企業VPとは?意味や企業PVとの違い、制作の進め方、成功事例を徹底解説 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

企業VPとは?意味や企業PVとの違い、制作の進め方、成功事例を徹底解説

企業VPは企業ビデオパッケージのことで、企業に関する映像コンテンツの総称です。とはいえ、企業VPと言われてもどのようなものなのか、いまいちピンと来ない方もいるでしょう。

そこで今回は、企業VPの特徴やメリットをはじめ、利用シーンや活用の成功事例をご紹介します。併せて企業VPを成功させるポイントやよくある質問にもお答えしているので、企業VPに興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

企業VPとは

 

企業VP(ビデオパッケージ)は、自社商品やサービスの紹介動画をはじめ、社内マニュアル動画や営業用動画、会社紹介動画など、企業の情報を発信する映像コンテンツ全般を指します。

動画の内容に定義はなく、企業に関する内容の動画であれば企業VPに含まれます。誰を対象とするかによって制作目的が異なる点が特徴です。動画はテキストや画像のみに比べて視聴した人の記憶に残りやすい上、短時間でより多くの情報を伝えられることからニーズが高まっており、活用する企業は増加傾にあります。

企業VPと企業PVの違い

企業VPに似た言葉として、企業PVがあります。PVとはプロモーションビデオの略称で、商品やサービスの宣伝や販売促進を目的としています。一方、企業VPも宣伝や販売促進といった目的は同じです。

しかし、それ以外にも会社紹介動画やマニュアル動画など、多岐にわたる映像コンテンツも含まれる点が大きな違いです。つまり、企業PVは企業VPの1つと言えます。

企業VPの特徴・メリット

 

企業VPの特徴やメリットとして、以下の3つが挙げられます。

・ブランディングに効果がある

・営業ツールや社内マニュアルとして活用できる

・SNSの拡散による認知度向上が期待できる

それぞれどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

ブランディングに効果がある

会社概要や企業理念、行っている取り組みなどを、映像やナレーションを使って具体的かつわかりやすく視聴者にアピールすることで、自社ブランドのイメージ向上効果が期待できます。

テキストや画像だけでは伝わりにくい内容も、動画なら表現しやすく魅力的に見せることが可能です。特に、視聴者にわかりやすく伝えるのが難しい企業理念やビジョンのような抽象的な内容も、企業VPをうまく活用すれば多くの人の印象に残せるでしょう。

なお、作った動画をブランディングに活用する場合、自社サイトをはじめ、YouTubeやSNSなどで発信するのが一般的です。

営業ツールや社内マニュアルとして活用できる

企業VPは、自社製品やサービスを紹介する営業ツールとして活用できます。パッと見で用途や使い方がわからない製品や言葉での説明が難しいサービスも、動画ならわかりやすく伝えられるため、商談にも最適です。

また、従業員向けの社内マニュアルも動画で制作しておけば、文字やテキストだけのマニュアルに比べ、情報量も多く理解しやすいです。従業員同士のズレをなくし、クオリティやスキルの均一化につながるでしょう。

一度制作すれば何度も見返せるため、新人研修の教材に活用すれば指導する担当者の負担軽減にも役立ちます。さらに、指導者によって研修内容の質にバラつきが出やすいといった問題も解消できるでしょう。

SNSの拡散による認知度向上が期待できる

制作した企業VPをYouTubeやX、InstagramなどのSNSを使い発信することで、認知度向上が期待できるのもメリットの1つです。

動画の内容や質が良ければ、SNSでの拡散が期待できます。従来のターゲットよりも多くの人に、商品やサービスを認知してもらえる可能性があります。また、コストも抑えられるため、認知度向上を目指す際は、必要に応じて積極的にSNSと企業VPを活用していきましょう。

企業VPが利用されるシーン

 

企業VPは、Web広告やSNS、採用活動や社内マニュアル、Webサイト・LPへの掲載に主に活用されています。中でも最も多いのは、Webサイト・LPへの掲載です。企業VPを自社サイトやLPに掲載することで、サイト訪問者への理解を促し、商品やサービスの売上アップが期待できます。

