新型コロナウイルス感染症の蔓延により、様々な制限が設けられるようになりました。オンライン化が進められる場面も多く見られます。採用活動においても、オンライン説明会や面接などを取り入れている企業もあります。
オンライン化を進めるにあたり、必要不可欠なのが動画コンテンツです。採用動画を制作すると、企業訪問で体験できた社内の雰囲気を感じることができ、企業への理解が深まっていきます。今回は、採用活動において動画コンテンツを取り入れるメリットや事例、知っておきたいポイントについてご紹介します。
かっこいい採用動画事例6選
動画制作を行う前に、どのような動画があるのか・どんなイメージの動画を作っていくのかを考えておくことが大切です。特に採用動画は企業のイメージにもつながる大切な動画になります。まずは、かっこいい採用動画事例を見ていきましょう。
美容室採用プロモーション動画事例
ブランドのCMのような冒頭で視聴者の興味を引き、社員の働く姿をさらにスタイリッシュに見せています。働く環境の雰囲気などもわかりやすく、入社後のイメージがしやすいという効果が期待できます。
金属加工会社の求人動画事例
採用動画としての機能を果たしながらも、まるで1つのドキュメンタリー番組のような動画になっています。思わず見入ってしまうほど興味がそそられる仕上がりは、採用動画に欠かせない要素です。
益正グループ 採用動画事例
「今までの飲食業界を壊せ、覆せ」というコンセプトに合った映像・BGMが印象的です。かっこよさはもちろん、具体的にどのようにしていくのかが明確になっているため、入社後のイメージが付きやすいというのもポイントの1つとなっています。
パリミキ・メガネの三城 新卒採用動画事例
映像とBGMのみでアピールするという演出が特徴の採用動画です。音声がないにも関わらず、パリミキ・メガネの世界観やオシャレな雰囲気がしっかりと伝わってくる動画になっているため、様々な効果が期待できます。
八幡自動車商会 新卒採用 インタビュー動画事例
インタビュー動画は、お話を通して仕事に対する思いやこだわりなどを引き出しやすく、企業の熱量などを伝えたい時に効果的です。より具体的なエピソードを交えながら進めていくことで、さらにそこで働くイメージがしやすくなります。
株式会社MJE 新卒採用動画【オフィスサービス】
内定がゴールだと考える学生に向けて、「本当にそれで良いのか」と訴えかける内容の動画です。音声がないにも関わらず、心を揺さぶられるような演出に仕上がっています。この動画をきっかけに、会社に対する興味を持つ人も多いでしょう。
面白い採用動画事例5選
株式会社ボードルア 求人用イメージ訴求動画事例
採用動画といえば、実際に働いている人のインタビュー動画が多く見られますが、こちらは求人用のイメージ動画です。イメージ動画になるため、具体的な仕事内容などはあえて説明しておらず、職場の雰囲気や社員が笑顔で働く様子などを見て、イメージを膨らませることができます。
株式会社くらコーポレーション パート・アルバイト募集動画事例
親しみやすい絵柄のアニメーションに加え、セリフがないというのが特徴です。セリフがなくてもわかりやすいストーリーで、最後まで見たくなってしまう、そんな構成になっています。BGMも相まってとても爽やかな仕上がりになっています。
株式会社ADKホールディングス 採用コンセプト動画事例
思わず自分が発揮できるスキルはないか？ということを考えてしまうような仕掛けが詰まっています。求める人材像をわかりやすく表現することで、優秀な人材を集めることに成功しました。取っつきやすいコンセプトでありながら、かっこよさも兼ね備えているのがポイントです。
マルコメ株式会社 社員紹介動画事例
バラエティ番組のような構成で、取っつきやすい印象の採用動画です。1人の社員に密着し、どのように1日を過ごしているのかがわかるため、求職者の不安や疑問を払拭する効果が期待できます。
株式会社バードワークス 採用動画事例
社員それぞれの趣味やどんな仕事をしているのか、どんな思いで仕事に取り組んでいるのかといったことを紹介しています。仕事をしながらもプライベートを充実させられるという安心感を与えると共に、社員の雰囲気などもわかりやすくなっています。
採用動画の直近のトレンド
かっこいい、面白い採用動画と個性が詰まった動画が多くありましたが、実は採用動画にもトレンドがあり、取り入れることによってより応募者の質を高める効果が期待できます。ここでは、2つのトレンドをご紹介します。
ドローンによる映像を取り入れた動画
1つ目のトレンドは、ドローンで撮影した映像を動画素材として採用するものです。特にオフィスなどの職場紹介シーンに使われることが多くなっています。
ドローンを利用するメリットは、臨場感を表現できることと動画制作にかかる費用が抑えられることにあります。ドローンで撮影することによって撮影の機材やスタッフが少なくなるため、場合によっては20万円前後での動画制作が可能です。
