広島県東部に位置している福山市は、広島県内でも広島市に次ぐ規模の都市となっています。
海に隣接しているため、広島県第2の都市でありながら豊かな自然に囲まれている都市でもあります。また、歴史的なスポットも多く点在しており、動画や映像制作にもおすすめの撮影スポットと言えるでしょう。
今回は、そんな広島県福山市で撮影する際におすすめのスポットをご紹介していきます。
広島県内での撮影を検討されているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
鞆の浦
広島県福山市鞆地区の沼隈半島南端に位置している港湾とその周辺海域を指している鞆の浦は、現在も江戸時代の街並みが残っている港町です。
この情緒溢れる港町は、まさに文化遺産の1つと言っても過言ではないでしょう。
元々鞆の浦は、「鞆にある入り江」という意味を持っており、鞆港を中心とした海域を指していましたが、現在では鞆港の周辺エリアを含めて鞆の浦と呼んでいます。
鞆の浦沿岸部と沖にある島々の一帯は、鞆公園として国立公園にも指定されていることでも有名です。
そんな鞆の浦には、様々な映画やドラマ、舞台のロケ地にもなっているため、一度は見たことがあるという方も多いでしょう。
撮影にぴったりなロケーションが多く存在しているので、どこから撮影しようか迷ってしまうほどです。あの有名なジブリ映画「崖の上のポニョ」の舞台にもなっているので、そのロケ地を巡ってみても面白いでしょう。
中でも、鞆の浦のシンボル的な存在となっている常夜灯は撮影にぴったりなスポットでしょう。
記念撮影にも人気のスポットとなっているので、鞆の浦に訪れたら一度は訪れて撮影してみてください。
江戸時代に造られた雁木も常夜灯のすぐ横にあり、風情ある景色を撮影することができるでしょう。
福山城
広島県福山市で観光地としても有名なスポットである福山城は、撮影に欠かせないスポットと言えるでしょう。
歴史ある福山城の景観は、広島県内でも初となる景観重要建造物に指定されたことでも知られており、それで知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この福山城は、広島県福山市丸之内1丁目に位置している城で、城跡は国の史跡にも指定されているほか、日本の近世城郭円熟期の代表的な遺構であることから日本100名城にも選定されています。
また、福山城は「久松城」や「葦陽城」とも称されているそうです。
1622年の江戸時代最後に建てられた城としても有名な福山城は、西国鎮護の拠点として建築された豪華な造りが特徴的な城です。
福山市での撮影をするのであれば、福山城の歴史ある豪華な造りを撮影することをおすすめします。一度は戦争で焼失してしまった城ですが、1966年に修復され美しい城の景観が再現されています。
夜にはライトアップもされているため、昼間とは違った福山城を撮影することができます。暗い中に浮かび上がる福山城は、とても幻想的で一見の価値があるでしょう。
また、新幹線の停車駅でもあるJR福山駅から徒歩10秒とも言われているほど近い距離にある福山城は、福山駅のホームからも望むことができるのです。
ホームに着くとすぐに目の当たりにできる福山城は、アクセスもロケーションも抜群に整っている撮影スポットと言えるでしょう。
みろくの里
みろくの里は、広島県福山市藤江町に位置しているテーマパーク、遊園地、総合レジャー施設です。
広大な敷地内には親子三世代で楽しめる施設がたくさんあるため、家族にも人気のあるスポットでもあります。
撮影スポットとしては、20種類以上の遊具が並んでいるアミューズメントエリアだけでなく、「いつか来た道」という昭和30年代の街並みを再現したエリアもおすすめです。
このエリアは、古き良き時代の情景をゆったりと撮影することができるでしょう。
夏季の一部期間のみですがナイター営業も行っているので、いつもの雰囲気ががらりと変わるみろくの里を撮影できます。そして、夏季イベントの一つとして花火とレーザーを組み合わせたショーは必見です。
幻想的な空間を撮影できる夏季に訪れてみてはいかがでしょうか。
みろくの里は、隠れた桜の名所でもあるため、アトラクションを楽しみながら花見を堪能できます。
園内外に植えられているおよそ770本の桜が咲き誇るので、春に訪れてみても良いでしょう。満開の桜とアトラクションを同時に撮影でき、動画制作・映像制作にも活用できます。
冬にはイルミネーションも催されているので、年中楽しむことができるスポットと言えるでしょう。
季節ごとにイベントが開催されているので、撮影したい景色を考えながら訪れてみてください。
仙酔島
鞆の浦の目と鼻の先の距離に位置している瀬戸内海国立公園の中心でもある仙酔島は、古くからの自然が今でも多く残っている島です。
「仙人が酔うほど美しい島」とその名の由来にもなっているほど美しい島だと言われており、自然豊かな風景を撮影するのにおすすめのスポットとなっています。
1934年に日本で初めて国立公園に指定された仙酔島は、近年ではパワースポットとしても有名です。
島内には、宿舎が2つとその関連施設、キャンプ場があるのみで、自然が手つかずのままで残っていることでも知られています。
仙酔島の海岸沿いにある遊歩道の途中に、仙酔層と呼ばれている約9000万年前の中世白亜紀の火山活動でできた地層を撮影することができます。
地球の太古から残る貴重な地層ですので、仙酔島を訪れた際にはぜひ遊歩道をゆっくり歩きながら現在に残る景観を撮影してみてください。
また、日本では仙酔島にしかないとされている5色の岩もおすすめ撮影スポットです。
赤・青・黄・白・黒の色をしたとても珍しい貴重な岩は、パワースポットとしても高い人気を誇っています。仙酔島を訪れたら、ぜひとも撮影してほしいスポットです。
もし、時間があるなら夕方まで仙酔島に滞在してみてください。
夕陽百選にも選定された夕陽は、神々しさを感じ島の美しさをより一層引き立ててくれます。
仙酔島のビーチで眺めることもできますが、メインビーチである田の浦は人気のスポットでもあるため、浦島太郎の浜や彦浦の海岸の方が人も少ないので撮影しやすい環境と言えるでしょう。
仙酔島は昼間や夕暮れも良いですが、夜には星空が堪能できます。
夜も明るい都会では、見ることのできない星空が目の前に広がっていることでしょう。
クレセントビーチ
広島県福山市内にあるクレセントビーチは、その名の通り三日月状に広がっている真っ白な砂浜が特徴的なビーチです。
クレセントビーチの全長はおよそ600mにも及んでおり、矢ノ島と呼ばれている小さい島がビーチの目の前に浮かんでいることでも有名なスポットとなっています。
クレセントビーチは、人気のリゾートスポットでもあるため、夏場の海の撮影には欠かせないスポットと言えるでしょう。
海水浴期間中はいつでも訪れることができますが、海水浴期間以外は土・日・祝日のみの利用なので、撮影を計画されているのであればスケジュールに配慮する必要があります。
自然豊かな山々と瀬戸内海の美しい海のコントラストを撮影することができるクレセントビーチでは、シーカヤックや釣りも楽しめるなどアクティビティも充実しています。
シーカヤックに乗って撮影してみると、いつもとは違うクレセントビーチを望むことができるでしょう。
クレセントビーチでは、花火大会も開催されているので、もし動画制作・映像制作に活用するなら夏季がおすすめです。
花火が海に反射している、幻想的な景色も撮影することができます。