日本の中でもかなり面積が大きい県であり、北海道についで2番目に広い県がこの岩手県です。
その広大な面積には様々な移ろいを見せる自然があり、その豊かな自然はそのまま絶景スポットとなっています。
他にも温泉や平泉文化を筆頭に、歴史・文化の詰まった史跡が残っており、そういった場所を撮影するにも良いでしょう。
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目次
龍泉洞
岩手県下閉伊郡、岩泉町にある大きな鍾乳洞です。
龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つになっており、洞窟内が非常に広大で、総延長がおよそ3600m、第三地底湖の最大深度98mもあります。
そんな龍泉洞はライトアップされており、総延長の中の700mほどと、見つかっている8つのうち3つの地底湖を見ることができます。
様々な色のライトに照らされた龍泉洞は、まるでファンタジーに出てくるダンジョンのようで、見るものをドキドキさせる魅力に満ちています。
紫や赤、緑などに照らされた鍾乳石、世界一の透明度41.5mを誇る地底湖を、青くライトアップしたドラゴンブルーの光景など、ゆっくり見て回って撮影したいところです。
撮影時には、天然記念物でもある鍾乳洞とコウモリを傷つけないよう、気をつけて撮影をするようにしましょう。
鵜の巣断崖
岩手県の下閉伊郡、田野畑村にある、非常に切り立った岸壁の絶景です。
弓の形にえぐられたような崖が5つ連なっており、その姿が屏風に例えられることもあります。
この断崖はなんと高さが200mもあるのですが、白い岩と浜、そして緑に覆われた美しい姿からつい忘れてしまいそうです。
また海の美しさも格別で、波うち際の白とのコントラストが美しい、深いマリンブルーが特徴の一つになっています。
断崖の近くの松林には遊歩道が整備されており、この地からインスピレーションを受けて作られたとされる、吉村昭氏が執筆した太宰治賞受賞作品、星への旅の文学碑が建てられているのです。
浄土ヶ浜
岩手県の宮古市にある、三陸を代表する景勝地に指定されている美しい海岸です。
昔、旅する僧侶がこの浜にたどり着いた際、その美しさに魅了されてまるで極楽浄土の光景のようだと言ったことからそう名づけられたと言われています。
この浜は砂ではなく小石の浜であり、その真っ白な小石と透き通った青い海、そして海を挟んで少し沖に小石と同じ白い岩でできた小さな島々が特徴的です。
小島はどれも切り立った崖なので上陸することはほぼできませんが、上部に植物が生えているので白い岩と植物の緑のコントラストが楽しめるでしょう。
朝昼夜と違った雰囲気を見せてくれる浄土ヶ浜は、どの時間帯に撮影しても絵になります。
朝や昼には岩と浜の白、海と空の青、植物の緑が楽しめ、夕方には夕日に照らされた岩、そして夜は満点の星空とそれが映る海を撮影することができるのです。
青の洞窟
先ほどの浄土ヶ浜の小島にある、美しい洞窟もまた撮影スポットとして魅力的です。
季節によって微妙に色合いを変える海が、その美しい洞窟の色を生み出しています。
この洞窟の青は、冬場や春先はマリンブルー、夏場などにはエメラルドグリーンへと変化します。
その秘密はプランクトンの量にあり、水温が低い季節はプランクトンが減って海の水の透明度が高まって青に近づき、逆に水温が高くなってくるとプランクトンの量が増えて緑色に近づいていくのです。
青の洞窟周辺の奇岩も、撮影スポットとして魅力的なモチーフになります。
ボートで奇岩と青の洞窟を巡るツアーがあるので、撮影時はぜひ利用してみましょう。
宮沢賢治童話村
岩手県の花巻市、高松にある学習施設です。こちらの撮影スポットは、期間限定で常に撮影できるわけではありません。
およそ7月下旬~10月上旬頃に開催されるライトアップのイベントが、非常に美しい撮影スポットとなっています。
