少子高齢化が進み、子どもの数が減っている昨今、生徒数を増やそうと全国の学校では様々な取り組みを行っていますが、中でもアピール方法として高い効果が期待できるのが「動画」を用いた学校紹介です。
今回は、学校紹介動画の目的や魅力、メリットをはじめ、面白いと思ってもらえる学校紹介動画を作る際のポイントなどを解説します。また、学校紹介動画の成功事例や制作費用の目安も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
学校紹介動画の目的
学校紹介動画を活用する目的は、学校のブランディングをはじめ、入学を検討している生徒や保護者へのアピールなど様々です。学校のアピール方法として、パンフレットやホームページなどがあります。しかし、学校紹介動画は、映像や音声、図やテロップなどを組み合わせることで、上記のコンテンツよりも多くの情報をまとめて伝えられます。
生徒たちがいきいきしている様子や施設や設備、カリキュラムや取組みといった情報をわかりやすく伝えることは、進学希望者を増やしたり、より多くの人に興味を持ってもらったりするためにも欠かせないポイントのひとつです。
学校紹介動画の魅力・メリット
学校紹介動画は、学校内の施設や雰囲気をわかりやすく伝えられるため、入学後の生活を想像しやすい点がメリットして挙げられます。学校は生徒が1日の中でも多くの時間を過ごす場所です。
教室や体育館、部活動用の施設や設備などを紹介し、どんな風に使われているのかを知ってもらうことで、興味を持ってもらうことができるでしょう。特に、校舎が綺麗、他校にはない設備があるなど、魅力的なポイントがある場合、絶好のアピール材料として使えます。
また、生徒がどのように過ごしているかを紹介する動画も有効です。授業中や休み時間、部活動などの日常的な風景をドキュメンタリー風に紹介し、普段の雰囲気を知ってもらうことで、学校への興味を高められるでしょう。他にも、動画ならその学校ならではのカリキュラムや取組みをわかりやすく伝えることも可能です。
面白い学校紹介動画の成功事例
実際に、学校の魅力をわかりやすく伝えることに成功した、面白い学校紹介動画を3つご紹介します。どれも趣向を凝らした作品なので、ぜひ参考にしてください。
東京都立志村学園
東京都立志村学園は、東京都板橋区にある学校です。企業就労に向けて、普通科のほか、様々なコースが用意されている「多様な学び」が特色です。
動画では、学校の全体像を把握できるよう、施設や生徒たちの日常的な様子に加え、各学科やコースの授業内容を具体的に紹介し、入学後のリアルなイメージを持ってもらえるよう工夫されています。
また、生徒だけではなく、保護者の目に触れることを考え、カリキュラムなどが伝わりやすいようデザインにもこだわっているのがポイントです。
新宿医療専門学校
東京都新宿区にある専門学校、新宿医療専門学校の学校紹介動画です。こちらの動画では、生徒が生き生きと学校の魅力を紹介しています。綺麗に整備され、最新設備も導入されたキャンパス内の映像は、入学を考えている方へのアピールとして非常に効果的です。
また、実習中の様子や授業風景、カリキュラムを映像やテロップを使ってわかりやすくまとめることで、入学後のイメージを想像しやすくなっているのもポイントです。
相洋高等学校
神奈川県小田原市にある学校法人明徳学園相洋高等学校の学校紹介動画です。学校のある小田原市の紹介から始まる動画は、自然豊かな環境と、歴史ある校舎、そして楽しそうに学校生活を送る生徒を効果的にアピールしています。
学校行事などのイベントや部活動に励む生徒の姿やインタビュー内容は、学校生活の魅力を伝え、入学後のイメージを膨らませる効果が期待できるでしょう。また、テロップや図を使うことで、各コースの特色やカリキュラム、進学実績をわかりやすく伝えることに成功しています。
学校紹介動画の種類
学校紹介動画には、大きく分けて学校生活紹介動画と施設紹介動画の2種類あります。
学校生活紹介動画では、主に授業中や休み時間、部活動中の生徒の様子をはじめ、独自のカリキュラムや取組みを紹介し、「楽しそう」「入学したい」と思ってもらえるような学校の魅力を伝えることを目的としています。
一方、施設紹介動画では、校舎をはじめ、設備や備品など、学校内の施設紹介を目的とする動画です。最新の設備や綺麗な施設は、その学校ならではの魅力としてアピールすることが可能です。
動画を作る際、必ずしもどちらか一つに絞る必要はありません。動画制作の目的や予算に合わせて組み合わせると良いでしょう。
