SDGs活動のPR動画事例14選!動画制作メリットや作り方のコツを紹介 | 動画制作・映像制作会社のグローバル・ジャパン・コーポレーション

SDGs活動のPR動画事例14選!動画制作メリットや作り方のコツを紹介

企業のブランディングにSDGsの活用を検討している企業が増えています。その方法としてSDGsの取り組みを動画で紹介し、公開する方法は効果的です。しかし、SDGs活動を行うメリットやSDGs活動のPRで動画が最適である理由がわからず、制作に踏み込めていない企業も存在します。

そこで今回は、SDGsを企業が行うメリットやSDGsの動画の作り方、気になる費用や動画作成のコツなどを解説していきます。SDGs動画の事例もご紹介していくので、自社のSDGs動画制作をご検討であれば参考にしてください。

そもそもSDGsとは何か?

 

Sustainable Development Goalsの略語で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年に開催された国連サミットの加盟国によって採択され、2030年までにより良い世界を目指すために17のゴールと169のターゲットから構成されています。

SDGsが掲げている17のゴールの中には、自然環境保護や地球温暖化、ジェンダー平等といった達成目標があり、政府や自治体、企業だけではなく、個人としても「何ができるか」について考えていく必要があります。SDGsの17のゴールは以下のとおりです。

 

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー平等を実現しよう

⑥安全な水とトイレを世界中に

⑦エネルギーをみんなに。そしてクリーンに

⑧働きがいも経済成長も

⑨産業と技術革新の基盤を作ろう

⑩人や国の不平等をなくそう

⑪住み続けられるまちづくりを

⑫つくる責任、つかう責任

⑬気候変動に具体的な対策を

⑭海の豊かさを守ろう

⑮陸の豊かさも守ろう

⑯平和と公正をすべての人に

⑰パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsが注目されている背景

上記でご紹介したように、SDGsには発展途上国への支援やエネルギーに関する事項、働きがいや経済成長に関する内容の他、気候変動など、様々な問題の解決が含まれています。企業がSDGsに積極的に取り組めば、社会貢献に積極的なイメージを顧客に与えられ、SDGsの流れに沿う製品の開発や広報からビジネスチャンスを広げることも可能です。

実際に、2021年に発表された帝国データバンクによる「SDGsに関する企業の意識調査」では、SDGsの重要性を理解して取り組んでいる企業が14.3%、重要性を理解し取り組みたいと検討している企業が25.4%となり、SDGsに積極的な企業は39.7%存在することがわかっています。この数字は前年に比べて15.3%も増加しており、SDGsへの意識が拡大している証拠です。

企業がSDGs活動を行うメリット

 

企業がSDGsについて積極的に考えて活動を実施すると、様々なメリットが得られます。

SDGsに取り組んでいる会社として信用度が高まる

SDGsは世界各国で共通している取り組みのひとつです。活動内容を具体的に公開すれば、世間からの信用度がアップします。企業の信用度が高まれば従業員の意識にも変化が見られるだけではなく、取引先拡大にもつながります。

しかし、目標に対しては真摯に取り組まなければ信用度はアップしません。結果が伴わない活動であれば意味がなく、信頼を失うことにもつながるので注意してください。

認知向上や企業のイメージアップ

SDGsに前向きな企業はイメージが良くなります。それと同時に動画を見たユーザーや活動を知った個人から「SDGsに積極的な企業」として認知されるでしょう。認知に広がりがあればよりイメージアップを図れるので、採用活動にも良い影響が表れるはずです。

好印象な企業は世間からの信頼度がアップするため、「一緒に働きたい」と考える求職者の増加にもつながります。求人募集を出しても人材が集まらない企業や人手不足に悩んでいる企業は、SDGs動画を公開することで人材採用がプラスに働く可能性があります。

SDGsを考慮した商品・サービスという付加価値が付く

同じサービスや商品でもSDGsの取り組みによって生まれたものは、「SDGsを考慮した商品・サービスという付加価値」がつきます。近年は、テレビやネットなど様々な場所で「SDGs

の言葉を見かけるようになりました。

その結果、商品の購入やサービスの利用の判断材料としてSDGsを挙げる人も増えています。同じ商品を購入するなら、「SDGs活動に積極的な方を利用したい」と考える人もいるため、活動を動画で公開すれば売上げアップにもつながります。

