動画制作の背景
旺旺・ジャパン株式会社様は、グミやドリンクなどの菓子・飲料商品を中心に展開し、若い世代にも親しみやすい商品づくりやキャンペーンを継続的に行っているメーカーで、「スッパイ大作戦」というグミ商品シリーズを展開しています。今回は「マジで!スーーーッパイ大作戦」「あまズッパイ大作戦」商品のPR動画を作成。商品そのものの味の特徴を、言葉だけで説明するのではなく、感情やストーリーと結びつけて伝えることを狙った動画企画です。「酸っぱさ」や「甘酸っぱさ」といった感覚は説明しづらい要素だからこそ、キャラクターの反応やテンションの変化を通して印象に残す必要がありました。そこで、商品への興味を高めつつ、キャンペーン名と味の個性を強く覚えてもらうことを目的に、アニメーション表現によるプロモーション動画を制作しています。
動画の内容
この動画は、キャラクターたちのオーバーなリアクションやコミカルなやり取りを通して、「酸っぱい」「甘酸っぱい」という味の印象を感情として伝えるアニメーションです。勢いのある言葉や表情の変化を大きく描きながら、グミやドリンクを口にした瞬間の驚きや悔しさ、前向きさを分かりやすく表現するよう工夫しました。また、青春の告白シーンを重ねることで、味と気持ちが重なる感覚を自然につなげています。全体として少し大げさでテンポの良いトーンにまとめ、見た人の記憶に残りやすいキャンペーン動画を目指しました。
構成のポイント
今回の構成では、「味の強さ」を説明するのではなく、キャラクターの感情や行動を通して伝わるよう意識しました。酸っぱさや甘酸っぱさは、言葉で説明するとどうしても軽くなってしまうため、あえてキャラクター同士のやり取りやテンションの振れ幅を大きくしています。最初は少し力の抜けた雰囲気から始めつつ、ひと口食べた瞬間に空気が一変することで、「本気のスッパさ」が直感的に伝わるよう工夫しました。
また、シリーズで同じ世界観を共有しながら、見せ方をそれぞれの商品特性に応じて変えている点も構成のポイントです。商品を主役にしつつも、人の気持ちの動きが軸になることで、視聴者が自分の体験と重ねやすい構成を目指しました。
全体としては、テンポよく展開しながらも、最後に少し余韻が残るように組み立てています。強いリアクションだけで押し切るのではなく、少し力を抜いたカットを挟むことで、キャラクターへの親しみが生まれ、キャンペーン名や商品が自然と記憶に残る流れになるよう意識しています
デザインのポイント
今回のデザインでは、味の強さや気持ちの揺れを、キャラクターの表情や形の変化で伝えることを大切にしました。細かい描き込みで説明するのではなく、あえてシンプルな線や分かりやすい色使いにすることで、感情の動きがすっと伝わるよう工夫しています。特にスッパさを表す場面では、線の勢いや色の切り替えを大胆に使い、見た瞬間に「何か起きた」と感じてもらえるよう意識しました。
また、キャラクターのテンションに合わせて、デザインの雰囲気も大きく変えています。落ち着いた場面では線画を中心にして余白を活かし、勢いが増す場面では色付きのキャラクターや背景を使って一気に空気を変えることで、感情の差が分かりやすくなるようにしています。イラストアニメーションだからこそできる誇張や省略を取り入れ、リアルになりすぎない表現を心がけました。
「あまズッパイ大作戦」では、青春らしさが伝わるよう、少し柔らかい色合いや親しみのある表情を取り入れています。前半との違いが自然に感じられるよう、同じキャラクターでも見え方を調整し、味の印象と気持ちが重なるよう整えました。全体を通して、商品やキャンペーン名が埋もれないよう整理しつつ、キャラクターに感情移入しやすいデザインになるよう心を配っています。
編集のポイント
今回の編集で特に意識したのは、キャラクターの感情の振れ幅を、テンポの変化でしっかり感じてもらうことです。スッパさを見せる場面では、間を詰めすぎず、あえて一瞬止めるようなカットを入れることで、次に来るリアクションがより強く伝わるよう調整しています。逆に、勢いが一気に上がる場面ではカットの切り替えを細かくし、見ている側が置いていかれないスピード感を保ちながら、気持ちが高まっていく流れをつくりました。
また、イラストアニメーションならではの線画と色付きの切り替えを、編集のリズムとして活かしています。音やセリフが詰まる「んぐっ〜」のような部分では、動きを少し止めたり、余白を持たせたりすることで、味の強さを想像しやすくしています。
「あまズッパイ大作戦」では、前半よりも少しゆるやかなテンポに調整し、告白や励ましといった気持ちの流れが追いやすくなるよう編集しています。全体を通して、ただ派手につなぐのではなく、強い部分と力を抜く部分の差をはっきりつけることで、最後まで見てもらいやすい動画になるよう仕上げました。
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