長野県松本市は、国際会議観光都市に指定されている街です。
16世紀に築城された松本城や日本アルプス、温泉、昔ながらの街並みなど、動画制作や映像制作に適したスポットが数多くあります。今回は、そんな松本市内でのおすすめスポットをご紹介します。
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目次
松本城
まず松本市内で外せないのは国宝・松本城ではないでしょうか?松本市丸の内に堂々と佇む松本城は、1504年に築城され、徳川家康の配下になったとされる小笠原貞慶が当時の深志城から松本城へと改称したのが特徴です。
1590年には、石川数正が入場しており、城下町として松本市内の整備を手掛けました。
建物は壁面の上部が白漆喰で、下部を黒漆塗りの下見板にしているのが特徴的です。
そんな松本城はミシュラン観光版でも3ツ星で掲載されており、水面に浮かぶ逆さ松本城の美しさを堪能しに遠方から足を運ぶ方も多くいます。
天守閣の最上階まで登れば、松本市街を一望できるため、絶好の撮影スポットと言えるでしょう。
中町通り
中町通りは松本城周辺にある、当時の城下町風情を残している商店街です。
印象的なのは土蔵で、いくつも立ち並ぶ土蔵が当時の松本城下町の様子を想像させてくれます。
中町通りには、蔵カフェや工芸品や民芸品を扱うお店・お蕎麦屋さん・スイーツを味わえるお店などもあるため、城下町らしさを感じながら楽しいひと時を過ごすことができます。
昔ながらの風景を撮影するにはおすすめのスポットではないでしょうか。
1時間もあれば散策できるため、城下町らしい雰囲気を堪能したい方に人気です。
縄手通り
女鳥羽川の左岸に沿って延びる縄手通りは、その名の通り細長い土手に由来しています。
小さな商店街が今でも軒を連ね、古き良き時代を思わせる風情のある雰囲気が特徴です。
古くからの飲食店や駄菓子屋があり、静かな雰囲気の中で散策することができるほか、昔ながらの商店街の風景を撮影するのにもぴったりです。
また、下記で紹介する四柱神社でお祭りが開催されると、商店街も活気づいた雰囲気を堪能することもできます。
石で造られたカエルの置物が出迎えてくれるほか、江戸時代ならではの当時の軒先を眺めて癒されること間違いないでしょう。
四柱神社
上記の縄手通りを歩いていくと四柱神社の鳥居が見えます。
縄手通りに面しているため、年間を通じて観光客が行き交うスポットとなっているほか、願いごと結びの神として崇められ、パワースポットとしても人気があります。
四柱神社は名前の通り4つの神が祭られており、神様の神様・物事を結ぶ神様・人を結ぶ神様・縁を結ぶ神様として知られているのも特徴です。
縁結びや恋愛成就のために訪れる方も多く、全国から参拝客が足を運んでいます。
毎年10月になると、四柱神社の例大祭が開催され、2日間に渡って行われる街中の花火も印象的です。
コンサートや境内の神楽殿は1年で最も賑わいを見せるので、情緒漂う撮影から活気づく雰囲気の撮影まで可能にするスポットです。
松本市美術館
2002年4月に開館し、信州ゆかりの作家を中心とした展示物が目を惹く松本市美術館も絶好の撮影スポットです。
鑑賞・表現・学習・交流という4つの場を提供することを目的としており、様々な講座やワークショップも定期的に開かれています。
世界的にも注目される独創的な作品が人気の草間彌生さんの作品も多く展示してあり、美術館外の広場やベンチなどでもその作品に触れることができます。
松本市美術館の入り口には草間彌生の巨大なチューリップのモニュメントがあり、色彩豊かな作品を見て・触れて・撮影して楽しむことができるでしょう。
佇まいや雰囲気は北欧の美術館のような印象で、現実離れした空間を満喫することができるスポットです。
旧開智学校
旧開智学校は、明治9年に建てられた学校で、昭和36年に国の重要文化財として指定された校舎です。
日本では最も古い和洋折衷様式の建物で、レトロでありながらも洋風な校舎が印象的です。
中に入ることも可能で、当時の授業で使用していた机・椅子・小型の黒板などを見ることができます。
廊下や階段、照明など、当時の雰囲気を感じることのできるポイントが随所にあるため、当時のものを撮影したり、旧開智学校ならではの風景を撮影したりすることで、ワンランク上の映像を制作することもできるでしょう。
松本市アルプス公園
松本市街地から北西に進んだ所の丘陵に位置する松本氏アルプス公園は、緑豊かな自然に囲まれた環境の中で北アルプス連峰や安曇野、松本市街地を望むことができます。
非常に大きな公園で、無料で楽しめる長いローラー滑り台の「アルプスドリームコースター」や「小鳥と小動物の森」と呼ばれる動物園もあり、家族連れも多く訪れています。自然豊かな高台にあるため、季節ごとに印象を変えるアルプスの風景や街並みを年間通じて撮影することができ、四季折々の印象的な映像を取り入れたい時におすすめです。
城山公園
松本市城山公園は古くからある公園で、円柱型の展望台からはと北アルプスを間近で一望できるのがポイントで、「アルプスの展望台」とも呼ばれています。
日没直後には、山のシルエットと夜景が織り成すコントラストを堪能でき、美しい景色を撮影することができます。
また、松本城や市街地も見ることができ、春になると、桜並木沿いに多くのお花見客が訪れるほか、杉田久女や窪田空穂、いわさきちひろなどの碑もあり、様々な楽しみ方ができる公園です。
松本市時計博物館
日本一の大きさを誇る、振り子型の時計が一際目を惹く時計博物館も訪れておきたい松本市の観光スポットです。
18世紀~20世紀の貴重な時計が数多く展示されており、本田親蔵が収集したとされる所蔵の時計や、市民から寄贈された貴重なものまで展示されています。
110点の時計が動いた状態で展示されているため、それぞれの趣を感じることができるのも大きな特徴です。
建物は3階建てで、国内外のアンティークな時計だけでなく、松本市の歴史についても触れることができます。
また、蓄音機やSPレコードの鑑賞コーナーも設けられているほか、ミニコンサートが開催されることも多く、大人から子どもまで楽しむことができるスポットです。
外観を撮影するだけでも、インパクトのある映像を制作することができるでしょう。
上高地
日本を代表する山岳リゾートとしても知られる上高地は、観光はもちろんのこと、登山や宿泊もできることもあって年間150万人が訪れる人気スポットです。
標高1500mに位置し、河童橋や大正池、明神池などの風景は、四季折々に幻想的な美しさを撮影することができます。
河童橋は梓川に架かる木製のつり橋で、上高地のシンボルのような存在になっています。
穂高連邦や焼岳を眺めることもでき、周辺には宿泊施設や飲食店も多く並んでいるのが特徴です。
また、湧き水からなる300mほどの短い川「清水川」は、6度~7度の水温を保ち、毎秒1トンもの湧き水が出ているため雨が降っても水が濁らず美しいままなのも印象的です。
「梅花藻(ばいかも)」と呼ばれる植物が目を惹きますが、水が綺麗なところにしか生えないため、水が綺麗な証拠と言えます。
手つかずの自然が多く残っており、大自然の宝庫として多くの方に親しまれ、国の特別天然記念物や特別名勝として指定されています。
年間通じて美しいスポットを撮影することができるので、自然豊かな印象を与えたい動画や映像を撮影したい時にはおすすめのスポットを言えるでしょう。