動画は今や多くの企業が活用しており、様々な効果を発揮しています。特に施設紹介は動画との相性が良いため、活用しない手はないでしょう。
今回は、そんな施設紹介動画のメリットや制作時のポイント、制作事例などをご紹介します。施設の認知を向上させたい方や施設紹介動画の制作を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
施設紹介動画とは?
施設紹介動画とは、施設の特徴、強み、魅力などを短い時間で視聴者に伝えられる動画です。会社はもちろん、学校や病院、レジャー施設、ホテル、福祉施設といったあらゆる施設で取り入れられており、高い訴求効果が期待できます。
施設紹介動画では、訪問したことがない人や訪問を検討している人に対して、施設にどういった魅力があるのか、どのように利用するのかなどを伝えるのが一般的です。
施設紹介動画の制作メリット
あらゆる施設で活用されている施設紹介動画ですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
施設の魅力を伝えやすい
施設の魅力はWebサイトやパンフレットなどでも伝えられますが、実際に訪問したときのことをイメージしづらいです。動画であれば、テキストや写真よりも情報が伝わりやすくなるため、施設の魅力もしっかりと理解してもらえます。
施設の映像に加え、テロップやBGMなどを効果的に使用すれば、より魅力を引き立てることも可能でしょう。
施設の雰囲気が伝わりやすい
訪問する施設を検討するときは、雰囲気を重視する人が多いです。そのため、施設の雰囲気をしっかり伝えることが高い訴求効果につながります。
実際に移動しながら施設を紹介すると、静止画では伝わりづらい雰囲気を感じ取ってもらいやすくなります。施設の雰囲気を感じてもらうことに重きを置くなら、疑似体験ができるような内容にするとより効果的でしょう。
認知向上に役立つ
施設紹介動画は、自社サイトのグレードアップに役立つだけでなく、認知向上や集客、ブランド価値の向上といった効果も得られます。1度制作した施設動画は、SNS、Youtube、動画広告など幅広い媒体へ掲載できます。
複数の媒体を使えば、より多くの視聴者に見てもらうことが可能です。注目を集められるような施設紹介動画を制作できれば、SNS上での拡散も期待できます。
業務効率化とコスト削減になる
施設紹介動画は、これまで従業員が行っていた施設紹介業務を一手に引き受けてくれる存在です。つまり、施設紹介動画があれば、何度も同じ説明をするために割いてきた時間と手間を省くことができるのです。
伝え漏れや伝達不足の心配がない上、簡潔に伝えられることもメリットと言えます。より分かりやすい説明ができることから、顧客満足度向上も期待できます。
施設紹介動画を制作する際のポイント
より効果的な施設紹介動画を制作するために、押さえておくべきポイントを見ていきましょう。
動画制作の目的をはっきりさせる
効果的な施設紹介動画を制作するには、動画を作る目的を明確化することが欠かせません。目的を定めることによって、その目的を果たすために何をするべきなのかが分かってくるからです。
反対に、目的が曖昧だと、動画内に訴求点がいくつも存在してまとまりがない動画になってしまいます。まとまりがない動画は、視聴者にとって理解しづらく、思うような効果が期待できなくなります。
施設紹介動画を作る前には、必ず何を達成するための動画なのかを明確にすることが大切です。
ターゲットを決める
どんな人に向けて施設の魅力をアピールしていくのかを決定するのも動画制作を成功させるためのポイントです。理由は、年齢や性別、趣味嗜好などの属性が異なれば、効果的な動画の内容もそれぞれだからです。ターゲットが決まれば、動画の内容を深掘りしやすくなるでしょう。
ターゲットを決定する際は、年齢や性別、趣味嗜好だけでなく、性格やバッググランドまで想定することが重要です。そのため、より具体的なペルソナを設定しましょう。
メインメッセージを決める
効果的な施設紹介動画を作るためには、情報を詰め込み過ぎないことが大切です。1番伝えたいメッセージを決めましょう。メインメッセージがしっかりと伝わる動画構成にすることで、視聴者の印象に残すことができます。
情報を詰め込めばより多くの魅力が伝わりそうに思えますが、実際は、情報が多すぎる・興味がない内容があり飽きる・まとまりがないといった動画になり、何の効果も得られない仕上がりになってしまうのです。
施設のイメージに近いBGMを使う
施設紹介動画には、BGMなどによって施設の魅力を際立たせられるというメリットがあります。しかし、どのようなBGMでも問題ないというわけではありません。施設のイメージにぴったりなBGMを選定することが大切です。
例えば、レジャー施設のアトラクション紹介にゆったりとしたBGMが使われていたら、違和感を覚える方が多いはずです。施設や内容に合ったBGMを選択し、施設の雰囲気をより具体的に感じてもらえるようにしましょう。
VRや360度動画などで飽きさせない
