似性のあるものを計算し、類似商品を表示する機能です。
類似値が固定化されやすい、古い商品が表示される欠点もありますが、中には新しい商品が低価格で見つけられることもあります。

閲覧、購入ランキング

トップページやカテゴリページに閲覧か購入ランキングが掲載されることもあります。
これもレコメンド機能の一つです。

この機能ではアクセス数のデータを収集してつくられており、表示することでサイト全体の回遊率を上げることができます。
また、滞在時間も長くする効果にも期待できるので、コンバージョン率のアップも可能性があるでしょう。

閲覧履歴

最近閲覧した商品など閲覧履歴をユーザーページで表示されることも多いです。
この機能は買い忘れを防止するためにあります。
他にも、カートへ入れた履歴や過去の購入履歴も、Cookieを通じて表示することが可能です。

クロスセルにつなげる

商品ページに「よく一緒に購入されている商品」と表示されることがあります。
一緒に購入されることが多い関連商品を掲載することで、クロスセルにつなげることが可能です。
そうなれば顧客単価をアップでき、お客の潜在的なニーズを引き出すことができるでしょう。

レコメンド機能によるメリットは?

訪問者や閲覧数の増加

ECサイトでは類似商品がいくつかあり、それを比較して購入した人も多いはずです。
関連商品を表示することでユーザーが求める商品を提案できるため、的確に比較しながら満足のいく購入を促すことができます。
満足度が高まればECサイトにも信頼が高まり、リピートや閲覧数を増加する効果にも期待できるわけです。

客単価のアップ

欲しい商品と一緒に買われることが多い商品を掲載すれば、客単価をアップする可能性が高まります。
ユーザーに対して「一緒に」「ついでに」と問うことで、衝動買いを促し、購入額のアップにもつなげることができます。

思わぬ掘り出し物を提供できる

レコメンド機能は、ユーザーの行動パターンに合わせてユーザーに合った様々な商品を提供していきます。
自分が求める類似商品だけではなく、同じものを購入したユーザーが買った別の商品もレコメンドとして表示される工夫もECサイトでは行われているのです。

自分では検索する機会がない商品でも、知らない商品が表示されると興味を持つ人はたくさんいます。
新しい商品を発見できることに、ユーザーは良質と考え信頼度を上げることができるわけです。

サービスや品質の統一性

過去の履歴データの蓄積やビックデートを利用したレコメンドなら、従来よりもユーザーの好みに適したおすすめ商品を提案することができます。
つまり、それは高品質なサービスを提供できる証明とも言えます。
実在する店舗では素早く接客ができないこともありますが、ECサイトではレコメンドを上手に活用することで安定性の高いサービスを提供することが可能です。

ライブコマースとレコメンドを上手に活用

ライブコマースでは、商品を買ったユーザーが他にも別の商品を買ったと紹介するレコメンドが主流です。
求めている商品と一緒に、別の商品のセット購入を促す機能になります。
レコメンドはユーザーが喜ぶ商品を提案する機能であり、理想的な商品を見つけることができればECサイトの信頼度やリピートにもつながるでしょう。

また、商品購入に拍車をかける方法としてライブコマースは強い影響力を持ちます。
ライブコマースとレコメンド機能を上手に活用すれば、購入に効果的なECサイトとなるでしょう。

ファッションECサイトでライブコマースが人気の理由

ECサイトの中でも特にファッションに関係するサイトの多くがライブコマースに参入してきています。
その商品やブランドを影響のある人物からターゲット層にアプローチすることで注目される機会が増えているのです。

特に動画をライブで配信するライブコマースが増えており、リアルタイムで服やファッション小物などを販売することができるので、若い女性を中心に人気となっています。
リアルタイムであるメリットとしては、従来は録画したものを配信したりしていましたが、視聴している側ともコミュニケーションが取れ、商品に関する疑問や質問などもすぐに問い合わせをすることで返答も瞬時になり、解決が早いので商品の購入アップにも繋がるのです。

ライブコマースの中心のECサイト

若い女性に人気のLive Shop!は人気モデルやタレントがチャンネルを持ち、ライブ配信を行っています。
内容としてはファッションやヘアアレンジ、メイクなど様々で使用している商品を視聴者は購入することが可能なのです。

美に関する知識の多いモデルやタレントが配信しているので、ファッションのポイントやコーディネートの方法など気になる疑問については視聴者がすぐに質問できるのでファッションに疎い女性でも気軽に使えると好評です。
また、メイクアップアーティストが教えるメイク術なども人気で、コスメ商品を購入できるだけではなくメイクの悩みも同時に解決することができるとあり、今後もさらに発展していくことが予想されています。

人気急上昇の「メルカリ」も参入!

フリマアプリとして注目を集めているメルカリもライブコマースに参入しています。
人気のお笑い芸人やカリスマモデル、アーティストなどのタレントが配信を行い、ライブフリマ配信を行っています。

安く商品を購入できるとあり人気のサイトですが、今はまだ一部のユーザーのみしか配信機能を利用することができません。
今後は対象ユーザーを広げていくと共に、発展をし続けていくでしょう。

ライブコマースによってエンターテイメントが加わる

上記以外にもDeNAが提供しているLaffyというフリマアプリもライブコマースに参入しています。
ただ単に気になる商品を購入するのではなく、コミュニケーションを取りながら商品を購入できることで、買い物自体がこれから大きく変わっていく可能性もあるのです。
エンターテイメント性のあるライブコマースによって、今後もさらに注目が集まるでしょう。

ライブコマースは、グローバル運用だけでなく国内でも自社製品をより多くの人にアピールするためのコンテンツとして数々の企業が参入し始めてきています。
もし、ECサイトを活用した運用を進めていきたいという方は、ぜひライブコマースにも注目してみましょう。

Members制作メンバー

早いレスポンス、心地よい対応、高い専門性で
お客様と一緒に制作を進行していきます。

  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

  • 藤田 秀幸
    営業・制作進行責任者
    藤田 秀幸

    お客様の動画に対する要望を最大限実現するため、最適なお見積りとご提案、スムーズなプロジェクト進行でサポートします。

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