とはいえ、ドローン撮影に対応していない動画制作会社も存在するでしょう。取り入れたい演出や表現に対応していないからと諦めるのではなく、編集の知識・技術を豊富に持っている動画制作会社に依頼することで、臨機応変に対応してくれます。
今回ご紹介した動画には、ドローンで撮影したようなシーンがありますが、実は編集のみでドローン風の映像を作り上げています。ドローンを利用して見応えのある動画を作りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
座談会形式の動画
採用PRとして高い効果を発揮する座談会動画です。座談会動画もトレンドの1つで、台本通りに進めたり、決められたテーマについて話し合ったりします。
本音を引き出すための工夫や、リラックスした雰囲気を作り出すための工夫は、企画を担当する動画制作会社側の腕の見せ所です。中にはテンポを良くする・スムーズに進めていくために司会を設けている動画もあります。
今回ご紹介する動画は、普段から関わり合っている同期同士を集めて行ったため、仕事中に近い雰囲気を引き出すことができました。また、新入社員を起用することで、新卒者が共感しやすい、メッセージを受け入れやすいといったメリットも生まれています。
この動画は編集にもこだわっており、可愛らしい吹き出しやアニメーションなどのデザインを採用しています。こだわりのデザインによって、発言している人だけでなく、聞き手のリアクションもわかりやすくなり、より雰囲気が伝わる動画に仕上がっています。
採用動画の効果
採用動画は、人材獲得のために作成を考える企業が多いですが、実はその他にも様々な効果が期待できます。採用動画に期待できる効果を詳しく見ていきましょう。採用動画を制作するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
多くの情報を伝えやすくなる
動画は、静止画や文章と比べると圧倒的に多くの情報を伝えられる媒体です。音と映像で構成されているため、非常に多くのメッセージをスムーズでわかりやすく伝えられるのは、動画ならではの大きなメリットだと言えるでしょう。
また、映像は記憶に残りやすいという特徴もあります。人の心を動かせるような動画を採用活動に取り入れれば、効果的だと考えられます。数値化することが困難なブランドのメッセージや企業の文化、職場の雰囲気などを伝えたいと考えている場合にも適したコンテンツです。
企業の魅力を拡散しやすくなる
就職活動でスマホを活用した情報収集をするのは一般的になっています。そのような状況下でインターネットを駆使した告知は見逃せない要素です。採用活動向けの動画を制作することにより、自社のホームページや説明会、セミナーでの活用はもちろんですが、FacebookやXなどのSNSにも掲載できます。
動画自体は1つしか作っていなかったとしても、SNSには驚異的な拡散力があります。その特性を上手く活かすことで、魅力の拡散や認知度の向上につなげられるのです。優秀な人材が応募してくれるきっかけになる可能性も高まるでしょう。
採用する側とされる側のミスマッチを防ぎやすくなる
企業の採用ページや求人サイトに書かれている情報だけでは、どのような仕事をしているかなどの理解を深めるのは残念ながら難しいです。特に、社会人経験がない新卒者の場合だと採用担当スタッフから直に説明を受けたとしても、自分が仕事している様子を明確にイメージするのは難しい傾向にあります。
そのような場合にも動画は効果を発揮してくれます。動画を使い、先輩社員が楽しそうに仕事をしている様子を見ると、どのように働くのかイメージが湧きやすくなるからです。働いている姿がイメージできれば、入社後のミスマッチを防ぐこと、離職率を下げることにつながります。
コストや工数を削減できる
オフラインの説明会を開催する場合、会場費や印刷物などのツール代、人件費など様々なコストが発生します。それらのコストは、採用活動向け動画を取り入れることで減らせるものです。動画であれば何度も使用できるので、伝えるべきことなどのクオリティを維持しつつ、コストの削減が可能となります。
就職活動をしている学生が知りたいと思っていることを抜かりなく盛り込んだ動画なら非常に効果的です。採用担当者の負担軽減にもつながります。
採用動画を制作するポイント
動画コンテンツを作成するなら中身が重要になります。採用活動で役立つのはどのようなコンテンツなのかよくわからないという人もいるでしょう。そこで続いては、採用活動に役立つ動画コンテンツの事例をご紹介します。
インフォグラフィックを取り入れた企業紹介動画
1つ目は、インフォグラフィックを取り入れた企業紹介動画です。インフォグラフィックは、図やグラフを駆使して情報をわかりやすく伝えるための手法です。アニメーションや音楽、ナレーションなどを加えたものはインフォグラフィック動画と呼ばれています。