また、企業VPはWeb広告としても活用されています。Web広告市場は今後も拡大が予想される分野でありながら、低コストで出稿することも可能です。したがって、今後はより多くの企業が動画広告の強化に動くと考えられます。

他にも、SNSを使って積極的に発信することで多くのユーザーへのアピールが期待でき、社内マニュアルとして活用すれば研修の質を高められるだけでなく、担当者の負担軽減にもつながるでしょう。さらに、会社説明会や就活イベントなど採用活動に企業VPを使えば、堅くなりがちな企業理念や事業内容もわかりやすく伝えることが可能です。

企業VPの活用成功事例

 

ここでは、実際に企業VPを活用して成功した事例をご紹介します。

事業紹介/伊藤忠エネクス株式会社

伊藤忠エネクス様のアスファルト事業のPR動画です。ステークホルダーに向けて、わかりやすく伝えることを目的に作られました。

アルファルト事業の現状をはじめ、将来性や優位性、最新事情といった難しくなりがちな内容に、あえてポップな雰囲気のイラストアニメーションを採用しています。最後まで楽しめるよう、アスファルトに関する雑学的なおもしろ知識を盛り込んでいる点もポイントです。

採用動画/双葉電子工業株式会社

蛍光管表示管や金型用部品、ラジコン機器を手掛ける双葉電子工業株式会社様の採用PR動画です。採用の対象者に対して「世の中に貢献するモノづくりをしている会社」であることをアピールし、応募を促進したいという目的で作られました。

双葉電子工業株式会社様の技術がどのような場面に使われているのか、様々な事業を支えているのかをイラストを活用し、わかりやすく伝えています。短時間の動画ですが、双葉電子工業株式会社様の魅力がたくさん盛り込まれているため、就活イベントや就職説明会など様々な場面で活用することが可能です。

ブランディング動画/株式会社ラック様

セキュリティ対策技術を中心に、ITトータルソリューションを提供する株式会社ラック様のブランディング動画です。展開する事業の1つ、セキュリティ診断サービスを通じた社会貢献をPRすることを目的に作られました。

安心・安全な情報化社会の実現という理念をわかりやすく表現するため、イラストアニメーションを採用しています。さらに、映像で先進感を演出するため、彩度の高い色を基調としているほか、新しさを出すためにグラデーションを使った演出に仕上げています。

サービス紹介動画/ウイングアーク1st株式会社様

ウイングアーク1st株式会社様の提供する文書管理サービスの紹介を目的とした動画です。紙帳票類の電子化から管理までを一貫してできるシステムの導入を促すべく、従来の問題点についてアニメーションを用いてわかりやすく表現しています。

また、ウイングアーク1st株式会社様の提供する文書管理サービスを導入することで得られるメリットをはじめ、使い方を視覚化することで、システムの特徴をわかりやすく伝えることに成功しています。視聴者が直感的に理解できるよう工夫を施しているため、営業ツールとしてはもちろん、展示会など様々な場面で活用できるでしょう。

企業紹介動画/日本通信サービス様

新卒者への採用PRを目的に、現役の社員たちが座談会形式で会社の雰囲気や仕事のやりがいを紹介する動画です。新卒者と年齢も近い社員がリアルな本音トークを繰り広げるユニークな内容となっています。

撮影ではリアルな本音トークを引き出すため、台本は用意せず、自由に語ってもらう企画を採用しています。リラックスした雰囲気の中で自由に語ってもらうことで、実際の雰囲気やどんな先輩たちがいるのか知ることができるほか、研修期間の話を盛り込み入社後のイメージもつきやすいよう工夫しています。

企業VPの制作で成功するためのポイント

 

企業VPを制作させるためには大切なポイントは以下の4点です。

・シナリオは品質を左右する

・目的・配信媒体を明確にする

・ナレーションでメッセージを伝える

・外注の際は見積もりや提案書をしっかり見る

シナリオは品質を左右する

企業VPを成功させるには、シナリオの品質が非常に重要です。シナリオの質によっては何を訴求したい動画なのか、目的がブレてしまいます。

効果の高い企業VPを制作したいなら、あらかじめ、企業や商品、サービスの魅力や強みを洗い出しておくと良いでしょう。また、利用する媒体や伝えたいコンセプト、動画の時間やメインメッセージなどを事前に決めておくと、起承転結を意識したまとまった内容の動画を制作するのに役立ちます。

