
動画制作の背景
株式会社コンピュータシステム研究所様は、建設業界向けにITソリューションを提供する企業です。これまで培ってきた経験と技術をもとに、建設業界の「見える化」を推進し、社会の発展に貢献してきました。今回の動画制作は、創立40期を迎えるにあたり、企業としての歩みとこれからのビジョンをステークホルダーへ伝えるための記念映像です。記念イベントや専用サイトで公開することで、社内外に対し「変化を恐れず挑戦を続ける姿勢」を発信し、さらなる理解と共感を得ることを目的としています
動画の内容
「スクエア」をコンセプトに、ロゴを想起させるデジタルイメージをCGで動かしながら展開する内容です。40年の歴史を振り返りつつ、建設業界の経験と勘をITで可視化してきた歩みを、ダイナミックな映像とタイポグラフィーで表現。未来に向けて常に新しい技術を取り入れ、お客様と共に課題を解決する企業姿勢を強調しています。全体を通じて、迫力ある映像表現と洗練されたデザインでブランドイメージを高め、CSTの信頼性と先進性を印象づける構成になっています 。
構成のポイント
この動画では、全体を通して企業が歩んできた軌跡と、これから描いていく未来のビジョンを、ブランドイメージの象徴でもある「スクエア」を基調にした演出で表現しています。映像の随所にスクエアのモチーフを散りばめることで、会社の一貫した姿勢や強みを視覚的に感じてもらえるようにしました。
構成の流れとしては、前半ではこれまでの歩みを振り返るパートを中心に展開しています。ここではあえて演出を抑え、シンプルで落ち着いたトーンを意識することで、40年にわたる歴史や積み重ねてきた信頼をしっかりと伝えられるようにしています。
そして後半にかけては、現在の姿やこれからの未来に向かう企業の挑戦をダイナミックかつリッチな映像表現で描き出しています。スクエアの動きをより大胆に、映像をより迫力あるものにすることで、未来への成長と飛躍を視覚的に印象づけています。
このように、過去から現在、そして未来へとつながる流れを一つのストーリーとして描くことで、企業が進化を続け、大きく羽ばたいていく姿を視聴者に強く刻み込むことを意図した構成にしています。
デザインのポイント
今回のデザインコンセプトは「スクエア」です。企業ロゴの形状を象徴する四角形をモチーフに、映像全体へ散りばめました。デジタルな質感とダイナミックな動きを掛け合わせることで、ブランドイメージを視覚的に強く印象づけています。
配色はコーポレートカラーであるブルーを基調に、背景にはクリーンで先進性を感じさせるホワイトを採用しました。これにより、信頼性や透明感を表現しています。さらに街並みや工事現場、IT技術をイメージしたCGを組み合わせ、企業が「社会インフラを支える存在」であることを映像として可視化しました。
タイポグラフィーにはモダンで読みやすい書体を使用し、スクエアの動きに連動させる形で配置。映像のテンポ感とシンクロさせることで、メッセージが自然に心に残るよう工夫しています。
特に、冒頭では40年の歴史を逆回転で振り返り、ラストでは未来に向けて街がCGで構築され、スクエアが集まってロゴを形成する演出を盛り込みました。時間の流れと企業の発展を一貫したデザインで語りかける構成としています。
記念映像にふさわしく、重厚感と革新性を兼ね備えながら、ブランドの信頼性と未来志向を視覚的に伝えるデザインに仕上げました。
編集のポイント
今回の編集では、「IT」と「建築」という2つの主題を際立たせるために、全体を通してデジタル的な質感を強調する工夫を取り入れました。その一つが「グリッチ」と呼ばれる映像表現です。映像にわずかな乱れやノイズを加えることで、テクノロジーを想起させる世界観を作り出し、ブランドの持つ先進性を視覚的に訴求しました。
さらに、画面内に表示されるテキストは、単に現れるのではなく、まるで組み立てられていくような動きを付けています。これは「建築」というテーマを反映したものであり、構造物が積み上がって完成していくプロセスを重ね合わせることで、メッセージ自体に意味を持たせる演出としました。
また、今回の動画はテキストの表示箇所がシーンごとに異なり、さらに多様なエフェクトを用いているため、視聴者の目線が分散してしまう可能性がありました。そこで、テキストが自然に視線を誘導できるよう、組み上がるようなモーションをあえて強調し、目で追いやすい流れをつくることを意識しています。
こうした工夫により、映像全体が「IT」と「建築」の双方を象徴する世界観を持ちながら、メッセージも直感的に理解しやすい仕上がりを目指しました。
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