企業の概要説明、商品やサービスの紹介など、近年様々なシーンで使用されているのがアニメーション動画です。今回は、そのアニメーション動画について、たくさんある種類やメリットを詳しく解説していきます。
他にも、実際にアニメーション動画を自作、または委託する際のポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
実績のあるアニメーション動画のおすすめ制作会社8選
アニメーション動画を制作するには、実績がある会社へ依頼することがポイントになります。まずは、アニメーション動画制作の実績がある会社からみていきましょう。
株式会社Global Japan Corporation(GJC)
株式会社Global Japan Corporation(GJC)は、4,000社以上60業種以上の動画制作実績を有しています。東証一部上場の大手企業から個人事業主まで幅広く依頼を受けているため、多岐にわたるニーズに応えられる知識や実績を持つ会社です。GJCでは、企画から構成、画コンテまで無料で作成しているため、相談しやすい体制が整っています。
スマートフォン向けの動画やYouTubeなどの動画広告、アニメーションなど媒体やジャンルに合わせて選べる動画デザインを用意している点も魅力です。商材や媒体に合わせて適切な提案ができるよう、専門のデザインチームを構成しています。プロが動画をデザインするため、動画による効果の最大化も可能です。
基本情報 |
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所在地 |
北海道札幌市中央区北1条西10丁目1番4号 北1条サンマウンテンビル2階 |
事業内容 |
TV・CMプロダクション事業 Web事業 インターネットコンテンツの配信 各種イベント企画・制作及び運営 |
料金 |
3万円~ |
HP |
仙臺マーケティングパートナー
仙臺マーケティングパートナーが手掛ける商品PRアニメーションは、集客力の高さに定評があります。採用活動向けの動画も得意分野です。シナリオや構成の作成から活用方法のアドバイスまでトータルサポートを行っている会社です。
Grow With Google パートナーに認定されている会社でもあり、アニメーション動画やデジタルマーケティングの導入支援も積極的に行っています。シナリオ作成からアニメの制作、運用までワンストップでサポートしてもらえるので、初めてアニメーション動画を制作する場合にも相談しやすいです。集客を行うためのパッケージプランも用意されているので、コストを抑えて効率的な集客を行いたい場合も相談してみましょう。
基本情報 |
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所在地 |
宮城県仙台市青葉区上杉3-3-33 |
事業内容 |
ビジネスアニメーション制作 採用マッチング動画の制作・運用 集客Webサイト制作 LP制作 各種WEB広告運用代行 助成金受給サポート 集客・営業・マーケティングに関する総合コンサルティング セミナー講師業 |
料金 |
40万円~ |
HP |
株式会社リポグラム
株式会社リポグラムは、幅広いジャンルの動画制作を行っている会社です。実績も豊富なので、それぞれのニーズに合う提案をしてもらえます。テレビ番組や映画、SNS動画、Web動画、ミュージックビデオ、GIFアニメなどに対応していることから、理想的な提案をしてもらえる可能性が高いです。
アニメーション動画に関しては、ユーモアあふれるものからシリアスなものまで対応可能です。アニメならではの表現をうまく活用し、ハイレベルな動画を制作しています。
ホームページにはメンバーが紹介されていて、一人ひとりの経歴や得意なことを確認できるようになっています。CGアニメーションや優しいテイストのアニメーション、3DCGモーションなどを得意とするスタッフが在籍していることを確認できるでしょう。それぞれの得意分野を活かすことにより、ニーズに合わせたクオリティの高い動画を生み出せると言えます。
基本情報 |
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所在地 |
東京都新宿区四谷四丁目10-8 YMビル4F |
事業内容 |
映像等の企画と制作 |
料金 |
12,000円~ |
HP |
株式会社インフォビデオ
株式会社インフォビデオは、動画制作ツールを駆使したアニメーション動画を得意としています。300社以上の会社案内やサービス紹介、採用、イベントなどの動画を制作していることから、実績も十分だと言えます。
