茅ヶ崎は、日本のサーフィン発祥の地とも呼ばれており、そしてサザンオールスターズ桑田佳祐さんの生まれ故郷としても有名な場所でもあります。
1年を通して比較的温暖かつ過ごしやすい気候となっており、夏は高温になりにくく、冬も厳しい寒さになることが少ない場所なので、横浜のベッドタウンとしても人気です。
そして太平洋に面しているのでマリンスポーツが盛んであり、海沿いにはサーフショップが並んでいます。
相南地方に属しており、相南海岸の一翼でもある茅ヶ崎では、やはり相南観光をしに来る観光客や、より相南の雰囲気を楽しみたい住民の声もあってか輸入雑貨を販売する雑貨店も多いようです。
ハワイのホノルル市と姉妹都市提携を組んでいることからも、やはりサーフィンやビーチといったイメージが強いことも挙げられます。
動画制作や映像制作に活かすのであれば、やはり海や相南の雰囲気を活かした撮影に向いています。
その他にも古くからある寺社仏閣、日本庭園なども、映像制作に生かすことができるかもしれません。
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目次
茅ヶ崎サザンC
サザンオールスターズのCDジャケットになったことで非常に有名になったCの形のシンボルです。
サザンビーチちがさきのシンボルとして地域住民からも親しまれており、記念撮影をしていく観光客も非常に多い場所でもあります。
Cの形は片側に切れ目が入っていますが、この切れ目の部分に人が立つと円(縁)が繋がるというゲン担ぎから、縁結びの祈願スポットとしても人気になっています。
映像制作や写真撮影スポットとしては、Cの中心部分にえぼし岩が顔を出すタイミングが人気となっているようです。
晴れた日の青い空と海、砂浜を背景にした茅ヶ崎サザンCはなかなか絵になる背景となります。
茅ヶ崎に訪れるのであれば、ぜひ一度は行きたいスポットです。
えぼし岩
えぼし岩は、烏帽子の形に似た岩が小島の上にちょこんと乗っているように見えることから名付けられた岩です。
島の正式名称は姥島(うばじま)であり、1200万年もの大昔にできたものだと言われています。
以前は岩の先端がもう少しながく、烏帽子にとてもよく似ていたのですが、戦後に米軍が射撃訓練の標的としてえぼし岩を使った結果先端部分が折れて無くなってしまい、シンボルを守るために立ち上がった市民運動を経て訓練が中止、今の姿をとどめることになったのです。
このえぼし岩は見る場所によって烏帽子が東に傾いているか、西に傾いているかが違って見え、防砂林の通路を行く前と行った後では大きさが違って見えるなどミステリアスな部分もあります。
サザンビーチちがさき
茅ヶ崎サザンCのある、広いビーチです。
1999年に茅ヶ崎海水浴場という名前からサザンビーチちがさきに解明され、7月上旬から8月下旬まで海でたっぷり遊ぶことができます。
打ち寄せる白波と青く天高く晴れ渡る空、深い青の水平線など、夏場のサザンビーチは開放感にあふれており、目の前にいるだけでも心が躍るほどです。
毎年多くの観光客と海水浴客が訪れ、海の家も多く出店し、ロコモコやナシゴレンなどのトロピカルなフードや、茅ヶ崎でも人気の高いシラス丼などを食べることができ、ビールやカクテルなどもビーチサイドで楽しめます。
サザンオールスターズの曲が似合うビーチにこちら以上のものはないでしょう。
夏を満喫するように、ビーチで思い出をつくってみてください。
サザン通り商店街
サザンビーチちがさき同様、1999年ごろからサザン通りと呼ばれている商店街です。
十字型にクロスした通りには、茅ヶ崎のグルメを楽しめる飲食店が20軒ほど、様々な品を販売している販売店が30軒ほど並んでいます。
もちろんサザンオールスターズのグッズを取り扱うお店もありますし、桑田佳祐さんゆかりのお店もあるのです。
街並みはレトロでどこか懐かしい雰囲気があります。
どこか昭和の雰囲気が漂う商店街を散策してみたり、桑田佳祐さんも行っていたお店を探してみたりと、周辺を散歩するだけでも楽しむことができるでしょう。
桑田佳祐さんゆかりの場所を探すのであれば、そういったお店などを記した「ありがとねまっぷ」というパンフレットを参照するのがおすすめです。
氷室椿庭園
昔三井不動産の副社長だった氷室負債が所有していた庭園なのですが、遺族の意向で茅ヶ崎市に寄贈され、1991年から椿庭園としてオープンしたのが始まりです。
3月の中旬から椿が咲き始め、4月上旬頃まで椿の花を楽しむことができます。
椿がメインの庭園ですが、バラの花や松の木など、庭園内には約1300本もの庭木類が植えられているのです。
椿も様々な品種があり、中でも氷室雪月花という庭園の名前を冠した美しい品種は、白や薄桃色の地に紅色の絞りが入っており、特に人気を集めています。
現在庭園内の建物を別荘文化の貴重な場所として有形文化財の登録、景観重要建造物の指定を目指しています。
登録がされれば、より長くこの美しい庭園を楽しめるでしょう。
高砂緑地・松籟庵
松の木を中心とした緑の豊かな場所である高砂緑地は、明治時代には有名な新派俳優であった川上音二郎氏の別荘として使われていた場所です。
静かな住宅街の中にあり、美しい日本庭園を見ることができます。
松籟庵はこの高砂緑地の日本庭園の中にあり、前庭つきの茶室と書院を含めた建物となっています。
茅ヶ崎市に住んでいる元長崎屋会長の岩田考八氏が、茅ヶ崎に残る有形物のためにと寄贈した1億円から作成された庵です。
どちらも日本庭園として非常に美しく整備されており、四季折々の日本古来の風景を楽しむことができます。
結婚式などもやっているそうなので、和装結婚式をイメージした動画・映像制作を希望している方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
腰掛神社
日本武尊などを祀っている、江戸時代から鎮守として祀られてきた神社です。
腰掛神社の名前は、日本武尊が東征の際にここを通りかかり、しばらく休憩をしたことからつけられたとされていて、日本武尊が腰かけていたとされる腰掛石も遺されています。
周囲が深い森となっており、どれも樹齢がかなり高いであろう巨木ばかりなので、厳かで静かな雰囲気に包まれています。
腰掛神社の樹叢(じゅそう)は市が指定する天然記念物でもあり、イチョウやスギ、スダジイ、ケヤキなどの大木を後世に残そうと保護されているのです。
神社の建物はこぢんまりとしていますが、大木の影響で昼間でも薄暗く、神聖な雰囲気を感じることができます。
足もとに注意しつつ、参拝していきましょう。
浄見寺
茅ヶ崎市有数のお祭りである、大岡越前際で良く知られているお寺です。
安土桃山時代の武将、大岡忠政によって建てられました。浄土宗のお寺であり、大岡家代々の菩提寺でもあります。
代々、大岡越前守忠相として茅ヶ崎の堤村を納めていた大岡家を記念して開催されている、大岡越前際は、茅ヶ崎の春祭りとして墓前法要や越前行列などを行っており、毎年多くの市民と観光客が訪れるお祭りとなっているのです。
一度関東大震災や戦争などで中断されていましたが、昭和31年から再開しており、再び祭りを見物にくるお客さんを楽しませています。
浄見寺の境内には、県の天然記念物に指定されているオハツキイチョウが寺林と墓所の脇にあったり、同じように県の重要文化財に指定されている、室町時代に作成されたとみられる弁財天の坐像が納められていたりするのです。
桜も見事なので、観光として訪れるにもおすすめのお寺です。