面白い学校紹介動画を制作する際のポイント
見た人に「面白い」「この学校いいな」と思ってもらえるような動画を制作するにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、学校紹介動画を制作する際のポイントをご紹介します。
目的とターゲットを明確にする
まずは、何のために、誰に向けた動画を作るのか、目的とターゲットを明確にしましょう。例えば、受験者数や資料請求を増やすことが目的なのであれば、通学可能範囲内に住んでいる受験生がターゲットです。動画を作る目的やターゲットがはっきりするほど、相手はどんな情報を知りたいと思っているのか、そのためにはどんな内容を盛り込めば良いのかが見えてきます。
上記のケースでは、進学実績やカリキュラムの豊富さなど、受験生が魅力に感じるだろうアピールポイントを訴求するのが効果的でしょう。目的を達成するには、ターゲットが求めている情報をわかりやすくまとめることが大切です。
自然体の生徒を映す
面白く魅力的な動画を作るには、自然体の生徒を映すことも大切です。あらかじめ用意した台本をただ読むのでは、言わされている感が否めません。また、わかりやすいようにと修正してしまうと、どうしても等身大の生徒というリアリティさが失われてしまいます。
生徒のインタビュー映像を使う際は、自分の言葉で自分の考えや思いを話してもらいましょう。また、授業中の様子や部活動をしている姿など日常風景を撮影する際も、演出しすぎず、自然体の生徒たちを映したほうが、本来の魅力が伝わりやすいです。
VRやCGなど最新技術を取り入れる
印象に残る動画を制作したいなら、CGやVRなどの最新技術を活用するのもおすすめです。CGやアニメーションを活用すれば、言葉や映像だけでは伝わりにくいものも、わかりやすく表現することが可能です。演出に力こだわれば、インパクトに残る印象的な動画を作ることもできるでしょう。
一方、VRは、限りなく実体験に近い体験を表現できる手法のひとつです。学校生活を疑似体験できる動画も作れば、オープンキャンパスや説明会など様々な場面で活用できます。
図や表、テロップを活用する
学校紹介動画では、学校の魅力をいかに上手に伝えられるかがポイントです。進学実績や就職率、カリキュラムなど言葉だけでは説明しにくい情報や、図や表、テロップを活用し、わかりやすく伝えられるよう工夫しましょう。
学校としてアピールしたいポイントに適宜図解を入れることで、より魅力が伝わりやすい学校紹介動画を作れます。
学校紹介動画の制作にかかる費用の目安
学校紹介動画の制作と一口にいっても、どのような動画を作るのか、撮影規模や時間によって、かかる費用は異なります。そこで、以下では、動画の種類別に費用目安をご紹介します。あくまでも目安ですが学校紹介動画の制作をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
【制作費用の目安】
動画の種類 | 費用の目安 |
画像のみスライドショー動画 | 5~30万円 |
インタビュー・学校風景動画 | 30~80万円 |
コンセプトムービー | 80~200万円 |
魅力が伝わる学校紹介動画を作りたいなら、制作会社に依頼するのがおすすめです。動画を作る目的やターゲットに合わせて、わかりやすく魅力的な映像を制作してくれます。
動画制作・映像制作ならGJCへお任せください
GJCは業界トップクラスのコスパで、費用・品質・成果の全てを追求した動画制作が可能な動画制作・映像制作会社です。学校紹介動画をはじめ、4000社以上60業種以上の動画を制作してきた実績や経験を活かし、目的やターゲットに合わせたわかりやすく魅力的な動画を制作いたします。
GJCでは、お問い合わせや相談、見積もりには無料で対応しています。正式な契約前に、どのような動画を制作できるのか、企画構成も無料でお渡しているので、制作会社選びに迷われている方は、ぜひ一度GJCまでご相談ください。
まとめ
今回は、面白い学校紹介動画の作り方をはじめ、学校紹介動画を作るメリット、成功事例などをご紹介しました。子どもの数が減る中で、生徒数を増やすには、いかに学校の魅力をわかりやすく伝えられるかが重要です。
動画を制作したいけれど、「どんな構成にすればいいかわからない」「動画の作り方がわからない」とお悩みの方は、動画制作会社に依頼するのがおすすめです。ノウハウと実績を持つ映像制作会社なら、訴求効果の高い動画制作が可能です。