インフォグラフィック動画は、株式会社インフォビデオのオリジナルです。目的や視聴シーンに合わせて商品・サービスがより魅力的に見えるように発信できます。幅広い用途に活用できるため、事業説明や商品説明、営業ツールなど幅広い場面で使われています。
ストーリー作成から一貫して依頼できるので、トータルサポートを受けられる点も魅力です。大手企業との取引実績もあるので安心して任せられます。
基本情報 |
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所在地 |
埼玉県さいたま市北区本郷町375-1 |
事業内容 |
インフォグラフィック動画企画・編集・制作業務 360°VR動画企画制作業務 リクルーティングツール企画・制作業務 |
料金 |
10万円~ |
HP |
株式会社ワールド
株式会社ワールドは、官公庁や地方自治体からの依頼を多く受けている動画制作会社です。もちろん、法人からの依頼も多く受注しています。会社紹介やサービス紹介、セミナー撮影、採用動画など、多岐にわたるジャンルを取り扱っています。
大阪だけではなく東京にも拠点があり、この2つのエリアであれば英語での動画撮影と写真撮影も可能です。アニメーション動画も得意としています。また、ドローンなどを使った特殊撮影、360度動画、3DCGにも対応しています。
制作する動画は、脳科学やマーケティング理論、心理学に基づいた動画制作を行っているため、他とは違った視点の動画を作れる可能性があります。
基本情報 |
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所在地 |
大阪府大阪市都島区都島本通1-7-19 都島楠風ビル606号 |
事業内容 |
映像制作 写真撮影 動画撮影 楽曲制作 バックミュージック制作 360度撮影・編集/特殊映像制作 空撮・ドローン・上空映像手配 |
料金 |
1万円~ |
HP |
https://vision-world.biz/ |
株式会社CACTAS
株式会社CACTASは、1年間に300本以上の動画を制作しているWeb動画に特化した会社です。
大手企業はもちろん、中小企業やベンチャー企業、スタートアップ企業と、ありとあらゆる企業の動画を制作しています。
実績が豊富であることから、安心して任せられるだけでなく、大量の知識と経験によって、高いクオリティの動画制作が叶います。
1,000名を超えるクリエイターネットワークがあること、独自のAI編集ツールを使用していることもあり、比較的低コストで依頼できるのも魅力と言えるでしょう。
株式会社CACTASで特に人気のアニメーション動画は、サービス紹介や事業紹介だけでなく、BtoB企業のブランディング用のものです。
動画制作をゴールとするのではなく、動画によって目的を果たすことに重きを置いているのも株式会社CACTASの特徴と言えます。
課題発見はもちろん、戦略の決定、対策の実施など、手厚くサポートしてもらえるため、安心感もあります。
基本情報 |
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所在地 |
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 13F |
事業内容 |
動画マーケティング 動画企画・制作 WEB/グラフィックの企画・制作 広告代理業 メディア運営 コミュニティ運営 クラウドソーシングサービスの運営 e-ラーニング |
料金 |
5万円~ |
HP |
InSync株式会社
アニメーション動画を得意とする動画制作会社の中でも特に「集客」に力を入れているのが特徴の会社です。
「わかりやすく、明快に。」をコンセプトとして、効果的に訴求できるハイクオリティのアニメーション動画を世に送り出しています。
「JTB」や「SONY」、「楽天市場」といった、誰もが知る大手企業にも採用されていることから、その腕は確かだと言えるでしょう。
InSync株式会社は、全ての工程をインハウスで行う会社でもあります。
高いクオリティを維持できるのは、総合的にプロデュースすることで、様々な工夫が施しやすいからです。
動画のサムネイルを無償で提供している、ストーリーボード制作を取り入れているのもInSync株式会社ならではのポイントです。
動画の再生数を左右するサムネイルをプロに無料で制作してもらえるという点は、かなりのメリットになります。
ストーリーボード制作は、InSync株式会社独自の工程です。
完成イメージをフルカラーで100%再現してくれるため、イメージと異なる動画を防ぐことができるのです。
最終的なイメージを確認できる動画制作会社はそう多くはないでしょう。
基本情報 |
