動画制作の背景
高級寿司店「鮨屋小野」の妥協を許さない食へのこだわり。そんな想いがしっかりと伝わるような、PR動画を作成したいという相談をいただきました。
動画の内容
寿司職人のこだわりをドキュメンタリー風の構成でリアルに伝える内容です。
構成のポイント
寿司職人である小野様の想いをそのままストレートに動画しました。食に対する想い、お店の空間づくりに対する想い、その全てがお客様の視点に立ったホスピタリティ溢れるもので、下手な演出などは入れずに想いをそのままインタビューで語っていただくことにしました。映像の舞台はお店という限られた空間でしたが、小野様の想いは「世界中に和食文化を届けたい」という壮大なもの。それらが感じられるように、インタビューの言葉を一つ一つ大切にしながら映像を構成しています。
デザインのポイント
高級感のある店内の雰囲気をより引き立てるようなデザインを意識して作成しました。フォントは綺麗な細めの明朝体をメインで使用。デザインは、鮨屋から連想して和柄のエ霞(えがすみ)を思わせるテロップ装飾や筆でサッと描いたようなモチーフを使い、派手ではないものの、こだわりの高級鮨店にふさわしい、華やかと格式を感じるものに仕上げました。
撮影のポイント
仕込みが始まる朝から密着し、丁寧にお店の1日を取材する事で良質なドキュメンタリーになるよう撮影しました。小野様のこだわりの一つである5.5mの一枚板の店内メインカウンター。それを映像のフレームにおさめながら、店内の素敵な雰囲気が伝わるようアングルやカメラワークを色々と検証しながら撮影しました。また、今回の撮影には照明スタッフも参加。小野様のインタビューシーンや調理シーンなどは、お店の照明の雰囲気をそのまま生かすようなライティングをする事で、店内で出されるこだわりのメニューの良さがリアルに伝わるように意識しました。
編集のポイント
こだわりの仕事ぶりや、趣のあるお店の雰囲気がしっかりとつたわるような編集を意識しました。仕事に真摯に向き合う小野さまの姿が、画面越しからもひしと感じられる撮影カットを吟味しながらチョイス。見惚れるような手際の良さは、カットをテンポよく繋いで魅せていくことで表現しています。趣のある店内は、ゆったりとしたカメラワークで撮影されたカットを選定。ゆったりと落ち着ギリギリながら食を楽しめることを伝えています。BGMは映像を最大限にひきたてられるよう、主張具合が絶妙なテイストの曲を選曲しています。