動画制作の背景
日本ロール製造株式会社様は、ゴム・プラスチック用圧延プラント、鉄鋼用圧延プラントなどの設計・製作する「機械ロール事業部」、上下水道用から土木建築用までの幅広い資材を販売する「テーロン建材事業部」、硬質塩化ビニル管・ポリエチレン管をメインに販売を行う「パイプ事業部」の3事業部を中心に展開する企業です。今回はその中でも「機械ロール事業部」のPR動画を制作したいというご要望をいただきました。
動画の内容
設計・製作して提供しているプラントのシーンを中心に、事業をイメージさせる映像シーンを加えて、分かりやすく事業内容をPRする動画です。
構成のポイント
冒頭で企業の概要を伝えることで動画の方向性や全体像を理解してもらいつつ、具体的な事業部紹介へと展開する構成です。最初に企業の成り立ちや、成長してきた過程を紹介することで、日本ロール製造株式会社様の全体像やバックボーンを紹介。企業として目指している理念を明確に視聴者に伝えています。「機械ロール事業部」の紹介シーンでは、具体的に提供しているプラントを知ってもらえるように、実際に製作しているプラントの画像シーンを中心に展開。実際に納入されたプラントを紹介しながら事業を紹介することで、ターゲットに事業部の優位性が分かりやすく伝わるような動画を目指しました。
デザインのポイント
創業100年以上という企業の伝統と信頼、そして未来への希望や展望を表現できるようなデザイン制作を目指しました。常時表示されるナレーションをフォローするテロップに関しては、可読性と落ち着きイメージの両方を実現できる明朝体のフォントを使用。プラントを紹介するシーンでは、技術力や信頼感をアピールできるようなゴシック系のフォントを使用しています。また、英語表記のデザインを取り入れることで、先進性や未来への希望といったイメージも伝わるようにしています。
編集のポイント
企業の伝統や信頼と、技術の高さといった先進性が両立できるような動画編集を目指しました。例えば、冒頭に会社の歴史を辿りながら説明する演出がありますが、こういった映像の演出としては、重厚な音楽とともに、年表毎に主な出来事を振り返り、その後、一旦区切って次の解説に行くパターンが王道パターンとして多い表現です。今回の映像では、全体を通して最先端なイメージかつ、シームレスに繋がるテイストでの映像を目指していたので、BGMの選定から西暦の文字の出方など、いくつかパターンを作って実験を行い、その中から、より今回の映像の目的にあったものを採用しています。映像全体のテイストが統一したことで、一旦、映像を区切ることなく中盤程度からの機械説明部分へとシームレスに映像が展開でき、歴史と技術、サポート体制が一連で繋がった関係であることを映像を通して、ターゲット視聴者に伝わるようにしています。
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