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所在地 |
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4 丁目4-64新大阪千代田ビル |
事業内容 |
動画制作 |
HP | https://insync.jp/ |
株式会社プルークス
株式会社プルークスは、動画マーケティング事業も手掛けていることから、より高い効果が得られると多くの方から支持されている会社です。
業界トップクラスのアニメーション動画制作実績を持ち、どんな雰囲気のアニメーションでも実現できると人気です。
特にオンライン動画広告に強く、全ての工程を自社で行っているという特徴があります。
BtoB企業に限らず、BtoCにも効果のある動画制作が叶うため、より幅広く働きかけることが可能です。
会社や商品紹介に加え、イベントや採用、Webサービスの紹介まで、様々なプロモーション動画を制作できます。
料金プランは存在するものの、予算に合わせて制作を行ってもらうための相談が可能であることから、柔軟な対応が得意な会社であると言えます。
こだわりのつまった動画にしたい時はもちろん、予算を抑えてクオリティの高い動画を作りたいという願いも叶えられるでしょう。
また、最短5日納品といったスピーディーな対応にも定評があります。
急いでアニメーション動画を作りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
基本情報 |
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所在地 |
〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町1417大伝馬町千歳ビル4階 |
事業内容 |
動画制作・映像制作 |
HP | https://proox.co.jp/ |
アニメーション動画とは
アニメーション動画とは、本来動きのないイラストに、様々な手法で動きをつけた動画のことを言います。実写動画よりも、表現の自由度が高く、視聴者に商品やサービスの内容をわかりやすく伝えることができるので、テレビCMやYouTube広告など幅広く用いられています。
また、PCまたはスマートフォン、さらに編集ソフトさえあれば制作できることから、比較的低予算に抑えられる点も魅力です。そのため、自社のWebサイトやSNSなどの動画コンテンツで、アニメーション動画を配信する企業は増加傾向にあります。しかし、アニメーション動画には豊富な手法があるので、それらの特徴をよく理解して自社の商品やサービスと相性の良いものを選ばなければ、効果的なアピールができません。
関連リンク
アニメーション動画の主な種類
先述でも述べたように、アニメーション動画には様々な種類があり、それぞれで視聴者に与えるイメージが全く異なります。ここでは、以下の主な10種類をご紹介します。
イラストアニメーション
何枚ものイラストを使用し、パラパラ漫画の要領で細かい動きを持たせる動画です。1秒間に使用するイラストの枚数が多いほど、より滑らかなアニメーションになります。
テレビアニメでもお馴染みの技法であるため、幅広い層から支持を獲得しやすいのが特徴です。ストーリー性の強い内容であるほど、より視聴者に感情移入を促せます。
ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードに、ペンでイラストを手書きしていく過程を映像化したものです。シンプルな線画とイラストに連動した音付けのみで余計な情報がないので、内容がストレートに伝わります。
また、文字やイラストが徐々に描かれていく様子を見せることで、「次は何が描かれるのだろう?」という視聴者の好奇心を刺激し、途中離脱する可能性を低く抑える効果も期待できます。
ピクトグラムアニメーション
非常口のイラストや公共トイレの男女マークなどに代表される、文字を使わなくても誰もが意図を理解できる単純な絵記号をピクトグラムと言います。そのピクトグラムをアニメーション化した動画が、ピクトグラムアニメーションです。
被写体以外は存在しないため、伝えたいことを一瞬で明確に理解してもらえます。アニメーション動画の中では、最も低コストで制作できることも特徴です。
モーショングラフィックス
グラフィックス(写真やイラスト、文字、記号、図形、など)に、動きや音を付けた動画です。文字が少なくシンプルなものが多いですが、動きに躍動感があるので、静止画では伝えきれない情報も十分伝えられます。制作コストが比較的安価な上、元からある素材を利用すれば新たに撮影や編集を行う手間を省くことも可能です。
タイポグラフィー