また、SDGsをきっかけに商品やサービスを知るユーザーもいるので、より多くの人たちにアピールをするためにも、SDGs活動を動画で公開してみましょう。売上の増加や集客アップの効果が期待できます。

SDGs活動のPRに動画が最適である理由

 

SDGs活動をアピールする方法としては、Webサイトに掲載する方法や関連イベントの主催、SDGsビジネスの表彰制度に応募する方法などがあります。どれも注目を集める方法なので活用すれば企業の認知や商品の売上げアップが期待できます。

しかし、イベントの主催は企業によっては難しく、表彰制度はノミネートされなければ注目を集められません。Webサイトに関しては採用している企業も多いですが、ホームページまで誘導しなければ内容を見てもらうことも難しいでしょう。

ここでは、SDGs活動のPRで動画が最適だと言われている理由を解説します。

見てもらいやすいから

Webサイトに活動を掲載する方法は手軽にアピールできますが、文字ベースの資料だと「面倒」といった理由で読んでもらえないケースもあります。直接的なニーズもあまりないため、企業のSDGs活動について検索する方も少ないです。

しかし、動画であれば15秒から数分程度の動画で活動内容が視聴できるため、文字ベースの資料よりも抵抗なく見てもらえる可能性があります。動画であればSNSでの拡散も期待できるため、より多くの人々に企業の活動を広められます。

継続的な活用が可能だから

SDGs活動に関する動画を作成すれば継続的な活用が可能です。動画共有サイトやSNSでも発信でき、多くの人に知ってもらえる可能性があります。SNSによってユーザーの層には違いがあるので、ターゲットとしていた層以外の方にも活動内容を知ってもらえるチャンスです。

長期間情報を繰り返し発信すれば、ブランディング効果を高められるメリットもあります。展開するマスメディアに合わせて動画の制作や編集をしたい場合は、効果的な動画を作るためにも、専門の制作会社に相談して動画作成をしていきましょう。

イメージを伝えやすいから

動画であれば、文章や画像よりも多くの情報が伝えられます。文章のみであれば堅苦しいイメージもあり、伝えたい内容があったとしても伝わらない可能性があります。しかし、動画だと実際の活動内容を具体的に盛り込めるので、どういった活動をしているのか視聴者はイメージがしやすくなります。

アニメーションやイラストで表現することも可能となっており、抽象的なコンセプトもわかりやすく伝えることが可能です。

SDGs動画の作り方

 

SDGs動画の制作は専門の制作会社に依頼することになります。スムーズに制作するためにも、依頼する際のプロセスを確認してみましょう。

内容を明確化させる

制作会社に依頼をする前に予算・目的・納期の3つは明確化させることが大切です。予算については企業によって違いがあります。予算をどの程度動画制作に割けるのかあらかじめ社内で検討しましょう。

目的は動画制作をする目的です。目的によって動画の方向性や表現は大きく変わってくるため、依頼内容を明確化してから制作を依頼するようにしてください。また、「この日までに公開したい」と期日が決まっていれば、間に合わせるためにも忘れずに伝えましょう。

イメージどおりの動画を制作してもらうためにも、資料や参考動画を準備しておくのがおすすめです。よりスムーズに依頼ができ、満足のいく動画の完成が期待できます。

動画制作会社に依頼する

動画制作会社といっても世の中には豊富にあります。イメージどおりの動画を作るためにも、複数の業者に相談することが大切です。

また、SDGsに関する動画なので、SDGsへの理解度の高さやSDGs動画制作のノウハウも求められます。SDGs動画を制作した実績が豊富な会社であれば、より安心して依頼できるでしょう。

候補が決まれば打ち合わせを実施し、具体的な内容を提案してもらいます。イメージどおりの動画が完成するよう、不明な点や疑問があればすぐに相談し、提案内容に不満があれば都度伝えることが大切です。依頼した際の流れとしては以下のように進んでいきます。

①ヒアリング

②企画

③シナリオ制作

④映像制作

⑤納品

納品後の修正依頼は別途料金が必要になる会社が多いです。予算内で制作するためにも、イメージと異なる部分があれば、企画やシナリオ制作、映像制作の時点でしっかりと伝えていきましょう。制作会社によっては効果測定を実施するところもあるため、アフターフォローに関してもチェックすることが大切です。

