日本のサッカーW杯出場決定に沸いた渋谷駅前のスクランブル交差点で、警視庁の機動隊員が行った行動がインターネット上で話題になっています。
「日本×オーストラリア」戦が始まると、いつものように数百人の機動隊が交差点に、バリケードを築き警備にあたっていました。
そして、本田圭佑選手がPKで劇的な同点ゴールを挙げると、サポーターらが交差点にも次々に集まり出し、あわやサポーターと機動隊が衝突かとも予想される中、ツイッターでは、こんな意外なことが話題になっていました。
「【速報】警官が日本代表おめでとうとか言い始めたぞ」
機動隊のうち若い男性警官1人が警察車両の上に立ち、マイクを持ち意外にも次のようなスピーチを始めたようです。
「目の前にいる怖い顔をしたお巡りさんは、皆さんに好きでこういうことをしているわけではありません。心の中では、日本代表のワールドカップ出場を喜んでいるんです」
「皆さんのチームメイトなんです、お巡りさんも。どうかチームメイトの言うことを聞いて下さい。お願いします」
このように静かに交通ルールとマナーを守るよう呼びかけると、驚いたサポーターから歓声と拍手が沸き起こったそうです。
これに対し、警官は声援に感謝しながらも、「皆さんが歩道に上がってくれる方がうれしいです。どうか歩道に上がって下さい」と・・・・。
このやり取りは次々にツイートされて、ネット上で大きな話題になったそうです。
この20代機動隊員には、取材依頼が殺到
男性警官について、その巧みな話術からDJをしているのではないかとの憶測も出て、「DJポリス」とのニックネームが付いたそうです。
「ケガをすると後味が悪くなってしまいますよ」という呼びかけは、コミックマーケットでの誘導方法に似ているとの指摘も出ていました。
また、この男性警官は、東京都江東区にある第9機動隊の広報係をしており、話術は得意だということです。
マーケティングや営業でも、このような相手を共感させる巧みな話術や文章、映像を取り入れて成功している例が多々あります。
書くことよりも、作ることよりも、売ることよりも
「相手を理解して共感すること」。
これができなければ、これからのマーケティングは成り立たないとも言われています。
相手の立場に立ち、親しみと共感を持つことが、 発見され、愛され 、話題になるマーケティングではないでしょうか?
是非、あなたも相手の立場に立ち、親しみと共感を持つようなマーケティングで、顧客集客アップをめざしてください。