西部は奥羽山脈、東部は太平洋と自然に囲まれた宮城県は、東北地方に含まれる県の1つです。
自然だけではなく歴史とも縁が深く、東北最大を誇る「雷神山古墳」、伊達正宗が築き、伊達家当主の居城していた仙台城などの歴史的建造物が多く残ります。
宮城が誇る自然風景や建物を活かした動画・映像の撮影に適しているでしょう。
そんな宮城には魅力的なスポットが数多くあります。
そこで、動画・映像撮影におすすめのスポットをいくつかご紹介しましょう。
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目次
仙台城
1601年、伊達正宗が築城したとされる仙台城は、青葉城や五城楼とも呼ばれています。
高台には伊達政宗の騎馬像が建っており、仙台のシンボルとしても親しまれています。
像周辺は仙台市を一望できるビュースポットとして人気であり、風景をメインにした動画・映像の撮影におすすめです。
特に夜景は「日本夜景遺産」に登録されるほど絶景です。夜になれば城はライトアップされ、昼間とは違った幻想的な姿を楽しめます。
また、城跡には護国神社が併設されています。ここでは戦死や戦没者の御霊を祭っており、初詣や七五三の時期は多くの人々が参拝に訪れます。
朱色を基調とした社殿は色鮮やかで美しく、仙台城とは違った魅力と歴史を感じさせるでしょう。
御釜
蔵王町と川崎町の間にある火口湖で、蔵王連峰の中心部でも特に標高の高いところにあります。
この御釜は26回にも及ぶ噴火によってできました。水質は温泉成分を含むことから強力な酸性であるため、生き物は生息していません。
しかし、常に淡く少し濁ったエメラルドグリーンの湖は神秘的な姿です。この色調は季節によって少し異なるところも魅力でしょう。
その変化から「五色沼」とも称されています。
御釜に行くには自動車の場合、御釜エコーラインと御釜ハイラインを通ることになります。
ただし、冬季は雪の影響で封鎖されることもあるので注意してください。
松島
松島は260程の大小の島で構成された諸島で、日本三景としても有名です。
この諸島では、様々な風景と出会うことができるでしょう。
国の重要文化財に指定された「五大堂」は歴史を感じさせる佇まいで、赤い木製の橋は古風な姿が魅力的で吊り橋のように下が見えるので、渡り時に少しスリルを感じるでしょう。
風景を撮影するなら、「円通寺」や「大高森」がおすすめです。
円通寺は日本庭園があり、池や植物は季節によって異なって表情を見せてくれます。
紅葉の時期は鮮やかに色づき、夜になればライトアップされるので、より幻想的な景色をカメラに収められるでしょう。
宮戸島にある大高森は松島を形成している島々を一望でき、また日本三渓の1つである「嵯峨渓」も眺めることができる絶景スポットです。
青い海と空、緑の島のコントラストはとても美しいのですが、夕日が沈む姿も昼間とは違った魅力があるのでサンセットの撮影にもぴったりです。
秋保大滝
仙台市の太白区にある「秋保大滝」は、国の名勝にも指定されている滝です。
幅が6m、落差55mの滝は水の流れがとても迫力で、生命力や神秘を感じさせる動画・映像を撮影できるでしょう。
季節によって滝の見え方にも違いがあり、初夏なら緑に囲まれ涼しげな印象があり、秋は紅葉との組み合わせがとても風流で、冬は白い雪と白い滝の水飛沫が幻想的な印象です。
美しい自然風景と流れる水の音はリラックス効果があるので、見ただけでも癒される動画・映像が撮影できるのではないでしょうか?
