2023年の動画トレンド「VTuberの大流行」 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

2023年の動画トレンド「VTuberの大流行」

最近テレビや様々なメディア媒体でVTuber(ブイチューバー) の活躍を目にする機会が増えています。VTuberとは、バーチャルYouTuberのことで、主に2Dや3Dのキャラクターを使って活動しているYouTuberを指します。

これまで、YouTube上で動画投稿やライブ配信をすることが主な活動現場でしたが、最近ではテレビ番組やCMなど、他の媒体にも登場し、大きな経済効果を生み出しています。そこで今回は、Vtuberの特徴や成功事例を紹介していきます。

Vtuberの特徴とは

ここでは、Vtuberとはいったいどういうものなのか、詳しく解説していきます。

Vtuberとは?アニメとはどう違う?

Vtuberは、2Dや3Dで作られたキャラクターを使い、YouTubeで動画投稿をしたり、ライブ配信をしたりといった活動をする配信者のことを指します。歌ったり踊ったり、会話したりと多彩な活動を見せるVtuberですが、キャラクターの中にはそれぞれ動きや表情を作っている人物がおり、多くの場合は声もその人物が担当しています。

Vtuberを見ていると、あまりの滑らかな動きにどうやって作っているのと疑問に思うこともあるでしょう。Vtuberの動作や表情は、関節などにマーカーと呼ばれる印をつけ、特徴となる部分の位置や動きをデータ化する技術を用いて再現しています。

中の人の声や表情、動きが自然に表現できるため、あたかもキャラクターが意志を持って動いているように見えるのです。そのため、キャラクター自体はアニメとそう大差ないように感じますが、中の人の演じているものをそのまま表現できるという点が、アニメとは絶対的に異なります。

Vtuberの特徴とは

2Dや3Dのキャラクターが動画の投稿や配信を行うVtuberという存在は、先進的であるだけでなく、ARやVR、AIなど今後伸びると予測されるテクノロジーと相性が極めて良いという特徴があります。例えばVtuberなら、仮想現実であるVR上に登場させられるだけでなく、現実世界にはないものを補えるAR技術を活用することで、キャラクターが目の前にいるかのような臨場感を味わうことも可能になります。

また、Vtuberに人口知能であるAI技術を搭載することで、中の人を必要としない、自立したキャラクターが産まれる可能性も考えられます。

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Vtuberの成功事例

Vtuberを使った事例では、人気のある既存のキャラクターとタイアップする方法のほか、企業自らVtuberを作りだす方法と自社の既存キャラクターをVtuber化する方法の3種類存在します。ここでは、それぞれの方法を用いたビジネス活用の事例をご紹介します。

既存のキャラクターとタイアップ成功事例

既に若者を中心に人気を得ている既存のVtuberとタイアップし、成功を納めた企業も多いです。「ぷっちょ」や「シゲキックス
などのお菓子や食品で知られる味覚糖は、「e-maのど飴」のキャンペーン企画で複数のVtuberを起用し、プレゼントキャンペーンのほか、様々なコラボ動画の投稿を行いました。

特にe-maのど飴のテーマソングの「踊ってみた企画」は非常に好評で、キャンペーンに参加していないVtuberのほか、一般人もYouTubeやSNS上に踊ってみた動画をアップするなど、盛り上がりを見せました。また、コンビニ大手のファミリーマートやローソンもVTuberとコラボし、キャンペーンやコラボ商品やグッズを展開しています。

この他にも、カップヌードルで知られる日清食品は、積極的にVTuber事業に乗り出しています。キャラクターを日清焼きそばU.F.O.に乗せて宇宙に打ち上げるプロジェクトを行ったり、日清カレーメシでコラボキャンペーンを実施し、限定ユニットによるMVを発表したりしています。

大塚製薬はポカリスエットのアンバサダーにボーカロイドとVTuberを起用し、水分補給や熱中症対策に関する動画を投稿して話題を集めました。

企業独自のVTuber成功事例

VTuberには、事務所や会社に所属しているVTuberのほか、どこにも属していない個人で活動しているVTuberに数多く存在します。また、ウーロン茶やビールなどで知られるサントリーのように、企業自らVTuberを生み出し、プロモーション活動に使用する例もあります。

サントリーでは「燦鳥ノム(さんとりのむ)」という名のVTuberをデビューさせ、ほかのVTuberと同じようにゲーム実況や歌ってみたなどの動画投稿やライブ配信を行っています。

サントリーのVTuberが成功した背景には、燦鳥ノムがほとんどサントリー商品の宣伝をしないことが関係していると考えられます。企業のVTuberは、自社の商品をアピールしてこそだと思われがちですが、サントリーはあえて企業色や広報色を出さないことで、視聴者から「サントリーが気になる」「ファンになった」など好意的に捉えられ、結果として購買につながっています。

他にも、最近では地方の自治体が地域のPR方法としてVTuberを制作する事例も多いです。茨城県のVTuber「茨ひより」じゃ、全国初の自治体公認VTuberとして2018年から活動を開始しています。ご当地VTuberの特徴は、名産品や商品など地域に密着したプロモーション活動を全国に向けて発信できる点にあり、2019年には2億円以上の活動実績を得られたと報告されています。

自社の既存キャラクターをVtuberにした成功事例

この方法は、元々自社のマスコットとして存在しているキャラクターをVtuberとして活動させるものです。ハローキティで知られるサンリオも自社のキャラクターをVtuberとして活動させている企業の一つです。

世界中で愛されているハローキティもVtuberとして動いたりおしゃべりをしたりといった動画投稿を行っています。軽快なトークに加え、ときには毒を吐くといった愛らしい見た目からは想像できないギャップで話題を集め、今や非常に人気のVtuberです。

また、他の企業のキャラクターとも積極的にコラボすることで、お互いの企業にシナジー効果も与えています。女の子に人気のあるリカちゃん人形とのコラボでは、お互いのファンへアプローチできるほか、コラボレーションによる話題作りといった効果も期待できます。
ローソンの人気メニュー「からあげクン」のイメージキャラクターであるニワトリ「からあげクン」もVtuberとしてデビューしており、実は妖精だったなど、細かい設定も付け加えられています。

Vtuberデビュー後には、新しいお友達としてヒヨコの「とりまさむね」も登場し、一緒に動画を盛り上げており、初めて投稿された動画は、公開後2週間で10万回近く再生されるなど、順調な滑り出しを見せています。

ここまで、Vtuberを使った企業の成功事例をご紹介しました。Vtuberを使った企業PRでは、「既存のVtuberとコラボ」「独自のVtuberを生み出す」「既存のマスコットキャラクターをVtuber化」といった3つの方法があります。既にファンが多くついている人気のVtuberとのコラボは、自社ブランドを広く認知させる効果が期待できます。

また、独自のVtuberの開発は、自社のイメージに合ったキャラクターを自由に作れたり、既存マスコットのVtuber化は、キャラクターの人気を引き継げたりと、それぞれ異なるメリットを持っています。Vtuberという存在が登場して以降、毎年多くのVtuberが生み出され続けており、今後、VRやAR、AIなどの技術の進歩に合わせて更なる発展が期待できます。

Vtuberが流行している今だからこそ、マーケティングに利用してみてはいかがでしょうか。自社ブランドや商品と相性の良いVtuberを起用できれば、高いマーケティング効果が期待できるでしょう

Members制作メンバー

早いレスポンス、心地よい対応、高い専門性で
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  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

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