タイポグラフィーは、上記のモーショングラフィックスの1つで、文字に動きをつけたアニメーション動画です。動画内の文字を読みやすいようきれいに配置できるのはもちろん、文字を振動させたり、飛び出すようにしたり自由に動かすこともできます。
固定されたテキストより視聴者にインパクトを与えられるので、イベント告知など大事な情報を強調したい場合にもおすすめです。
ストップモーション
ストップモーションは、コマ撮りすることで一般的なアニメーションとは異なる動きの動画を作れます。スムーズな動きではないので、独特の映像が面白いと注目される可能性が高いです。
手作り感のある仕上がりになるので、視聴者の目に留まりやすくなるというメリットもあります。人形や黒板、クレイなどを使って動画を制作するケースが多いです。
インフォグラフィック
数値などのデータをグラフや図表を使い視覚的にわかりやすく表現した動画です。テキストのみでは理解しづらい情報も、アニメーション演出などと融合させることで、視聴者の興味を引いて最後まで飽きさせることなく提供できます。数値を用いた説明が必要なプレゼンテーションの代用として、活用されることも多いです。
3Dアニメーション
立体的なイラストやグラフィックスを用いたアニメーション動画です。コンピューターで3D映像を作成し、実写のようなリアル感を表現しつつ、現実では撮影不可能な映像も作り出せます。様々な角度から臨場感のある映像を見せられるので、画面越しでも実態を把握してもらいやすく、商品紹介にも適した技法です。
2.5Dアニメーション
2Dアニメーションを3Dのように見せるアニメーション動画で、アイソメトリックアニメーションとも呼ばれています。対象物を斜め上から俯瞰するように表現でき、実際に現地を訪れなくてもわかりやすく様子を伝えられます。そのため、街並みやインテリア紹介用の動画として採用されることが多いです。
3Dよりはコストを抑えられ、2Dよりもリッチな印象に仕上がります。
キャラクターアニメーション
その名のとおり、キャラクターに動きをつけた動画のことです。人や動物、擬人化したキャラクターを組み込むことで、親しみを抱かせ共感を高めてもらえます。
自社にイメージキャラクターを設けている場合は、そのキャラクターをPR動画に登場させれば、認知度アップにつながります。視聴者に自分ごととして捉えてもらうため、ターゲット像をキャラクター化するのも効果的です。
フルアニメーション
映画のフィルムのように、1秒間に24枚の異なる絵を用いて制作されるアニメーション動画です。コストはかかりますが、とても滑らかで自然な動きを表現できるのが特徴で、視聴者の記憶に残りやすい動画に仕上がります。独自の世界観を生み出せるので、ブランディング目的で使用されるケースが多い傾向にあります。
アニメーション動画の作成メリット
次に、アニメーション動画を作成するメリットについて解説します。アニメーション動画には他の動画とは異なる、独自の魅力があります。
コストが抑えられる
アニメーション動画には、編集ソフトが備わっているPCやスマホがあれば制作できるという特徴があります。そのため、人件費はもちろん、撮影するために必要な機材や撮影場所に行くまでの費用がかかりません。費用面だけでなく「スケジュールを合わせるのが難しい」「撮影場所まで遠い」などの問題もなくなるため、時間的コストも抑えられます。
実写でクオリティの高い動画が作成できたとしても、その分費用や時間的コストが多くかかっているので、場合によっては割に合わないケースも少なくありません。動画制作にかける時間がない、費用をなるべく抑えたいという会社にとっては、アニメーション動画の作成が大きなメリットになるでしょう。ただし、簡単な動画であれば実写で制作する方がコストを抑えられるケースもあるため、どちらで制作するか検討してみてください。
表現の幅が広がる
実写では不可能なことや難しいことを簡単に表現できるのもアニメーション動画作成のメリットです。爆発や戦闘、建物の倒壊、魔法や浮遊など、表現できることが山ほどあります。
「本当は実写で作成したい」という場合、3Dアニメーションなどの技術を使えば、実写に近い動画を作ることもできます。実写動画だと悪い印象が強く残ってしまう内容でも、アニメーションなら過剰に悪印象を与えず、伝えたいことをしっかり伝えられるようになるのも表現の幅が広いアニメーション動画ならではのメリットです。
文字や写真だけでは伝えづらい商品やサービスであっても、アニメーションで利用場面を再現し、よりわかりやすく伝えられるなど、どの分野でも活躍しています。また、先ほどもご紹介したように、アニメーション動画には多くの種類がありますが、それも表現の幅を広げてくれている要素の1つとなっています。
やり直しが利く
