動画制作/映像制作をしたいと考えた時、一から個人で作るという選択肢以外に、クラウドソーシングで作る方法もあります。
クラウドソーシングの場合、動画制作/映像制作をしてもらいたいクリエイターを選択できることが利点です。
クオリティの高い動画に期待できますが、選ぶ際に注意点も色々あります。
さらに、動画制作/映像制作クラウドソーシングサービスには種類もあるので、それぞれの特徴を理解して選ぶことも重要です。
今回はクラウドソーシングの概要や特徴、サービスを選ぶ際のポイントをまとめてご紹介しましょう。
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クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、フリーランサーと呼ばれる不特定多数の人物に業務を依頼する雇用形態を指します。
人材派遣と若干似ていますが、クラウドソーシングは社員化して働くものではなく、責任者の立場で請負業務を行っています。
依頼もプロジェクト単位が基本なので、コストを抑えて業務に必要な人材を確保できます。
また、プロジェクトに応じて専門家を選んで依頼できるので、採用活動に無駄な時間を割くこともなくなります。
動画制作・映像制作であれば、撮影や編集だけではなく、アニメーション制作やナレーション、動画用の素材の作成など必要なクリエイターを必要な数だけ揃えることが可能です。
動画制作/映像制作クラウドソーシングサービスの種類
動画制作/映像制作クラウドソーシングのサービスは、大きく分けてプラットフォーム型と受託型の2つが存在します。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見てみましょう。
プラットフォーム型のサービス
プラットフォーム型は、クライアントとクリエイターが直接契約を結ぶサービスです。
主にクラウドソーシングサービスに登録しているクリエイターに、動画制作/映像制作を依頼する形となります。
プラットフォーム型サービスのメリット
プラットフォーム型のメリットは登録しているクリエイターの数だけ多様性があることです。
多様性があるということは、様々な動画制作/映像制作が可能です。
クリエイターの実績やスキル、得意分野などから自分の理想とする動画を作ってくれるクリエイターを選び、依頼できます。
プラットフォーム型のクラウドソーシングが登場したことで、ネットを通じて日本全国、さらには全世界のクリエイターとやり取りが可能となりました。
直接やりとりができるということは、細かな指示やニュアンスを適切に伝えられるので、より理想的な動画制作/映像制作が実現できるようになったと言えます。
プラットフォーム型サービスのデメリット
優秀なクリエイターを契約するためには、魅力的なオファーでないと受けてもらえない可能性があります。
また、品質管理や納期は自分たちで管理しなければなりません。
契約するクリエイターや発注本数が増えるほど、管理工数がかかるので納期も余裕を見て設定する必要があり、急ぎの案件だと活用しにくいでしょう。
受託型のサービス
受託型クラウドソーシングは、専門プロデューサーやディレクターを介してクリエイターが選ばれ、さらに動画制作/映像制作の管理や納品まで行ってくれます。自らクリエイターを探す必要がない点や制作全般を受け持ってくれる点が、プラットフォーム型とは大きく異なります。
受託型サービスのメリット
要望に応じてプロが適任のクリエイターを選んでくれます。
自らクリエイターを探す手間が省けるので、効率的に業務が行えます。
納期に関しても要望が通りやすく、大量発注も可能という点もメリットです。
また、動画制作/映像制作の企画から納期まで行ってくれることが多いので、管理や納期の手間も省けます。
本来の業務に専念できるので、動画制作・映像制作ばかりに時間が割けないという方も安心です。
受託型サービスのデメリット
デメリットはクリエイターの質や料金が安いなど条件が多くなるほど、依頼先を見つけることが困難という点です。
何を最も重視するのか優先順位や妥協ラインを決めて選ぶ必要があるでしょう。
また、クライアントとクリエイターの間にプロデューサーやディレクターが介入するので、その分のコストが増えます。
大量発注が可能ですが、そうなると発注した数だけクリエイターがつくことも多く、品質が偏ることも懸念されます。
クラウドソーシングとその他の発注先の比較
動画制作の発注先としては、クラウドソーシング以外に広告代理店や動画制作会社などがあります。ここでは、発注先に広告代理店と動画制作会社を選んだ場合、クラウドソーシングとどのような違いがあるのか解説します。
広告代理店
広告代理店は、テレビCM・SNS用動画・アニメーションなどの広告やキャンペーンといった動画制作を得意としています。芸能人や有名タレントなどを起用する場合も多く、質の高いコンテンツに仕上げることが可能です。
その他にも、雑誌や新聞、チラシ、ポスターなど紙媒体の制作も行っており、メディアや広告発信を複数の場で展開していきたい場合に適しています。ただし、メディアミックスのような様々な媒体に連携できる分、高額な価格帯になります。
動画制作会社
動画制作会社は、実写やアニメーションなどのテレビCMや企業紹介・デジタルマーケティング・SNS広告・製品やサービス紹介など、幅広い動画をリーズナブルに制作してくれます。3DCGやモーショングラフィックス、VRなどの技術を採用した高品質な動画も手掛けており、目的に応じて対応してくれるという強みがあります。
しかし、得意領域は制作会社によって異なります。動画のクオリティを求めるなら、動画制作実績やノウハウのある動画制作会社を選ばなければなりません。
動画制作のクラウドソーシングを選ぶ際のポイント
動画制作/映像制作をクラウドソーシングで依頼する場合、選び方の注意点はあるのでしょうか?