シナリオを考える際は、絵コンテも作成しておくと、映像化した際のイメージが伝わりやすいため、撮影や編集を効率的に進めやすくなります。

動画制作の流れや費用をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。

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目的・配信媒体を明確にする

目的を明確にすると、より高い訴求力を持つ動画に仕上げられます。何のために動画を制作するのか、目的をはっきりさせましょう。

また、動画は配信する媒体によって、ユーザー層が異なります。SNSなどを活用する際は、各媒体の利用者層を理解し、目的にあった配信媒体を活用することが大切です。

動画の入稿規定は配信媒体によって異なります。配信できる動画の長さやサイズが変われば、効果的な動画の内容や編集も変わります。企業PVを効果的に利用したいのであれば、各媒体にあった演出ができるよう構成を工夫しましょう。

ナレーションでメッセージを伝える

企業PVではナレーションも重要な役割を果たします。視覚だけでなく、聴覚からもアピールすることで、より人の記憶に残りやすくなるからです。加えて、ナレーションの声質や話し方次第で、動画を最後まで見てもらえるかが変わります。

特に営業ツールに使う動画では、ナレーションは重要な役割を果たします。最後まで離脱せず動画を視聴してもらうには、動画内容に適した聞き心地の良いナレーションを用意し、伝えたいメッセージを明確にすることが大切です。また、効果音を適切に使うことで、視聴者の興味や関心を引くことも可能です。

外注の際は見積もりや提案書をしっかり見る

企業VPを外部の制作会社に委託する際は、見積もりや提案書の内容をしっかりチェックしましょう。金額だけで制作会社を決めると、作りたかった動画を制作できなくなる可能性があります。

企業PVの相場は動画内容によって異なります。何を目的としているか、予算や納期、配信媒体などが明確でなければ、適切な予算を組むことは難しいです。

予算を決めることは大切です。しかし、制作会社を選ぶ際は、あらかじめイメージしていた動画制作が可能なのか、動画を作る目的や仕様用途を確認することが大切です。

企業VPに関するよくある質問

 

企業VPって何?企業PVとの違いは?

企業VPは、企業が特定の目的に沿って制作した動画のことで、商品・サービス紹介やブランディング、企業紹介など幅広い目的や用途で使われます。一方、企業PVは、CMのように商品やサービスのプロモーションを目的としたものであり、企業PVの一種と言えます。

企業VPの活用方法は?

企業VPは、Webサイト・LP(ランディングページ)への掲載やWeb広告、採用活動や社内マニュアル、企業紹介など様々な目的に合わせて動画を制作・活用しています。

動画を活用するメリットは?

映像を用いることで、テキストや画像のみよりも多くの情報量を伝えることが可能です。また、動画で説明することで、商品・サービスの紹介や抽象的な表現も視聴者にわかりやすく伝えられる点もメリットです。

企業VPはどのように構成されている?

企業VPは、実写映像やアニメーション、CG映像などの視覚情報に加え、ナレーションや交換、BGMなどの聴覚情報で構成されています。視覚情報に続いて情報量の多い聴覚情報を組み合わせることで、より効果的に視聴者の興味や関心を引くことが可能です。

動画制作・映像制作ならGJCへお任せください

 

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まとめ

 

今回は、企業VPとは何なのか、企業PVとの違いやメリットをはじめ、活用成功事例や制作を成功させるためのポイントなどを解説しました。企業VPは、自社商品やサービスの紹介や採用活動、社内マニュアルや営業ツールなど、幅広い目的や用途で活用する映像コンテンツです。

動画はテキストや画像に比べて多くの情報をわかりやすく伝えられるため、昨今は導入する企業も増えています。高品質で効果的な企業VPを制作したい場合には、プロへの相談を検討しましょう。

Members制作メンバー

早いレスポンス、心地よい対応、高い専門性で
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  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

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  • 藤田 秀幸
    営業・制作進行責任者
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