実写動画では、撮影終了後に「このシーンではもっと動きが欲しかった」などと感じることもあるでしょう。しかし、わざわざそのシーンだけを撮り直すことが難しい、もしくは不可能であることがほとんどです。撮り直せたとしても追加で費用や時間がかかるので、無駄なコストが生まれてしまいます。
アニメーション動画は、シーンの追加や変更が簡単に行えるため、やり直したいと思った時にすぐ作業に取り掛かれます。例えば、細かい部分までこだわりたい・後で追加したいシーンができるかもしれない場合などにも対応可能です。
そういった観点から見ると、撮り直しなどの手間がないアニメーション動画作成は大きなメリットと言えます。また、気軽に軌道修正できるため、よりイメージどおりの動画を制作できる点もアニメーション動画作成の魅力です。
視聴者の理解度が高くなる
文字だけでは伝えきれない、言葉だけではわかりづらいことを理解しやすく、簡潔に伝えられるのもアニメーション動画のメリットです。動画作成の依頼を考える会社は、商品やサービスなどの魅力をわかってほしいと考えているため、理解度を高めてくれるアニメーション動画は非常に人気です。
要点をまとめた文字コンテンツひとつとっても、アニメーション動画を用いればBGMや効果音、音声などによってより華やかな演出が実現できます。さらに、動きや音などによって、印象の残りやすさも高まり、より多くの人が商品やサービスに関心を持つようになるのです。商品やサービスの良さを最大限に伝えたい、とにかく印象に残したいという場合は、文字コンテンツではなくアニメーション動画を作成するのがおすすめです。
キャラクターを使用できる
アニメーションにはキャラクターが登場します。キャラクターを使うことで、視聴者は親しみやすさを感じ、感情移入もしやすくなります。これがキャラクターを使用できるアニメーションの大きなメリットです。
自社独自のキャラクターを作り、それが動いている動画を制作するのがおすすめです。動画制作のために生まれたキャラクターが起業の顔になる可能性もあります。
アニメーション動画の制作は自作とプロ、どちらがおすすめ?
アニメーション動画は、プロに制作を任せることはもちろん、自作にも挑戦できるのが特徴です。しかし、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ここでは、自作と制作会社に加え、クラウドソーシングに依頼する時のメリット・デメリットをご紹介します。
自作するメリット
アニメーション動画の制作を自作する1番のメリットは、やはり費用や時間などのコストが外注に比べてかからない点です。特に、時間的コストは大幅に抑えられます。
例えば、修正したい箇所があればその場ですぐに作業に取り掛かれるため、完成までの時間が短縮されます。高いクオリティを求めない場合で、費用を抑えたい時はもちろん、なるべく短期間で完成させたいという時に大きなメリットとなります。
自作するデメリット
自作するデメリットの1つは、高いクオリティの動画を作り出せない点です。プロに依頼するのとは違い、動画作成への知識やノウハウ、経験がないため、思いどおりの動画にならないことがほとんどです。
ノウハウがないことから、コンセプトに一貫性がなくなってしまったり、動画を長くし過ぎてしまったりするケースも多く、視聴者離脱率が高まりやすくなります。クオリティの高い動画が作成できても、制作に時間がかかってしまいがちなことや、負担が大きいことはデメリットになるでしょう。
また、アニメーション動画を作成するために必要な機材などを用意しなければならない点もデメリットと言えます。継続して動画作成を行っていく場合は良いのですが、数回しか使う予定がないという場合は、コストが見合わなくなってしまうからです。
例えば、会社の商品を紹介する動画や、ブランディングに関する動画を自作した場合、クオリティが低いと、会社のイメージダウンにもつながりかねません。会社のイメージを落としたくない、効果的な動画を作りたいという場合は、プロに依頼した方が安心です。
クラウドソーシングを利用するメリット・デメリット
副業が流行りつつある近年では、クラウドソーシングでもアニメーション動画の作成を依頼できます。プロに依頼するよりもコストを抑えられる、会社に負担がかからないなどのメリットがあるため、クラウドソーシングを利用する会社は多いです。
しかし、クラウドソーシングで仕事を受注している人はほとんどが一般人です。そのため、質が低かったり、やり取りがスムーズにいかなかったりするケースもあります。コスト削減に重点を置く場合や、簡単なアニメーション動画の依頼であれば、クラウドソーシングを利用するのも良いでしょう。
制作会社に依頼するメリット
