うどん県とも名高い香川県の県庁所在地・高松市には、豊かな自然だけでなく歴史的な建造物や国指定の重要文化財がある寺院など、撮影にもおすすめのスポットが数多く点在しています。
また、瀬戸内海にある島にも見所満載となっており、ぜひ香川県高松市で動画制作・映像制作を行うなら訪れてみてはいかがでしょうか?
今回は、そんな香川県高松市で撮影にぴったりなロケーションをご紹介していきましょう。
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目次
栗林公園
栗林公園は、国の特別名勝にも指定されている日本を代表する美しい大名庭園となっており、香川県立の都市公園として運営されている公園です。
ミシュランガイドでも最高の三つ星に認定されている庭園で、季節問わず美しい風景を撮影できるでしょう。
春には、桜の名所にも数えられており、自然の中に佇む庭園と美しい桜のコントラストを望めます。公園内に広がる湖の岸には、掬月亭も望むことができ、歴史を感じられるでしょう。
湖の南側には楓の木がある島が浮かんでおり、秋に訪れると真っ赤に染まる楓と美しい庭園の景観を撮影することもできるので、動画・映像制作にもおすすめとなっています。
また、栗林公園と調べると必ず出てくる飛来峰からの景色は、まさに絶景とも言える撮影スポットではないでしょうか。
暗くなるとライトアップされるため、歴史的な空間が幻想的な空間に変わる瞬間を撮影してみてはいかがでしょうか。
風流な佇まいをした茶屋である旧日暮邸では、侘び寂を感じることもできるでしょう。
栗林公園へ訪れた際には、1日かけてゆっくりと撮影に回ってみることをおすすめします。
女木島
女木島は、瀬戸内海に浮かぶ島で男木島と合わせて雌雄島となっています。
また、女木島の中央部には鷲ヶ峰という山がそびえ立っており、その山頂には鬼ヶ島大洞窟という大きな洞窟があり、洞窟に鬼が住んでいたと伝えられていることから鬼ヶ島とも呼ばれています。
この鬼ヶ島には、有名な桃太郎伝説も残っており、鬼にまつわる見所も満載となっています。
おにの館には、日本各地の鬼伝説や女木島の歴史資料などが展示されており、鬼ヶ島伝説についての撮影を行うのであればぜひ一度は立ち寄っておきたいスポットです。
また、オーテと呼ばれている石垣が島のいたるところにあり、まるで迷路のようになっています。
オーテは、オトシと呼ばれている冬の強風から島の集落を守るために作られた石垣で、まるで桃太郎の襲来に備えた鬼たちが築き上げた城の名残のようにも感じられます。
他にも、鬼ヶ島大洞窟や展望台など多くの撮影スポットが点在しているので、女木島でゆっくり撮影を楽しんでみてもいいでしょう。
女木島から望むことのできる高松市内の風景や男木島なども絶景スポットとなっているので、撮影にもおすすめです。
男木島
男木島に上陸した際に、一番に目に飛び込んでくる男木島の魂というスペインの現代美術家であるジャウメ・プレンサの作品があります。
これは、白い貝殻をイメージしており屋根に8つの言語の文字がデザインされたフェリー待合所となっています。
男木島のシンボルとしても名高い芸術的なスポットを、ぜひ男木島へフェリーで訪れた最初に撮影してみてください。
男木島には、瀬戸内国際芸術祭で現代のアートと昔ながらの集落がコラボレーションしているエリアがいくつもあります。
いろいろな場所に点在しているアートを探しながら撮影してみても良いでしょう。
また、海幸彦・山幸彦の伝説でも有名な豊玉姫と山幸彦を祀っている神社もあり、そこでの祭りは盛大でとても見応えのあるものになっています。
特に、豊玉姫の祀られている豊玉姫神社の大鳥居から神社までの石段から望める景色は、壮大で美しい瀬戸内海と風情ある島の集落を一望することができるので撮影にもぴったりです。
男木島灯台は、全国でも珍しい「総御影石造り」をした美しい灯台で、灯台50選にも選ばれているほどです。
可愛らしい灯台のフォルムと澄んだ瀬戸内海の海とのコントラストをぜひ体感してみてください。
灯台に隣接している男木島灯台資料館には、男木島灯台だけでなく全国各地にある灯台や男木島の歴史に関する資料を展示しています。
男木島の歴史も動画・映像制作に活用するのであれば、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
高松城
高松城は、高松市玉藻町に位置している日本百名城にも選ばれている城です。
高松城は、高松駅よりほど近くにありアクセスも抜群なスポットと言えるでしょう。
高松城跡地に造られた玉藻公園の園内は、緑豊かで水にも囲まれており、現代を忘れさせてくれる空間となっています。
公園内では、季節ごとに様々なイベントも催されています。
春には桜が咲き誇るため、花見の名所としてもおすすめのスポットです。
この時期には、夜桜の無料開放期間も設けられており、ライトアップされた夜桜と高松城は絶景ポイントとなっています。
高松城の天守台展望デッキからの景観も美しいので、そこからの景色を撮影してみても良いでしょう。
園内には披雲閣庭園という日本庭園もあり、風情ある景観を見渡せます。
四国村
四国村は、四国民家博物館とも呼ばれている四国地方を中心とした伝統的な古民家や歴史的建造物を移築・復元している野外博物館です。
高松市屋島に位置している四国村には、旧河野家住宅や砂糖しめ小屋などの国の重要文化財もあります。
昔ながらの古民家に合わせて民具などを展示しており、当時の暮らしぶりを感じられる施設となっています。
自然に囲まれている野外博物館のため、四季折々の美しい花々と歴史的な建造物を一緒に楽しめるでしょう。
春には桜のトンネルを通ることができたり、色とりどりのチューリップを楽しんだりすることができます。
風情を感じられる建物と自然が織り成す美しい風景は、まさに撮影にぴったりなロケーションと言えます。
四国村は野外博物館となっているため、撮影許可が必要となる可能性があります。
事前に問い合わせてから訪れるようにした方が良いでしょう。
屋島寺
屋島寺は、四国お遍路84番としても有名です。こちらは国の指定重要文化財にもなっているご本尊・十一面千手観音坐像が保存されていることでも知られています。
現在では、屋島寺の本堂に隣接している宝物館に保存されているそうです。
江戸時代に改築されたとされている本堂は、朱塗りがされており神聖な雰囲気を感じることができるでしょう。
鎌倉時代や江戸時代の風格を現代に伝えている貴重なものでもある本堂は、古くからの歴史も体感できます。
本堂でお参りをしてから、撮影を始めてみてはいかがでしょうか。
宝物館は、本堂の歴史的な建物と違い、近代的な美術館のようになっています。
源平盛衰記絵巻物や源氏の白旗、屋島合戦屏風などの貴重な展示物を見ることができます。
ここ数年で人気が急上昇している古刀なども2階に展示されているため、興味があればそちらもおすすめです。
境内には狸の置物があり、不思議な雰囲気を感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、屋島寺の守護神としても知られている狸の総大将である太三郎を祀っています。
狸とのゆかりもある屋島寺で、狸の残した伝説と合わせて撮影してみるのも良いでしょう。
また、屋島寺からほど近くに獅子の霊巌と呼ばれている展望台もあります。そこからの眺めは絶景となっているので、屋島寺を訪れた際には展望台まで足を運んで撮影してみることをおすすめします。