補助金・助成金制度を活用する

SDGs活動の動画を制作したいと考えても、費用の問題から躊躇してしまう企業もいるはずです。そんな時には、国や自治体が設けている補助金や助成金制度を活用して費用を抑えましょう。

例えば、鹿児島県にある志布志市では、市内にある企業の人材確保や認知度向上を目的とした動画制作費の一部補助を行う「企業魅力発信動画制作補助金」を実施しています。動画制作にかかる経費が対象となっており、限度額は10万円です。

三重県伊勢市でも「地元企業就職PR動画制作補助金」として人材を確保するための動画制作にかかる費用を一部補助してくれます。企業のある自治体に制度がないか確認し、対象に当てはまった場合は申請を行ってみましょう。

SDGs動画制作費用の相場は?

 

ここからは、SDGs動画制作にかかる費用の相場を確認していきます。

一般的な動画の費用相場

SDGs動画制作は企画・撮影・編集と進んでいきますが、一般的な費用の相場は100万円程度です。しかし、動画の内容を実写にするかアニメーションにするか、演出方法や長さによっても金額は変動します。実写の場合、撮影が必要になるので、機材や必要となるスタッフの数、撮影の日数によって費用が異なります。もちろん、大掛かりな撮影になれば費用も大幅にアップするので注意しましょう。

最低限のクオリティの動画の費用相場

最低限のクオリティで動画制作をしてもらいたい場合の費用としては、30万~40万円ほどが相場となっています。アニメーションの場合であれば、動きの繊細さによって費用が変動します。

大雑把な動きでも問題なければ、コストを抑えて制作することは可能です。予算に応じてどの程度のクオリティで動作が作成できるのか、制作会社に相談してみましょう。

高いクオリティの動画の費用相場

クオリティの高い動画を制作した場合、費用は200万円以上になります。撮影をする日数の確保やスタッフの数、編集をする日数も多くなるため、費用が高くなってしまいます。

特に芸能人といった役者を起用した動画制作であれば、出演費用を支払う必要があるため、起用する人によっては費用が大幅にアップする可能性もあります。費用を少しでも抑えたい場合は、自社の社員を起用するといった対策が必要です。

動画制作にかかる費用については、下記のリンクもチェックしてみてください。

関連リンク

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企業のSDGs動画事例をカテゴリー別に紹介

 

SDGs動画事例は、いくつもあります。続いては、企業のSDGs動画にはどのような事例があるのか、カテゴリー別にご紹介します。

関連リンク

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物語性のあるSDGs動画

吉本興業株式会社(テーマ:海の豊かさを守ろう)

 

吉本興業株式会社が公開しているSDGs動画で、『空飛ぶレジ袋』というタイトルです。「海の豊かさを守ろう」がテーマになっています。

レジ袋が楽しそうな雰囲気で空を飛んでいるシーンからスタートしますが、徐々に海へと移り変わっていきます。レジ袋が海に入り、海洋生物たちを危険にさらしていることを伝える描写が印象的です。最終的には、カメがレジ袋を食べてしまうというネガティブなシーンも映り、視聴者に対して大きなインパクトを与える構成になっています。

ただSDGsに関する取り組みをしていると伝えるだけではなく、視聴者に興味・関心を持ってもらえるようなメッセージ制の強さがポイントです。環境問題に対して目を向ける重要性を訴えかけてきます。

ソニー株式会社(テーマ:自然環境やフードロス、教育など)

 

ソニー株式会社が公開しているSDGs動画で、『Small Smurfs, Big Goals – 「持続可能な開発目標(SDGs)」啓発キャンペーン【ソニー公式】』というタイトルです。自然環境やフードロス、教育などがテーマになっています。スマーフたちがSDGsに取り組んでいる様子が描かれています。

音声はすべて英語ですが、フルアニメーションの使用や音声に合わせた日本語字幕の表示などで理解しやすい構成になっているのが特徴です。中高生でも理解しやすい内容です。動画の尺も約1分と視聴しやすくなっています。

動画の最後では、「世界を変えるのは君の行動だ」という大きなメッセージが訴求されています。自社の取り組みをアピールするのではなく、キャラクターがSDGsに関する取り組みを行うことで、視聴者が親しみを持てるのがポイントです。

株式会社たき工房(TAKI SMILE DESIGN LABO)×ちょんまげ隊(テーマ:貧困や教育)

 