選び方を間違えるとイメージと違ったり、効果の薄い動画になったりする可能性があるので、クラウドソーシングを選ぶポイントを確認していきましょう。
制作する動画にあったスキルがあるか
クリエイターや制作会社によって持つスキルには違いがあるので、クライアントが求める動画制作/映像制作に必要なスキルを持っているか確認が必要です。
誰にでも得手不得手があるので、自分のニーズと相手の長所がマッチしているパートナーを選ぶことが成功のポイントです。
依頼先の特徴や実績、作品から必要なスキルが備わっているか見極めていきましょう。
豊富な制作実績があるか
動画制作/映像制作を成功させるには、依頼先の制作実績があるかどうかも重要です。
実績が不透明だと外れか当たりか正確に判断できません。
まずはWEBサイトなどで公開している制作実績を確認し、イメージにあっているか確認しましょう。
WEB上に動画がない、または少ないという場合は、直接連絡し動画を送ってもらうと良いでしょう。
今までどんな動画を手がけてきたのか把握し、即決するのではなく本当にイメージと合っているのかじっくり検討することが大切です。
作成後のフォロー体制があるか
動画を制作した後のフォロー体制がしっかりしているかどうかも確認しておく必要があります。中には、修正や追加といった微調整が必要になっても、追加料金が発生したり対応してくれなかったりするところも少なくありません。
また、動画を活用していく上で、より効果的な成果を出すには配信先に合わせたマーケティングが必要です。ニーズに合わせて、動画活用のアドバイスや効果的な運用方法を提案してくれるかどうかも比較してみてください。
制作管理は誰がするか明確となっているか
受注型のクラウドソーシングの場合、依頼先が制作管理を行います。
その際、誰が管理するのか明らかになっていないと、制作の進行に問題が出る可能性があります。
トラブルが発生時の対応が遅れたり、依頼先と意志疎通ができていなかったりするリスクも発生しやすいので、制作管理者や連絡先は必ず把握しましょう。
撮影する場所に制限はないか
クリエイターの中には活動地域を限定していることもあります。
地方や全国規模での撮影が必要な場合、出張費が加算されるだけではなく、制作期間も延びてしまうことを理解しなければなりません。
クラウドソーシングは地域からクリエイターを選ぶことも可能です。
目的の場所で撮影できる人物を選べば、無駄な出張費や撮影費をかけず、さらに納期も延ばさずに動画・映像制作が行えます。
クリエイターの質は均等ではないので、その地域の中で理想とするパートナーを探しましょう。
動画制作・映像制作ならGJC
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まとめ
クラウドソーシングは動画制作/映像制作に必要な人を自分たちで選び、クオリティの高い動画を作ることができます。
ただ、理想的なクリエイター探しは容易ではありません。
特に動画制作/映像制作の経験が少ない場合、適切なクリエイターを探すことに苦労するでしょう。
それなら、高品質な動画を作ってくれる動画制作/映像制作会社を選んだ方が無難です。
人材を揃えたり、機材を導入したりする手間がかからないので、コストや自社での工数を削減できるメリットがあります。
大量発注でも質が変わりにくいので、安心して動画制作/映像制作を依頼できます。
どちらもそれぞれ違った良さがあるので、どちらが合っているのかじっくり考え、適切な制作手段を選びましょう。