自社の新商品やサービスを紹介する方法としてプレゼンがあります。
パワーポイントなどで作成した資料をスクリーンに映し出し、口頭で説明を行うというのが従来の一般的なプレゼンでした。
しかし、最近は動画を活用したプレゼンが増えています。
プレゼンに動画を使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回はプレゼン動画を利用するメリットや作成時のポイントについて解説していきます。
プレゼン動画づくりに興味がある、作成のポイントが知りたいという人はぜひ参考にしてみてください。
現在、家電メーカーから発売されているテレビに「4K」が搭載されるようになってきました。
耳にすること・目にすることが増えてきた4Kですが、イマイチどういったものなのか分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は、4Kとはどういったものなのか、4K動画は普通の動画と何が違うのか、フルHD(2K)や8Kとの違いは何なのかなど、4Kについて詳しくご紹介していきましょう。
また、今回は4K動画を見る方法や、動画実例もまとめてご紹介します。
ぜひ4K動画を視聴してみたいという方は、参考にしてみてください。
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プレゼンとは、自身の提案をアピールし、聴き手に行動を起こしてもらうことを目的としています。
これまでは資料や写真で構成されたパワーポイントなどを使用するのが一般的でしたが、動画を利用したプレゼンが増えてきました。
そこで使用されるのが「プレゼン動画」です。
プレゼン動画のメリット
プレゼン動画の利用が増えてきた理由はメリットがあるからです。
テキストや写真で構成されるパワーポイントのような従来のプレゼン資料に比べ、動画にするとどんな効果を得られるのでしょうか?
プレゼン内容が理解されやすい
写真やグラフなどを挿入しても、従来のプレゼン資料ではどうしても文字による構成になるため、読むのが億劫、細部の様子が伝わりにくい、と途中で飽きてしまうケースもありました。
また、手順や操作などを説明する場合ではわかりやすさばかりを重視すると膨大な量になってしまうといったケースもあります。
動画の最大の特徴はその情報量の多さです。
動画であれば理解しにくい内容や細かい内容でも視覚的に説明できるので、スッキリとした資料でありながら興味を持ってもらいやすくなります。
活字ではイメージしにくいものであっても、動画であれば具体的なイメージを持てるというのも特徴です。
プレゼンにメリハリがつく
用意した資料に沿って口頭で説明をする従来のプレゼン方法では話術や進行のスキルが求められるため、場合によっては途中で飽きられてしまう、大した山場もなく淡々と終了してしまう、という事態が起きることもありました。
しかし、動画を利用すればプレゼン自体に緩急をつけられるので相手の様子を見ながら進行の調整が可能です。
メリハリのあるプレゼンなら相手の興味を引きつけたまま提案を続けられます。
別のシーンでも活用できる
再生するだけで商品やサービスの紹介をしてくれるプレゼン動画は一度作成することであらゆるシーンでの活用が可能です。
自社のサイトやSNS、YouTubeなどでPR動画として公開や情報発信を行えばプレゼンの参加者だけでなく、多くの人の目に留まります。
同じ内容についてテキストで公開されていてもわざわざ読み込んでくれる人は多くないでしょう。
しかし、動画として発信されているものなら意図せず視界に入るだけでも印象に残ります。
多くの人にアプローチできることで普段関わることのなかった分野への足掛かりにも期待できます。
プレゼン動画作成時のポイント・注意点
プレゼンの成功率を飛躍的にアップさせられるプレゼン動画ですが、作成する際には気をつけなければならないポイントや注意点もあります。
より効果的にプレゼン動画を活用するための作成ポイントをみていきましょう。
画面は見やすさを重視し、スッキリさせる
情報量の多さが魅力の動画プレゼンですが、あまり欲張ってあれもこれもと詰め込み過ぎると見る人の視点が定まらず伝えたい内容が残らないといった事態になりかねません。
長々と動画を視聴したのに、結局何が言いたかったのかよくわからないといった感想を持たれてしまうとプレゼン自体が失敗してしまうおそれもあります。
重要ポイントやどうしても伝えたい内容だけを表示させて、見終えた際に印象に残るような動画にしましょう。
PRしたい商品やサービスの魅力をわかりやすく紹介する
プレゼン動画はあくまでもプレゼンを円滑に進めるためのツールの一つにすぎません。
そのため、プレゼン動画に求められる役割は「自社の商品やサービスによってどんなメリットが得られるか」を明確に伝えることです。
新商品の特徴や魅力、旧商品との違いや他社製品との違い、自社が展開する新しい考え方など伝えたい内容を、ポイントを絞って簡潔にまとめることで相手にしっかりと伝えられます。
情報は左上から右下へ続くように配置する
プレゼン動画に限らず、人の視線は左上から右下へ移動するといわれています。
そのため、動画を作成する際にも視線の流れに沿って情報を入れていきましょう。
どこから見始めればいいのかわからないような、視点が迷う、ブレる動画は見続けるのがストレスになり内容が頭に入りにくくなります。
説明は文字よりもナレーションで行う
従来のプレゼン資料では文字での説明がメインだったため、文章の挿入場面や表示場所などに工夫が必要でした。
そのため、プレゼン動画の作成においても文章を入れてしまいがちですが、あまり文字が多いと動画の良さが活かせません。
文章の多いプレゼン動画はどうしても古臭さや垢抜けなさが目立ちます。
せっかくの新商品やサービスであってもダサい印象になってしまうため、どうしても言葉としての補足が必要な場合は文字ではなくナレーションを入れ、音声での説明を行います。
さらにイラストやグラフなどを適宜使っていくことでプレゼンツールとしてのクオリティアップを図りましょう。
動画はHD画質以上の解像度にする
プレゼン動画を作成する際は画質にも気を配る必要があります。
あまり画質が荒いと見えづらいため、最低でもHD画質以上の解像度にしましょう。
プレゼン動画をPR動画として様々な媒体での公開や配信を予定している場合、タブレットやスマートフォンなどの小さな画面でもクリアに映る必要があります。
画質が荒いと見えづらいばかりか、動画の情報が古いと誤解されてしまうおそれもあります。
どんなツールで作れるのか?
プレゼン動画を作成するとなると専用のツールが必要だと思われがちですが、パワーポイントや無料のアプリでも立派な動画制作が可能です。
これまでパワーポイントで作成した資料について、パワーポイント内で動画化ができるので一から作り直す必要がありません。
手順は、動画化したい資料を開いた状態で「ファイル」から「エクスポート」、「ビデオの作成」を選択するだけで完成です。
ただし、これはスライドショーのように一定時間で画面が切り替わるだけなので純粋な動画とは言い難いです。
Googleが提供する「Googleスライド」では、パワーポイントで作成した資料についても閲覧や編集が可能です。
パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンからでもアクセスでき、オフライン中でも作業ができるのが特徴です。
Microsoftからも無料で利用できるプレゼン動画作成ツール「Sway」が提供されています。
Microsoftのアカウントさえあれば誰でも無料で利用可能です。
Swayではプレゼン動画の他にニュースレターやレシピの作成もでき、オフラインでも使用できます。
まとめ
今回はプレゼンツールとして広がりを見せるプレゼン動画について、メリットや作成時のポイントをご紹介しました。
聴き手に行動を起こしてもらうために行うプレゼンは、より情報量の多い動画の利用が増えています。
PR動画としても利用できるプレゼン動画にぜひ挑戦してみましょう。
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