この期間中、森の中は輝くクリスタルのようなオブジェがそこかしこに展示され、ファンタジーやおとぎ話の世界のような雰囲気に包まれます。
オブジェを作成しているのはインスタレーションアート集団である、ミラーボーラーという団体が手がけているのです。
夜景を美しく撮影できる技術やカメラなどがあれば、この異世界に迷い込んだような不思議な体験を撮影しに訪れてみましょう。
輝く美しいオブジェが、映像に素晴らしい輝きを残してくれます。
小岩井農場の一本桜
岩手県岩手郡、雫石町の小岩井農場にある美しい1本の桜の木です。
広大な牧草地と美しく雄大な岩手山を背景に立つその印象的な姿が広く愛され、様々なドラマ撮影などにも使われている場所でもあります。
桜はエドヒガンという種類の桜で、明治40年代に植えられて現在の樹齢は約100歳だと言われています。
桜の開花時期は例年だとゴールデンウィーク辺りがピークを迎えるので、その時期は非常に多くの観光客が訪れ、楽しんでいることでしょう。
以前は牛の放牧地であり、牛たちの日よけ目的で植樹されたものだそうです。現在は牧草を収穫する畑ですが、その姿は変わらず人の目を楽しませています。
小岩井農場の資産の一つでもあるので、営利目的の撮影の際には事前の許可が必要です。
その美しさを気兼ねなく撮影できるように、注意事項には必ず目を通しておきましょう。
岩山公園
岩手県盛岡市にある公園で、標高340mほどの高さにある展望公園です。
岩手山などの山脈に囲まれており、昼は雄大な山を、夜は盛岡の美しい夜景を楽しむことができる素晴らしい展望スポットになっています。
盛岡市に住む地元民がデートスポットとしても良く利用していると言われており、その美しさは格別です。
展望台としておすすめの場所が公園内に3つあり、一つは最も開放感があり人気も高い鹿島精一記念展望台、一つは車の中からでも夜景が見られる展望カフェ下の駐車場、最後はベンチなどが用意されている展望カフェの屋上の岩山展望台となっています。
どれも夜景を見るには最適なスポットですが、撮影するなら鹿島精一記念展望台が最も開けていて最適でしょう。
八幡平
岩手県八幡平市に広がる広大な山群は「八幡平」と呼ばれています。
奥羽山脈の北部の総称であり、広大な高原の中に点々と火山由来の小さなピークがあり、その合間に湿原や沼地ができている場所です。
珍しい高山植物を見に来る登山家や、冬季の樹氷などを見に来るスキーヤーなど、年間を通じて見学に来る人が多く、また八幡平アスピーテラインという道路が整備されているので、車で近くまで行くことができます。
整備された遊歩道を歩きながら撮影することもできるでしょう。
特に人気が高いのが紅葉の時期で、真っ赤に染まる山の風景を撮影しに来る人でしばしば混雑することがあります。
時間帯をずらしたり、平日に行ったりするなどして工夫するといいでしょう。
えさし藤原の郷
岩手県の奥州市、江刺区にある、非常に広いテーマパークです。
平安時代の雰囲気を再現した場所であり、映画や大河ドラマでもロケ地として利用されたことが何度もあります。
このテーマパークは昔に放送されたNHKの大河ドラマ「炎立つ」の撮影時に作られたセットが元となっており、再現度は非常に高いでしょう。当時の人々の着ていた服を再現した服を着る体験もあり、それを撮影するということもできます。
朱色の豪華な建物のほかにも、平安時代の貴族の庭を再現したような部分もあり、そのエリアで風景の撮影をするにも最適です。
平安時代の建築や風景の撮影をする際に利用してみましょう。
岩手県を動画・映像でご紹介
引用元:YouTube 岩手県公式動画チャンネル(※掲載動画はイメージです。)
岩手県は山や海など、豊かな自然が残るエリアですが、街を歩くだけでも魅力的な地域です。どこか懐かしさのある魅力的な動画を撮影できます。
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