ネパールのラムチェ村が舞台になっているSDGs動画で、『lalaの木』というタイトルです。現地で支援を行っている日本人にインタビューをしながら制作された動画になります。テーマは貧困や教育です。

ラムチェ村の学校では美術の授業がなく、色を使ったことがない子どもたちばかりです。そこで企画者は、子どもたちとカラフルなモニュメントを作ろうと考えます。それが「lalaの木」です。

「lalaの木」が完成するまでの様子をタイムラプスで撮影し、子どもたちが笑顔になっていく様子が映し出されています。SDGsが笑顔を生むということ、海外の現状を知ってもらうとなどがメッセージです。海外の現状やSDGsについて考えるきっかけになる動画です。

パーソルグループ(テーマ:雇用の創造、人々の成長、社会貢献)

 

パーソルグループが公開しているSDGs動画で、『もしも他人のように自分を見れたなら・・・』というタイトルです。テーマは、雇用の創造や人々の成長、社会貢献です。

2030年に向けて「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンを掲げた取り組みを行っています。この動画では、自己実現やライフスタイルに合わせた働き方などが求められるようになっている現代社会の様子を描いています。自分自身と向き合うこと、働くこととその周辺にある選択肢・可能性に気が付いてほしいことがメッセージです。

人や社会の役に立っていると実感できる瞬間は様々です。誰もがそのような感情を持てる社会を目指せるのが理想であることが伝わってくる構成になっています。

コンテストに入賞したSDGs動画

黒川温泉観光旅館協同組合(テーマ:働きがいも経済成長も、住み続けられるまちづくりを、陸の豊かさも守ろう、パートナーシップで目標を達成しよう)

 

黒川温泉観光旅館協同組合のSDGs動画で、『YUAKARI 里山に希望のあかりを灯し続ける』というタイトルです。温泉街で行われるイベント・湯あかりを紹介する内容で、「働きがいも経済成長も」「住み続けられるまちづくりを」「陸の豊かさも守ろう」「パートナーシップで目標を達成しよう」の4つがテーマになっています。第2回 SDGsクリエイティブアワードではANA賞を受賞しました。

イベントで使う竹灯籠を作る時、竹を伐採するだけではなく、景観の維持を考えて植木をしたり、竹の再利用を行ったりしている様子を映し、SDGsとつながりがあることを紹介する内容です。地元住民が環境保護活動に力を入れている様子が映し出されています。イベント成功に向けたパートナーシップも垣間見ることができます。

力を合わせて何かを成し遂げることの大切さも伝わってくる動画です。

NGO LOOB (テーマ:パートナーシップで目標を達成しよう)

 

NPO法人 LOOB JAPANのSDGs動画で、『ごみはポップな宝物! プラスチック汚染のない世界に向けて 海を越えてグローバル・パートナーシップ』というタイトルです。テーマは「パートナーシップで目標を達成しよう」になります。SDGsクリエイティブアワードGOLD AWARDで大和証券グループ賞を受賞しました。

SDGsは、世界共通の目標なので国という枠組みに捉われない取り組みが重要だと伝えています。フィリピンで貧困支援活動を行っているNPO法人 LOOB JAPANが廃棄物のリサイクルアップについて紹介する内容です。

国際的なパートナーシップを充実させることはもちろんですが、取り組みによって貧困や海と陸の豊かさに目を向けたり、消費活動を見直したりするきっかけになります。

魚町商店街振興組合(テーマ:質の高い教育をみんなに)

 

魚町商店街振興組合のSDGs動画で、『学びの先に』というタイトルです。テーマは、「質の高い教育をみんなに」です。第1回 SDGsクリエイティブアワードでSDGsクリエイティブアワードGOLD AWARDを受賞した動画になります。

SDGs推進に向けた世界のモデル都市である北九州市がアジア初のOECD(経済協力開発機構)に選定されたことを機に、魚町銀天街ができるSDGs活動について考えるようになったと言います。持続可能な街づくりにつながるのは、地域の人が伝えてきた歴史や文化、知識などです。それらを大切にした教育を意識した街づくりの様子が映し出されています。

廃棄食品レストラン Instock(テーマ:つくる責任、つかう責任)

 

廃棄食品レストラン InstockのSDGs動画で、『アムステルダム発「一流シェフが腕をふるう」廃棄食品レストランInstock』というタイトルです。テーマは、「つくる責任、つかう責任」です。第1回 SDGsクリエイティブアワードでANA賞を受賞しています。