自作に比べて高品質なアニメーション動画を作れるのが制作会社に依頼する最大のメリットです。実績や知識、経験を積んでいるからこそ、クオリティの高い動画が実現できます。
また、動画作成の技術はもちろん、わかりやすい・見やすい・飽きないなど、視聴離脱防止のノウハウも豊富です。もちろん、依頼者の要望を細かくヒアリングしてくれるため、イメージどおりのアニメーション動画が完成します。
会社に負担がかからないだけでなく、場合によっては自作するよりもコストが抑えられる可能性もあります。とにかく高品質な動画にしたい、視聴者にわかりやすい動画を作ってほしいという場合は、制作会社に依頼するのがおすすめです。
制作会社に依頼するデメリット
制作会社に依頼するデメリットとして挙げられるのは、イメージと異なった動画ができてしまう可能性があるという点です。そのような事態を避けるためには、視聴者にどういうイメージを持ってもらいたいか、どういう雰囲気の動画にしたいかなどの擦り合わせをしっかりと行うことが重要です。
特にオリジナルのキャラクターを取り入れる時は、そのキャラクターが商品や会社のイメージを変えてしまわないよう、しっかりと話し合いを重ねていく必要があります。
また、オプションなどをつけることによって、予算オーバーしてしまうことも少なくありません。しっかりと予算を確認し、どこまで追加できるのか考えながら進めていきましょう。
ビジネス向けアニメーション動画は制作会社に依頼するのがおすすめ
先ほどもご紹介しましたが、制作会社に依頼をすると、自作よりも高い品質の動画作成が叶います。また、知識や技術に加えて、視聴離脱防止に役立つノウハウなども豊富です。他にも、動画制作の負担がないというメリットがあります。
とはいえ、制作会社であればどの会社に依頼しても良いというわけではありません。中には、悪徳な会社や品質とコストが見合っていない制作会社も存在するため、しっかりと見極めていく必要があります。
動画制作会社選びに困っている方は、下記の記事もチェックしてみてください。
制作会社へのアニメーション動画の依頼スケジュール
簡単に制作できたとしても、クオリティの高いアニメーション動画を求める場合は、それなりに時間が必要です。「必要な時に動画が使えない」というトラブルを避けるためにも、一般的な依頼スケジュールを把握しておきましょう。
1.打ち合わせ(キックオフミーティング)
どういった動画を目指しているのか、動画を作成する目的は何なのかなどを話し、タスクの擦り合わせなどを行います。基本的には1日で終了します。
2.台本を受け取る
打ち合わせで話し合った内容が台本にまとめられます。3~5日かかります。
3.台本の確認
台本を受け取ったら、1~2日でチェックしていきます。
4.絵コンテ(イラスト)を受け取る
台本に不備、追加要素がなければ、絵コンテが加えられた台本が作成されます。5~7日かかります。
5.絵コンテの確認
受け取った絵コンテの確認を1~2日で行います。
6. 初稿映像を受け取る
OKを出した絵コンテが編集され、映像ができあがります。5~7日かかります。
7. 初稿映像の確認
1~2日で初稿映像を確認し、調整してほしい部分などを伝えていきます。
8. 二稿映像を受け取る
初稿映像が調整・修正され、二稿映像として提出されます。3~5日かかります。
9. 二稿映像の確認
1~2日で修正された部分を重点的にチェックしていきます。
10.BGMを受け取る
打ち合わせで伝えたイメージをもとに作成されたBGMを受け取ります。3~5日かかります。
11.BGMの確認
1~2日でイメージ通りのBGMになっているか、映像にマッチしているかなどを確認します。
12.ナレーションの確認
アニメーション動画に欠かせないナレーションの確認を行います。ナレーションの収録は1日で終了します。
13.アニメーション動画納品
通常であれば、ほとんどが約1ヶ月半で完成品が納品されます。
アニメーション動画を依頼する際のポイント
制作会社に依頼するデメリットでも説明したように、依頼する制作会社に対して、どのような動画を作ってほしいのかをしっかりと伝えなければなりません。制作会社が参考にしやすいのは「どのような層に伝えたいのか」「何のための動画なのか」「どのように伝えたいのか」などの項目です。動画のコンセプトをしっかりと決めておくと、打ち合わせがスムーズに進み、より理想に近い動画の作成が可能になります。
また、ブランディング効果の高いロゴやタグラインの挿入も考えておくと良いでしょう。ロゴやタグラインは、会社や商品などの認知度を高めたい場合に必須であるため、制作会社に事前に相談しておくのがおすすめです。
さらに詳しいことが知りたい方は、下記の記事も活用してみてください。
アニメーション動画に関するよくある質問
アニメーション動画にメリットはある?
