動画制作の背景
「グローバルセキュアデータサービス」は日立システムズエンジニアリングサービス様が展開するデータを安全に転送するサービス。その優位性をターゲットにPRする動画を作成したいという相談をいただきました。
動画の内容
イラストアニメーションでサービスの特徴やメリットを分かりやすく図解して伝える動画です。イラストアニメーションを活用した動画は、視覚的・直感的に訴求ポイントを表現できるので、短い時間でも多くの情報を視聴者に伝えることができます。
構成のポイント
冒頭で、データの安易なやりとりが如何にリスクにつながるかという課題を提示。ターゲットの共感を誘いつつ、一気にサービスへの興味を引き出します。その後「グローバルセキュアデータサービス」を使うことで、そのリスクを回避できることを具体的に紹介。セキュリティの要となる「秘密分散技術」を、表現の幅が広いイラストアニメーションで分かりやすく図解して伝えることで、サービスの質の高さを伝えています。課題提起からソリューション提案という分かりやすい構成で、グローバルセキュアデータサービスを導入することで得られるベネフィットをターゲットにダイレクトに伝える構成です。
デザインのポイント
データセキュリティの仕組みを分かりやすく図解できるように、表現方法に工夫を凝らしています。通常の暗号化システムが簡単に解読されるシーンでは、色分けされた無数の四角いオブジェが整列したり分散することで、解読の容易さを表現。このサービスの要となる「秘密分散技術」を図解するシーンでも、その四角いオブジェにパズルのピースの表現を加えることで、より暗号化する仕組みを視聴者に分かりやすく伝えています。
編集のポイント
暗号化やセキリティという、目に見えない現象を可視化して説明する必要があるため、動画では何が起こっているのかをビジュアル化して分かりやすく視覚的に伝える事が重要です。暗号化された情報がハッカーに復元されてしまう場面では、転送先でバラバラな状態から同じ配列に復元され戻る様子をアニメーションで表現。また、データが混ざり合うという事を説明するシーンでは、色付けの動きをつけつつ、ナレーションともシンクロして分かりやすく説明できるようにタイミングを調整。各シーンの動きには常に意図を持たせながら、情報が正確かつスマートに伝わるように工夫を凝らしました。