アムステルダムでは、地球環境と経済両面で持続可能な発展を行うサーキュラー・エコノミーが推進されています。その取り組みで注目されているのが廃棄食品レストランInstockです。インタビュー形式の内容で、日本でもSDGsの考え方を広めるために知っておきたい取り組みです。

海外で行われているものですが、具体性が高いのでイメージもしやすいです。理解を深めるためにも最適な題材と言えるでしょう。

企業のサービスとSDGsを関連付けしている動画

SGホールディングス(テーマ:健康と福祉、エネルギー、まちづくりなど)

 

SGホールディングスのSDGs動画で、『SGホールディングスグループ SDGs紹介動画』というタイトルです。排気ガスが出ない自転車を使った配送について紹介しています。「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を目指すことにより、ブランディングにつなげています。

物流会社の社会適任として、健康と福祉、エネルギー、まちづくりなどに関する取り組も行っていることも動画内で紹介されているのです。そのため、どのような取り組みを行い、社会貢献しているかが伝わってきます。

イラストで紹介されているので、言葉では伝わりにくい部分が解消されているのがポイントです。音声なしの映像だけでも動画の内容を理解できる構成になっています。

サントリーホールディングス(テーマ:環境問題)

 

サントリーホールディングスのSDGs動画で、『SDGs「目標12」達成に向けたサントリーの取り組み~ペットボトルからペットボトルへの再生編~』というタイトルです。環境問題にフォーカスしています。ホワイトボードアニメーションを採用している点も、注目すべきポイントです。

ペットボトルの有用性を維持しつつ、地球環境に対してネガティブな影響を与えないような生産体制になっていることを解説しています。「2030年までに石油由来原料の新規使用ゼロを目指す」など、企業としての目標も明確になっています。ホワイトボードアニメーションを採用しているので、難しそうな内容でも親近感が湧きやすいのがポイントです。

株式会社日本旅行(テーマ:教育旅行)

 

株式会社日本旅行のSDGs動画で、『【日本旅行】Tourism for Tomorrow~SDGsの取り組み~』というタイトルです。株式会社日本旅行は、旅行の観点でSDGsに関する取り組みを行っています。この動画は、教育旅行(学びの場をつくる旅行)を取り上げいて、その様子を紹介しています。

教育旅行の一貫として修学旅行生がビジネスカンファレンスに参加し、日本旅行の社員とともにSDGsの取り組みについて議論を行う様子が映し出されるのがポイントです。視聴者に対し、社会的責任を持った取り組みを行っているとアピールできる内容になっています。子どもたちから得られることもあるため、SDGsに関する取り組みに磨きがかかり、同業他社の見本になる可能性もあるでしょう。

吉本興業株式会社(テーマ:SDGsの普及)

 

吉本興業株式会社のSDGs動画で、『ブラックマヨネーズ・吉田×千鳥・大悟「ポテト」篇【SDGsについて考えはじめた人々】』というタイトルです。この動画は特定の項目を紹介しているのではなく、SDGsの普及が目的となっています。モノクロ映像で15秒という非常に短い動画ですが、「思いやりを、地球の裏側まで」という強いメッセージが伝わってきます。

お笑い芸人など知名度が高い人材を起用し、SDGsをよく知らない層にもアプローチできます。SDGsがより身近に感じられるでしょう。

東京ガス株式会社(テーマ:環境に優しいまちづくりなど)

 

東京ガス株式会社のSDGs動画で、『SDGs達成に向けた東京ガスグループの取り組み』というタイトルです。東京ガス株式会社は、東京都都市部と隣接する地域でガスを提供している会社です。この動画は、モノクロのイラストと実写の手を組み合わせた動画になっています。

イラストにタッチと演出により、ポップな印象に仕上がっています。絵やデザインだけではなく、動きを加えることで視聴者の印象にも残りやすくなるのです。伝えたいメッセージも明確になっていて、東京ガス株式会社が環境に優しいまちづくりを目指していることがわかります。

SDGs動画作成のコツ

 

