東京23区の北東部に位置する荒川区は、都電が走っていて、下町の雰囲気が残っている西日暮里などがあるエリアですが、南千住などは大規模な開発が進んでいる側面もあります。
また、そんな荒川区の各地域が持つ固有の文化や歴史、伝統、文化、産業、下町の人情などは荒川区が誇る貴重な資源だと言われています。
今回は、様々な表情を見せてくれる荒川区で、動画制作や映像制作をする際のおすすめのロケ地をご紹介します。
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目次
諏訪神社
諏訪神社は、西日暮里駅が最寄り駅になっている神社です。
西日暮里駅から出た先にある坂道を登りきった場所にあります。
高台にある諏訪神社には、社殿以外にも神楽殿や神輿庫などがあり、木々に囲まれた癒し空間の中で神聖な雰囲気を感じることができるはずです。
かつては諏訪神社から海が見えたそうですが、現在は山手線や京浜東北線、新幹線などが眼下を走る様子を見ることができます。
また、神社から日暮里駅や谷中銀座へ向かう道中には「富士見坂」という坂があります。
天候が良ければ「富士見坂」から富士山を見ることも可能です。
毎年8月末には「例大祭」が行われ、普段の落ち着いた雰囲気とはまた違う雰囲気を堪能することもできるでしょう。
そんな諏訪神社は、少し古い時代にタイムスリップしたような感覚になることもできる場所なので、都内で昔ながらの雰囲気がある動画制作や映像制作のロケ地におすすめのスポットです。
夕やけだんだん
夕やけだんだんは、日暮里駅から谷中銀座の入り口に向かう階段のことを指します。
情報番組やサスペンスドラマなどにも頻繁に登場する場所なので、多くの人が目にしたことがある場所といえるでしょう。
東西に一直線に配置されている階段なので、1日の中で様々な表情を見ることができるスポットになっています。
階段の上からは、昭和の雰囲気が残るレトロな世界を見ることができ、どこか懐かしい感情を抱く人が多い場所です。
夕やけだんだんという名前は、正面に夕日が沈むことから名付けられたと言われています。
夕やけだんだんでは、ノスタルジックな雰囲気を重視した動画制作や映像制作のロケを行うことができるはずです。
どことなく懐かしい雰囲気を残す夕焼けだんだんならではの景色を見ることができるので、レトロでノスタルジックな雰囲気を盛り込みたい場合はおすすめのスポットと言えるでしょう。
小塚原刑場
小塚原刑場は、南千住駅から徒歩2分くらいの場所にある処刑場跡地があったことで有名な神社・延命寺にあります。
延命寺には、高さが4~5mほどのお地蔵さんがあり、刑死者を弔っていると言われています。
史跡としても知名度が高い場所です。
この処刑場で処刑された刑死者の解剖に、杉田玄白や前野良沢らが参加していたことも知られていますが、ここでの経験が解剖図の正確さにつながっていると言われています。
そしてその経験が、「解体新書」に活かされているといるのです。
また、処刑場跡地としてだけではなく、吉田松陰や鼠小僧、桜田門外の変で処刑された水戸藩士のお墓などがあるお寺でもあります。
そのため、普段とは違う側面から歴史を知ることができる小塚原刑場では、歴史に関する動画制作や映像制作に最適です。
素戔雄神社
素戔雄神社は、南千住駅から徒歩7分くらいの場所にあります。
平安時代から続く歴史の長い神社で、氏神様として大切にされているのです。
規模は非常に大きく、南千住から三河島、町屋、三ノ輪まで広がっている格式の高い総鎮守でもあります。
そんな素戔雄神社は、荒神スサノオの名前を冠しているだけあり、とても勇ましく立派な社殿があります。
その他にも、富士塚など見どころがたくさんあるため、荒川区内で寺社仏閣のロケを行う際には外すことができない場所の1つと言えるでしょう。
現在も境内にある霊石「瑞光石」は大昔に光を放ち、素盞雄大神と飛鳥大神と言われている場所です。
およそ1200年の古い歴史を持つ素戔雄神社は、松尾芭蕉の「奥の細道」矢立初めの地でもあり、「奥の細道」には「千じゆと云所にて船をあがれば前途三千里のおもひ胸にふさがれて幻のちまたに離別の泪をそゝぐ」と記されているのです。
荒川区にある寺社仏閣の中でも特に大きな規模を持っている素戔雄神社は、スピリチュアル関係の動画制作や映像制作のロケ地に最適な場所と言えるのではないでしょうか。
荒川自然公園
荒川自然公園は、都電荒川線の荒川2丁目前にある公園です。
下水処理施設の上に作られた人口の公園で、木々の緑に溢れています。
下水処理施設の上にあることから、空中庭園という呼ばれ方をする場合もあります。
「新東京百景」の1つにも選定されている公園で、付近には荒川区の形をかたどった白鳥の池や交通ルールを楽しみながら学べる交通園もあるため、家族で楽しめる場所です。
そんな荒川自然公園は、四季折々の花が咲いていることから、季節の移り変わりを感じさせてくれるため、地域の人々の憩いの場となっているのです。
下水処理池を見下ろす少し古い歩道橋からは、スカイツリーも見ることができるため、様々な楽しみ方を見つけ出せる公園となっています。
荒川区で四季の変化を感じることができる癒しスポットを紹介する動画制作や映像制作のロケ地に非常に最適な場所です。
美しい木々や花をゆったりと眺めたり、池を泳ぐ鯉や白鳥をゆっくりと眺めたりするのも良いでしょう。
静かでのんびりとした空間を堪能できる素敵な公園なのでおすすめです。
荒川ふるさと文化館
荒川ふるさと文化館は、南千住にある施設で、荒川区の歴史や文化などを楽しみながら学ぶことができます。
南千住図書館と併設されています。
常設展示では、荒川区で発掘された遺跡や土器、板碑などの展示などが行われているだけではなく、昭和41年頃の路地を再現したスペースなどを見ることができるので、親子で楽しむことができる場所と言えるでしょう。
郷土学習室では、荒川区の考古や歴史に関係がある書籍、伝統工芸や民族に関係する映像を見ることができます。
企画展は、2~3ヶ月ごとに内容が変更されているので、興味がある方はチェックしてみてください。
そんな荒川ふるさと文化館では、荒川区の歴史に関する様々な資料を見ることができるため、夏休みや冬休みなどに家族ででかけるおすすめスポットを紹介する動画制作や映像制作に使用できます。
そのような動画や映像を制作する場合は、ロケ地の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
ぬり絵美術館
荒川区町屋にあるぬり絵美術館は、日本で1つだけしかないぬり絵の美術館です。
ぬり絵を娯楽としてみるのではなく、文化として保存するために作られました。
館長はぬり絵作家・蔦谷喜一氏の姪にあたる金子マサさんです。
ぬり絵美術館では、ぬり絵作家・蔦谷喜一氏の昭和20年~30年代に大きな人気を博した「きいちのぬりえ」はもちろん展示されていますが、その他にも様々な日本と海外のぬり絵を収集し、展示してあります。
常設の展示以外には、年に2回行われる企画展、「大人のぬりえサロン」や「ぬりえ童謡の会」といったイベントなどが定期的に行われています。
開館日は、土曜日、日曜日、祝日のみですが、大人から子供まで楽しめること間違いなしの美術館です。
そのため、家族で足を運ぶおすすめスポットを紹介する動画制作や映像制作、珍しい美術館を紹介する動画制作や映像制作のロケ地などに最適な場所と言えるでしょう。
遠出をしなくても楽しめるスポットは意外と知らない人もいるので、紹介してみると良いのではないでしょうか。