VRや360度動画は施設紹介動画との相性も抜群です。一見、迫力や臨場感を楽しむためのコンテンツに見えるかもしれません。しかし、VRを活用すれば、視聴者がチェックしたい箇所を自由に見られるため、より来訪意欲をかき立てられるようになるのです。
視聴者に選択肢をクリックしてもらうことで動画が進んでいくインタラクティブ動画も親和性が高いです。どの動画も疑似体験ができることから、視聴者を飽きさせることなく最後まで楽しんでもらえます。
施設紹介動画の制作事例8選
ここからは、会社オフィスやホテル、レジャー施設まで様々な施設紹介動画制作事例をご紹介します。
Amazon品川オフィス
ただオフィスを紹介するのではなく、どのように作られ、どのようなこだわりが詰まっているのかも同時に知ることができる動画になっています。Amazonらしい大迫力なオフィスの魅力が動画によってより引き立って見えるのがポイントです。実際にオフィスに訪れたときのことをイメージさせるようなシーンもあり、思わず見入ってしまう魅力的な施設紹介動画です。
あさやホテル
https://aap1.mil.movie/Srys0H/
鬼怒川の歴史ある宿、あさやホテルの施設紹介動画です。創業130年の老舗宿でありながら、近年注目度の高いインタラクティブ動画を採用しています。単純に客室や浴場を紹介するのではなく、興味があるものを選んで視聴できるため、飽きることなく最後まで楽しめます。
宿泊の疑似体験にもなり、より旅行意欲をかき立てる動画になっています。
虎ノ門ヒルズムービー2023
駅と街を一体とする開発が行われたことで話題になった虎ノ門ヒルズの紹介動画です。コンセプトである「グローバルビジネスセンター」をキャスティングでしっかりとアピールしています。ストーリー構成の工夫によって「交通結節点」であることもよく分かる動画になっている上、ストーリー性も高いため、最後まで飽きずに見られます。
サンリオピューロランド
ピューロランドに初めて訪れる人、ピューロランドに興味がある人向けの施設紹介動画です。スタッフが実際に館内を移動しながら案内してくれるため、実際に小さい子どもを連れて訪れるときのシミュレーションがしやすいです。疑似体験としても楽しめるため、来場の促進にもつながるでしょう。
ターゲットを絞ることで、より効果的に訴求できることが分かる事例だと言えます。
ナガシマリゾート
ナガシマリゾートの中でも特に人気があるアトラクション「シャトルループ」の疑似体験動画です。シャトルループならではの迫力を体験することで、来場を促進しています。
360度VR動画となっているため、実際に搭乗しても見られない景色が見られます。VRヘッドセットを用いれば、より臨場感を楽しめるのもポイントです。
新潟医療福祉大学
新潟医療福祉大学の施設紹介動画です。ドローンを用いることで、空撮コストを抑えながらもインパクトのある動画を実現しています。
テロップとBGMのみというシンプルな動画ですが、自然に囲まれた新潟医療福祉大学の魅力がしっかりと伝わる仕上がりになっています。教室や設備、寮なども確認でき、全体像が掴みやすいため、受験申し込みや入学の促進につながるでしょう。
明治安田生命オフィス
明治安田生命のオフィス見学ができる動画です。この動画は新卒採用動画として制作されました。
自分が希望する職種、コースのみをチェックできるよう、インタラクティブ動画を採用しているのがポイントです。「丸の内オフィス」と「東横町オフィス」の2ヶ所をチェックできるところにも配慮が感じられます。
デイサービス オールウェイ
デイサービスオールウェイとはどのような施設なのかを確かめられる動画です。送迎の様子や施設でどういったことを行うのかなどの映像が詰まっており、疑似体験動画としての役割も果たしているのがポイントです。利用者のインタビューもあり、リアルな声を聞いて判断したいという方にとっても非常に役立つ仕上がりになっています。
施設紹介動画の制作ならGJCにお任せください
GJCは、施設紹介動画をはじめとする様々な動画制作を手掛ける動画・映像制作会社です。業界相場の半額というコストパフォーマンスを実現しながら、柔軟な対応、高品質な動画の提供、目的達成のサポートまで行っています。
動画制作が初めてという方でも安心してご利用していただけるよう、企画・構成提案、動画の修正を無料でお受けしております。効果的な施設紹介動画を制作したい、コスパを重視したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、施設紹介動画を制作するメリットや制作するときのポイント、制作事例などをご紹介しました。施設紹介動画は、その施設の魅力や雰囲気をしっかりと伝えられるため、認知向上だけでなく、来訪意欲向上にもつながります。
あらゆる施設が活用しているため、参考にできる事例が多くあることから、自社で制作する場合のイメージがしやすいでしょう。今回ご紹介した事例も参考にしながら、目的やターゲットを明確にし、動画制作に取り掛かってみてください。