視聴者に向けて活動内容をわかりやすく伝え、興味を惹くようなSDGs動画を制作するためにも、以下の4つのポイントを意識することが大切です。

メッセージは1つに絞ること

動画を制作する場合、伝えたい内容を一気に詰め込みすぎるとわかりにくい動画になってしまいます。視聴者にインパクトを与えて記憶に残りやすい動画を作るためにも、伝えたいメッセージは1つに絞りましょう。

SDGs動画であれば、活動をしている全項目を取り上げるのではなく、1つや2つに抑えて作成してください。17の目標のうち、いくつかの目標に合わせて活動を実施している場合は、活動ごとに動画を制作するとメッセージも伝えやすくなります。

動画にはストーリー性を持たせることが重要

YouTubeやニコニコ動画など、動画を視聴できるサイトは複数あります。中でもYouTubeを活用して企業のPR動画や商品の紹介動画を制作する企業は増えており、短い動画でも最後まで視聴されないケースは多いです。視聴者に最後まで動画を見てもらうためには、飽きさせない動画作りや興味を抱く動画作りが大切です。

少し見ただけでも興味を惹く動画としては、動画にストーリー性を持たせることが有効です。「どうなるんだろう」「続きが気になる」と関心を持ってもらえれば、最後まで視聴してもらえます。

製品やサービスに紐づけすると効果的

自社で取り扱っている製品やサービスをSDGsに結び付けられないことに悩む企業もいます。イメージアップとして、労働問題や環境問題に取り組んでいたとしても、製品やサービスに紐づけられなければ購買意欲の向上は見込めません。

なぜ活動が大切であるのかをしっかりと関連付けて制作をすることが大切です。SDGs動画制作の実績が豊富にある会社に依頼をすれば、こうした悩みも解決できるはずです。

配信する媒体を複数の中から選択する

SDGs動画は、以下の媒体での配信が可能です。

・自社のホームページ

・自社のYouTubeチャンネル

・自社のSNS

・第三者メディア

既存のクライアントやお客様に動画を視聴してもらいたい場合は、自社のホームページに掲載するだけで多くの方々に動画を見てもらえます。

しかし、まだ自社の製品やサービスを知らない潜在顧客へアプローチしたい場合は、YouTubeチャンネルやSNSに掲載すると、より多くの方々に動画を視聴してもらえます。

SNSに関しては種類ごとに利用するユーザーの年齢層に違いがあるので、ターゲットに合わせた媒体を選ぶことが大切です。

動画制作・映像制作ならGJCへお任せください

 

SDGs動画を制作してくれる会社は複数あります。どの会社に依頼をすればいいのか悩んでしまう企業の方もいるでしょう。動画制作・映像制作会社のGJCであれば、費用・品質・成果の全てで満足できる動画の制作が可能です。

GJCでは、安いものであれば3万円~動画を制作しています。コストパフォーマンスは業界でもトップクラスで、お客様満足度も96%と高水準です。企画や構成に関しては、無料で実施しており、修正も無料で行っています。

実写やアニメーション、CGなど、動画表現のプロフェッショナルによる動画制作が可能なので、興味があれば下記問い合わせフォームよりご相談ください。

まとめ

 

SDGs活動に取り組む企業が増えています。活動の内容を動画で公開すれば新しいビジネスの創出につながる可能性があり、自社ブランディングの向上にも役立ちます。

企業にとっては多くのメリットがあるので、SDGs動画制作について検討する場合もあるでしょう。制作の際には、今回ご紹介した事例や動画制作のコツを参考にして制作会社への依頼を検討してみてください。

 

Members制作メンバー

早いレスポンス、心地よい対応、高い専門性で
お客様と一緒に制作を進行していきます。

  • 手塚 康司
    代表取締役
    手塚 康司

    顧客ファーストの制作サービスとマーケティング的観点から制作する動画をぜひ体験してください。

  • 鬼塚 智己
    クリエイティブ・ディレクター
    鬼塚 智己

    顧客の課題解決を第一とし、映像、デザイン、ビジネス視点を組み合わせたアプローチでゴールを目指します。

  • 平原 昌樹
    撮影技術責任者
    平原 昌樹

    予算が限られたなかでもハイエンドの撮影機材を使ったような撮影効果を出す方法を提案。価格以上の撮影クオリティを実現します。

  • 藤田 秀幸
    営業・制作進行責任者
    藤田 秀幸

    お客様の動画に対する要望を最大限実現するため、最適なお見積りとご提案、スムーズなプロジェクト進行でサポートします。

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