鳴子峡
大崎市にある峡谷で、県の名勝に指定されています。
峡谷全域は落葉広葉樹林となっており、大自然を撮影したい時にぴったりなスポットです。
鳴子峡は紅葉の名所としても有名であるので、特に秋の撮影がおすすめでしょう。
赤や黄色に色付く山の景色は見る人を魅了します。
美しい鳴子峡と紅葉の風景を撮影するなら、鳴子峡レストハウス側からがおすすめです。
展望台からは日本の橋100選にも選出されている「大深沢橋」を一望できるので、より素敵な動画・映像に仕上がるでしょう。
広瀬川
仙台市に流れる一級河川で、市のシンボルでもあります。
岸は自然に囲まれており、夏はアユ釣り、秋は芋煮会などレジャーを楽しむ姿が多くのこります。
上流ではカヌー体験もあり、レジャー系の撮影スポットに最適です。
また、毎年「仙台七夕花火祭」と「広瀬川灯ろう流し」などの会場にもなっています。
仙台七夕花火祭は「仙台七夕まつり」の前日8月5日に開かれる花火大会で、何発も打ち上げられる花火を撮影することが可能です。
広瀬川灯ろう流しは毎年8月20日に開かれており、暗闇の中、ほのかに光る灯ろうがいくつも流される光景が神秘的です。
打ち上げ花火も行われ、フィナーレのナイアガラは炎の滝がとても美しいと評判があります。
田代島
石巻市に属している離島で、最近は「ネコ島」として観光客が多く集まっています。
この島では養蚕が盛んであり、ネコはネズミを駆除してくれる役割を持つので昔から大切にされていたようです。
また、田代島は気仙沼から漁師が訪れることが多く、漁師達はネコの行動から天候などを予測していました。
漁師との関係が密だったネコが不慮の事故で亡くなったことを悲しんだ網元が葬ると連日大漁となり、さらに海難事故も少なくなり、亡くなったネコは神様になったと信じられ、中心部に大漁の神様である「ネコ神様」が祀られています。
ネコと縁が深い田代島には自然繁殖したネコがたくさんいるので、ネコをモチーフにした動画・映像撮影におすすめです。
可愛いネコを活用した癒し動画を撮影できるでしょう。東北地方でありながら、黒潮により温暖な気候で、南国植物のタブノキも多数自生しています。
ネコだけではなく、緑や海、サンセットなどの自然風景の撮影もおすすめです。
白石川堤一目千本桜
白石川堤は大川原町から柴田町まで伸びており、全長8m程の桜並木が続くスポットです。約1200本の桜の木が植えられており、種類もソメイヨシノをはじめ、八重桜、シロヤマザクラ、センダイヨシノなどがあり、種類によって満開のタイミングが異なるので長期間見ることができます。
満開の桜が続く姿は圧巻の景色で、流れる白石川との組み合わせも抜群です。
毎年開かれる「おおがわら桜まつり」では夜桜のライトアップがあり、昼間とは違う桜の景色を撮影できるでしょう。
また、屋形舟が運航するので、桜と川、屋形舟の組み合わせも撮影可能です。
伊豆沼
登米市と栗原市をまたぐようにある沼で、宮城の穴場自然スポットとして密かに人気です。最大深度が1.4mと浅い沼には、通年様々な種類の野鳥が訪れます。
冬になればコハクチョウやマガン、ヒシクイなどの渡り鳥が越冬します。
たくさんの渡り鳥が飛び立つ姿は現実離れした景色なので、ぜひ動画・映像で収めてみてはいかがでしょうか?
伊豆沼の魅力は野鳥だけではなく、広大な自然にもあります。夏は湖面一面に蓮の花が咲き、緑とピンクのコントラストが可愛らしい光景です。
四季折々の変化を楽しめる撮影スポットとなります。
ひまわりの丘
大崎市にある「ひまわりの丘」は、6haの丘に約42万本のひまわりが植えられているスポットです。
夏を迎えると太陽に向かって咲くひまわりは、まるで黄色のじゅうたんのような美しい景色が広がります。
動画・映像の撮影では圧巻の景色を収めることができるでしょう。ひまわりの見頃は平均的に7月下旬から8月中旬です。
ひまわりの丘の見どころは夏だけではなく、春にもあります。春はひまわりの代わりに菜の花が丘一面に咲くのです。この景色もひまわりとは違った黄色のじゅうたんの景色を撮影できるので、春もおすすめです。
宮城県を動画・映像でご紹介
引用元:YouTube 宮城県観光PR映像(※掲載動画はイメージです。)
自然豊かな宮城では、松島など太平洋の雄大な地平線をバックにした力強く壮大な撮影が可能です。実際に自分の目で確かめたくなるような魅力ある動画を制作してみませんか?