インフォグラフィック動画を活用すると、文章化が難しい独自のシステムを視覚的にもわかりやすく説明できるようになります。システムを説明する時だけではなく、企業概要について説明する際にも役立つ手法です。また、インタビュー動画で実際に働いている先輩社員の声を届けるのも良いでしょう。
採用コンセプトを紹介する動画
2つ目は、採用コンセプトを紹介する動画です。何らかの理由で説明会などに足を運べない学生にアピールしたい場合などにおすすめです。コンセプト動画を制作することにより、企業のイメージをよりわかりやすく伝えられます。
どのような人材を採用したいと考えているのか、採用活動はどのように行われるのかなどを伝えたい時にも役立ちます。学生に伝えたいメッセージがあるなら、文章で発信するのではなく採用コンセプトを紹介する動画の制作を検討してみてください。
採用活動向けに効果的な動画を制作するためのポイント
採用活動向け動画を制作する際、自社ではなく動画制作会社に依頼するケースが多いです。理想的な動画に仕上げるためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。最後に、採用活動向けに効果的な動画を制作するためのポイントについて解説していきます。
動画を利用する目的やゴールをはっきりさせる
採用活動向けの動画をどのような目的で使うか、どのようなゴーㇽを目指しているか、といった点は動画制作会社に伝えるようにしましょう。採用活動にはいくつものフェーズがあるため、どのタイミングで使うのか考えた上で設計する必要があるからです。
「自社についてより詳しく知ってほしい」といった認知を目的としているなら、事業内容など企業に関する基本的な情報も必要となります。しかし、「入社してからのミスマッチを防ぎたいから、社員について知ってほしい」と考えているのであれば、先輩社員のインタビューがメインとなります。どのフェーズかによって、動画の構成や伝えるべきメッセージが変わるので、最初にしっかりと動画を利用する目的やゴールを決めておくようにしましょう。
求職者が求めていることを伝えられるような構成を意識する
求職者が求めている答えを提示できるかどうか、という点も採用活動向けに効果的な動画を制作するためのポイントとして挙げられます。職場の様子や福利厚生など、求職者が気にしていると思われる要素を抜かりなく取り入れられるように動画制作会社のスタッフと打ち合わせるようにしてください。
求人情報に掲載されている基本的な情報はもちろんですが、先輩社員の声や経験談などリアルな情報も映像化すると良いでしょう。メリットだけ全面に押し出すのではなく、デメリットだと思われそうな部分も正直に伝えると、信頼できる企業だと感じてもらいやすくなります。
どのように発信するか吟味する
効果的に動画を活用するには、発信方法にも気を配る必要があります。YouTubeに投稿した動画を採用サイト内のどこかに埋め込む、動画ファイルを公式LINEアカウントやメールマガジンで届ける、といった方法が考えられます。どの媒体で発信するか、ということもあらかじめ考えておきましょう。
発信する媒体により、動画の尺や容量が変わってくるためです。既に決まっている場合は、伝えておくと尺などを微調整してもらえるため、忘れずに伝えてください。もしも迷っているなら、動画制作会社の担当者と相談しながら煮詰めていくと良いでしょう。
採用動画ならGJCへ
GJCは採用動画を含む様々な動画制作を行っています。トップクラスのコスパを誇りながらも、品質や成果にもこだわったサービスをご提供しています。企画・構成の提案を無料で行っているため、クオリティを確認してから契約できるほか、想像やイメージからかけ離れた動画ができてしまうというリスクが抑えられます。
対応力が大きな強みであり、こだわりから価格のご相談、短納期まで、臨機応変に対応いたします。採用動画の制作をお考えの方は、ぜひGJCにお任せください。
まとめ
様々な場面でオンライン化が進む中で、就職活動でも動画などが今まで以上に使われるようになりました。対面での説明会が難しくなってしまったことが大きな理由です。動画を使うことにより、文章などでは伝えきれない魅力などを効率的にアピールできるようになったため、悪いことばかりではありません。
しかし、ただ企業を紹介する動画を作るだけでは効果的とは言えないので注意が必要です。採用のフェーズに合わせて適切な構成にしていく必要があります。採用活動向けの動画を制作したいと考えているなら、それぞれの状況に合わせて効果的な動画を作れるような提案を行っているGJCまでお気軽にご相談ください。
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