実写動画よりもコストが抑えられる点は、アニメーション動画のメリットと言えます。また、BGMや効果音なども挿入できるので、視聴者にわかりやすく最適に伝えられるだけでなく、印象に残りやすい動画にすることが可能です。
費用相場は?
50万円~150万円と幅広いです。動画の長さだけでなく、動きをつける量やグラフィックなどによって異なります。また、アニメーション動画の種類によっても変動するので、目的に合った種類を選ぶことが大切です。
費用を抑えるには?
アニメーション動画制作は尺が長くなると他の動画と同じようにコストがかさんでしまいます。そのため、できるだけ短い尺で訴求できる内容にすることがポイントになります。
完成までどれくらいかかる?
一般的には1ヶ月半程度と言われています。急ぎの内容や、納期を指定したいという場合などは、なるべく早く依頼すると安心です。レスポンスの速さによって変わることもあるかもしれません。
制作会社には相談するタイミングは?
企画などからサポートしていくことも仕事の1つなので、何も決まっていない状態での相談も可能です。アニメーション動画について聞きたい、アニメーション動画を作ってみたいという場合は、いつでも相談してみましょう。
動画制作・映像制作ならGJCへ
GJCは、アニメーション動画の制作を得意としています。クオリティの高いアニメーション動画を作るには、知識や技術、ノウハウが必要になってきます。
また、コストパフォーマンスを重視しているため、業界の費用相場の半額でサービスのご提供を行っていたり、無料で修正を承ったりしています。手頃な価格で、求めるクオリティの動画をご提供できるのは、GJCならではの魅力でもあります。
自作する自信がない、コストを抑えながらも理想に近い動画を作りたいという時は、ぜひGJCにお任せください。
GJCのアニメーション動画制作事例
GJCでも多くのアニメーション動画を制作しています。事例を3つピックアップしてご紹介します。
伊藤忠エネクス株式会社の事業紹介アニメーション動画事例
カジュアルなイラストのアニメーションを採用することで、専門用語も多いアスファルトの現状や事業の優位性などをわかりやすく紹介しています。身近にあるアスファルトですが、意外と知られていない実情をわかりやすく伝えているのです。
デフォルメ手法を用いることにより、視聴者に伝わりやすくしている点がポイントです。
株式会社タイムレスエデュケーションのプログラミング学習アプリサービス動画
プログラミング学習が抱える課題をまず説明し、視聴者の共感を得るところからスタートします。そして課題解決に役立つアプリを紹介する流れです。具体的な解決策を提示することにより、ターゲットから納得してもらえるような構成になっています。
ポップなイラストとカラーを採用することで、手軽さを表現しています。
株式会社クロコのオンラインプラットフォーム紹介動画事例
サービスの内容やメリットを簡潔にわかりやすくまとめ、アニメーションで表現しています。短時間でターゲットにサービスの魅力を知ってもらえるような構成です。Webサイトへの誘導要素も盛り込まれています。
手書き感がある親しみやすいイラストがポイントです。
さらに、お客様に納得していただけるまで無料修正が可能ですので、安心してご依頼いただけます。
GJCは、制作コスパ業界トップクラスの動画・映像制作会社です。
幅広い種類の動画に対応していますが、アニメーション動画には特に自信があり、より効果の高いものをご提供いたします。
コストが高くなりがちなアニメーション動画ですが、多くの実績や経験から、予算に合ったプランのご提案が可能です。
アニメーション動画の制作をお考えの方は、ぜひGJCにご相談ください。
まとめ
今回は、アニメーション動画の種類やメリットなどをご紹介しました。動画に質を求める場合は、自作するよりも制作会社を利用し、クオリティの高い動画を作っていくのがおすすめです。
特に企業や商品についての動画であると、その動画によってイメージが左右されてしまうため、質が低いとイメージダウンにつながる可能性があります。制作会社は、知識や技術、ノウハウを多く持っているため、どのような動画でも安心して依頼できます。